黒湯山、御飯岳に登ろう
春雪が消える前に。
2023年4月11日(火)
群馬県吾妻郡嬬恋村/長野県上高井郡高山村
ぐんま県境稜線トレイルの万座・志賀高原エリアでは毛無峠から渋峠の間の行程のほとんどが車道歩きになっています。
将来的には県境の尾根通しでトレイルが整備されるかもしれませんが、今のところそういった話は耳にしませんね。
どうもスッキリしないので、残雪期ならば県境を辿れるだろうと昨年万座山から黒湯山への縦走にチャレンジしましたが、万座峠でタイムアップとなりました。
今回は万座峠から黒湯山、御飯岳と残雪を辿って県境の尾根を歩いてきました。
黒湯山の稜線は雪解けが早く、背丈を越える笹の薮漕ぎが続いて気持ちが折れそうでしたが、御飯岳は十分な積雪で快適な雪山歩きを楽しめました。
☀️晴れ 🌀平穏 🕖6h51m
🐾23,631歩 14.4km ⇅720m
♨️万座温泉 日進館 1,000円
🚗万座ハイウェー 1,070円
6:20 万座住民センター⇒万座峠⇒P1838
黒湯山⇒P1899⇒御飯岳⇒県道466号牧千俣線
P1838⇒万座峠⇒万座住民センター 13:11
今年の県道466号牧千俣線は4/26(水)に冬季閉鎖が解除になります。
当初は県道の冬季閉鎖が解除された後に車で万座峠まで入りサクッと歩く計画でしたが、今年は山間部の融雪が早いので、それでは間に合わないと思い慌てて出掛けてきました。
今日は良い天気になりそうで、気分は上々です。
6:20
万座住民センター
出発〜!
6:42
万座峠
7:44
P1838
万座峠から強引に県境を突破してきましたが、ここで一旦車道に降りて、除雪車の先から再び県境を辿ります。
8:24
黒湯山 △2007.2m
ちょいと小話を一つ!
全国で2007mの△三角点峰は黒湯山の他にはないそうです。
三角点峰にこだわらずとも、その年の標高の山を目指して遠出する人も多いでしょう。
黒湯山は2007年に嬬恋村観光協会を中心に登山道を整備してアピールしたみたいですが、整備したのはその一年だけだった様です。
再び薮山に戻ってしまった黒湯山の山行ブログはほとんどが残雪期のものです。
ぐんま県境稜線トレイルがその頃の開通だったら、今でも登山道があったかもしれませんね。
9:35
P1899 群馬県/長野県
10:28
御飯岳 △2160.4m
ヤッホッホー!
やったぜぃ🙌🏼
2015年以来、二度目の登頂となりました。
風は穏やかで、気持ちいい展望が広がります。
山頂は笹薮に囲まれて展望はいまひとつだった印象でしたが、積雪期はなかなか良い雰囲気です。
除雪車が動いている様です。
ゴーン、ゴーンと大きな音が御飯岳の山頂まで聞こえてきました。
のんびりと休めたし、そろそろ帰りましょうかね。
11:20
出発〜!
11:46
P1899 群馬県/長野県
12:42
万座峠
13:11
万座住民センター
よしっしゃ〜!
県境歩きは無事に終了となりました。
黒湯山の稜線は融雪が早かった様で、笹の薮漕ぎが酷く心が折れそうでしたが、後戻りしても同じ事と何とか踏ん張りました。
例年ならば林道開通後のGWの頃までは雪の県境稜線を歩けると思いますが、やはりその年の積雪の量によりますね。
このエリアの残りの熊四郎山から渋峠までの県境はいつかやらねばな!
#390《おしまい》