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服作りの趣味を仕事にしました。
わたしは服を作ってcreemaやminneなどで販売しています。
会社員を辞め、それだけでご飯を食べ、住宅ローンを払い、好きな本や服も買っています。
本屋に行くと「趣味を仕事に」的な本がたくさん見つかりますよね。
webで検索しても同じくたくさん出てきます。
「でもほんとに出来るの?」
「趣味を仕事にしたらいやにならないかな?」
そう思う方に
"私が趣味を仕事にするまで"と
"趣味を仕事にして良かった"事をお話しします。
服作りの前に服が好きだった
小さな頃からオシャレが好きだった。
「カッチン留め」ってご存知でしょうか?
髪を挟んでぱちっと留めるピンですね。
可愛いモチーフがついてるのでたくさん持っていました。
それを私は幼稚園に行く時、頭に5個も6個もつけて行っていました。
おしゃれ。
かどうかは別として、着飾るのが大好きな子供でした。
服もたくさん欲しかったのですが、けっして裕福でない家庭ではそうそう買ってもらえるわけでなく。
少し大きくなってからは、母親のお下がりをもらうのが楽しみに。
昔は季節ごとに"衣替え"をしていました。
今使うものはタンスに。
それ以外は押入れに。
考えたら衣替えの時に衣服を整理していたので昔は断捨離を普通にしていたのですね。
そんな衣替えを母親がする日は、何か貰えるぞとワクワクしてたのを思い出します。
ちょっと大きめでダサくても嬉しかったなー。
初めてワンピースを作ったのもこの頃。
夏休みの自由研究で簡単なワンピースを作りました。
母親から教えてもらいながらワンピースができた時、『自分で服が作れるんだ』と感激したのを覚えています。
毎日服を作っていた主婦の時代
それから結婚をし子供が生まれると自然と子供服を作るようになりました。
ちっちゃくてすぐ出来るし何より可愛いので、ココから私は服作りにハマります。
初めの子が男の子でしたが、可愛い女の子の服が作りたくて二人目は女の子を熱望。
熱望の甲斐あって(笑)女の子が生まれ、次に男の子と三人の子供の世話に追われながらもお揃いの服を作ることに喜びを感じていました。
そうなると次第に自分の服も作りたくなるもの。
そうやって専業主婦時代は家事と子育てと服作りに明け暮れていましたね。
ただこれを仕事にしようとは微塵も思わなかった時代です。
ハンドメイド販売ができるminneを知る
時は経ち、子供が巣立ってゆきやっとゆっくりと好きなことができるようになりました。
普通に会社員として働いていたある時ふと”minneというハンドメイド品を販売できるサイト”の存在を知りました。
このころの私は『会社員辞めたいな』『自分で仕事したいな』と常に思っていて模索をしていました。
それでもこの時に『これを仕事にしよう!』とは思わず。
『ふーん面白そう』くらいでしたね。
本当になんとなくはじめたのですが。
始めた理由はおそらく
・服作りが好きだった
・作った経験があった
・コストがいらない
それだけだと思います。
ところが初めてから『これはいけるんじゃないか』と早くに確信しまだ収入が10万いくかいかないかのうちに会社を辞めています。
実際専業になってから初月に会社員時代の収入くらいになり、その後も収入は順調に増えていきました。
趣味を仕事にしたらノンストレスでした。
これは以前にも書きました。
仕事をしたくない日はやっぱりあります。
特にフリーランスで誰にも管理されていないのでやらなければやらなくていい。
そんな時でも手を動かしさえすればまた始めてしまうのが趣味を仕事にするいいところ。
私の場合はたまたまminneというプラットフォームがあったので良かったのでしょう。
でも好きでやっているとどこからかそんなものが見つかります。
偶然目に入るし、趣味を知っている周りの人も「こんなのあるよ」と教えてくれます。
がっつりと「これを仕事にしたい!」と気合をいれて準備してやるのもいいけど。
気負わず始めていけるのは趣味だから。
仕事に出来なくてもそのまま趣味で続けていけばいいしね。
それぞれにやっていることも事情も違うので参考にはならない部分も多いと思います。
でもこれだけは言えますが、”儲かるから”ではなく”好きだから”の方が収入に続く道はたくさんあり比較的楽に進みやすいものなのです。