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必殺技ばかりを求めたかつてのぼく
かつてのぼくは、正直《必殺技を求めて》北のセオリーを実践し始めました。《必殺技を求めて》銀行融資獲得に乗り出してしまったのです。
軍師孔明さんからファーザーの戦略術についてお話を伺い、 ぼくはすっかり・・・さも自分のレベルが上がったかのように感じてしまいました。実際のところは、話を聴いただけ。それも、上部だけの理解をしただけ。。。
ただし、孔明さんには、当然そんなことはお見通し。『まずは小さく。融資を獲得できたとしても、変なことに使うんじゃない!!!』と釘を刺されていました。
もし、あの念押しがなかったら、ぼくは今頃・・・
飛んでイスタンブール・・・になっていたかもしれません。
ぼくの問題はなんだったのか?ファーザーの戦略術を聞いて、ただすげーーーと思ったこと?その後にすぐには動けなかったこと?そもそも実力不足。全部問題ではあるのですが、《必殺技を求めて》という部分は、かなりまずかったですね。。。
お金の世界で《必殺技を求めて》いるということは、
簡単に言えば《楽して稼ぐ方法を知りたい》ということ。
意味のない努力をする必要はないと思いますが、必要な努力まですっ突ばして、『楽して』『結果だけくれ』というのが、《必殺技を求めて》という言葉の真実なのだと思います。
これって例えていうなら、
・練習もキャッチボールすらしたくないけど、甲子園に出場したい!
・コツコツと勉強したくないけど、東大に入りたい!
なんて言っているのと同じこと。普通に考えておかしいですよね。そんな魔法のようなことは世の中、起こっていないわけです。だから、《必殺技を求めて》たり、《魔法のような夢物語》を追い求めている限り、現実は変えられません。
類にもれず・・・《必殺技》ばかりを求めていたぼくの・・・唯一良かったことは、小さい頃から野球をやっていて、監督にボコボコにされ、先輩にボコボコにされ。マネージャーには愚痴を言われまくり。自分の自我なんてミジンコレベルだと矯正され《素直な心》だけは育まれていたこと。
それでも・・・ファーザーには、『お前は顔が固くて嫌いや!』と言われ、ヒロさんには『考えが甘すぎて話にならん』と言われ、孔明さんには『ミスタMは顔が典型的なヤンキー顔』なんて言われ・・・。
えへへ・・・と苦笑いを浮かべ、心では涙を流しながら、自分を変えたいと試行錯誤を繰り返して、ようやく最近、スタートラインに立ったぐらい。
これを遠回りだと考え、また《必殺技》を求めるのか?ぼくにとっては全てが必要なことで、『素直に自分を変え』しっかりと未来に生かすことを考えるのか?どちらがいいかは、火を見るより明らかですよね。
北のセオリー準備編!具体的なノウハウ云々の前に、正直な意見として。まずは《必殺技を求める》のは捨て、地味だけど、本当に大事なことに目を向けるマインドが必要だと思っています。
(写真)スケボーが大好きな息子。息子と共に、プロスケートボーダーとして生きるということは、どういうことかを一緒に考える!!!