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赤城山に登ろう 〜 朝香嶺、長七郎山

雨に歩けば。

2024年7月24日(水)
群馬県…前橋市/桐生市

「夏山行こうぜ!」と今回も尾瀬の至仏山に登る計画でしたが、お天道様はご機嫌斜めのご様子です。
天気予報は前日まで二転三転し、昨夜からポツポツと雨が降っていました。
雨の至仏山に登っても少し心残りですからね、と言う訳で今回は赤城山で山遊びとなりました。
小雨が降ったり止んだりでしたが、小沼から流れ出る粕川源頭部の"銚子の伽藍"では山峡の涼に癒され、静かな雨中散策を楽しむ事が出来ました。

🌦️雨のち曇り 🌀軽風 🕟4h18m
🐾15,518歩 9.25km ⇅430m
♨️富士見温泉 見晴らしの湯 ふれあい館 520円

8:20 小沼駐車場⇒朝香嶺⇒軽井沢峠⇒牛石峠
⇒牛石山⇒銚子の伽藍⇒横引き峰⇒茶ノ木畑峠
⇒長七郎山⇒小地蔵岳⇒小沼駐車場 12:38

赤城山に向かいながら「これじゃ中止かなぁ」と悩みましたが、行ってから決めようと車を走らせました。
小沼の駐車場に到着も霞に囲まれていて、雨混じりの冷風が吹きつけてきます。
大雨にはならなそうだし、せっかく来たのだから雨のハイキングを楽しみましょうかね。

8:20
小沼駐車場
Let's go!

小沼の駐車場には数台の車があるだけでした。
パラ、パラと小雨の中、傘を差してスタートしました。
樹林帯に入れば、雨は気になりませんね。
笹の小径を歩いて朝香嶺に向かいます。
地味なコースなだけに整備が行き届かない様です。
朝香峠の分岐は左へ進みます。
ホイ、ホ〜イ

8:37
朝香嶺あさかみね 1528m
山名の由来としては昭和三年八月三日に朝香宮殿下乗馬の儘御登山の記念として御名称を拝受して命名したという事だそうです。

樹林帯のピークで朽ちた山名板があるだけでした。
さて、朝香峠まで戻って先に進みましょう。
血の池はすっかり干上がっていましたね。
ホイサッサと
何やら建設中で散策道は通行止めになりました。
迂回路から県道16号線に出て車道歩きとなります。
牛石峠から山道に入りますよ。
山道の脇に日本武尊伝説が伝わる"牛石"があります。

9:36
牛石山うしいしやま 1442m
東屋の建つ疎林のピークで、展望はありません。

東屋のベンチは壊れていて座れませんね。
展望の岩場にちょっと寄り道してみましょう
眼下に粕川の渓谷を見下ろします。
⚠️転落に注意しましょう。
アンテナの建つ地蔵岳から朝香嶺、長七郎山が見えました。
ミヤマニガイチゴ
谷の下に銚子の伽藍が見えてきました。

9:55
銚子の伽藍がらん
見ごたえのある見事なゴルジュ地形です。
しばし、山峡の涼に癒されましょう。

⚠️転落注意‼️
うわぁ、吸い込まれそうだねぇ。
さて、銚子の伽藍から横引き尾根に上がります。
ヤマホタルブクロ
ホイサッサ
色づくナナカマドが美しいですね。
春の横引き尾根は咲き誇るツツジが見事です。
特に五葉躑躅が素晴らしいですよ。
おおさる山乃家に至るつつじが峰通りは通行止めでした。
(2024年7月24日現在)
横引き尾根から前橋の市街地を望みます。

10:30
茶ノ木畑峠

茶ノ木畑峠からオトギの森へ向かいます。
パラパラと雨が降ったり止んだりでした。
誰にも会わず、静かな山歩きです。
小沼への分岐から長七郎山へもうひと頑張りです。
ホッホッホッ
ノリウツギ
長七郎山からハイカーさんがちらほらと降りてきました。
山頂は少しは賑わってるかな?

11:08
長七郎山ちょうしちろうやま △1579.1m
数組のハイカーさんがのんびりと休憩中でした。

チダケサシ
曇天空で展望はいまひとつですが、腰を下ろして一休み。
荒山の向こうに浅間山が霞んでいます。
さてさて、ランチタイムを楽しみましょう。

12:00
下山開始
さほど、雨に振られずに良かったです。
かえって気温が上がらずにのんびりと過ごせました。

下山に向かうと袈裟丸連山から皇海山が良い眺めで、
左奥の日光白根山には雲がかかっていましたね。
気持ち良いねぇ♬
分岐を右に進み、小地蔵岳に寄り道してみましょう。
樹林帯の中で展望はありません。
小沼への道に戻り、駐車場へ向かいます。
てくてく
"オトシブミ"が一つ二つと並んで落ちていました。
展望の尾根から駒ヶ岳、黒檜山を望みます。
フムフム🤔

12:38
小沼駐車場
小沼に向かう観光客の方が多く見られました。
皆さんそれぞれに避暑を楽しんでいる様です。

駐車場には車が多く、観光バスが二台も停まっていました。

休日の度に天気がいまひとつです。
愚痴ってもしょうがないけどさ、短い夏が終わる前にまだまだ夏山を楽しみたいですね。

#421《おしまい》

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