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モーヴ街のクリスマス 2024|参加者紹介
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本展参加アーティスト・エッセイ執筆者、
総勢20組のご紹介です。
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|絵画2点・こけし2点発表|
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Halmes & Moppetson のクリスマス
「 ホワイトクリスマス」
(2024年・新作)
金田アツ子|画家 →X
絵を描いて、個展やグループ展などで時々発表しています。静かな喫茶店とピアノの音が好きです。
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|絵画2点発表|
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(2024年・新作)
くるはらきみ|画家・人形作家 →X
東京生れ。幼い頃より自然のある場所に憧れる。大学では油彩を専攻しながら独学で人形制作を始める。2000年に長野県に移住。季節の移り変わりを身近に感じながら制作活動をしています。くるはらきみ & 影山多栄子二人展《夏の夜》(2019年・霧とリボン)ほか、個展、グループ展多数。
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|イラスト4点発表|
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(2024年・新作)
しらとあきこ|イラストレーター →X
うさぎをこよなく愛すイラストレーター。専門誌表紙および装画、商業商品のイラストほか幅広く手がける。2024年3月『うさぎになった日』(文/村中李衣 世界文化社)の装画で児童書デビュー。定期的に個展、グループ展でオリジナル作品を発表。
Instagram|@akiko.shirato
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|詩集1タイトル発表|
|エッセイ3篇発表|
(詩集紹介エッセイ)
(「西山あき」「Belle des Poupee」作品エッセイ)
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『ANAMNESIAC [アナムネージアック]』
(2024年・新刊)
高田怜央|詩人・翻訳家 →Linktree
英国スコットランド育ち、上智大学文学部哲学科卒。バイリンガル詩作および日英双方向の翻訳を行う。詩集に『SAPERE ROMANTIKA』、写真家・遠藤祐輔との共著『KYOTO REMAINS』、作家・川野芽生とのZINE『黎明通信』など。翻訳にヴィム・ヴェンダース監督作『PERFECT DAYS』、CHANEL 2023/24 Cruise Collection『TOMORROW ELECTRIC』、田口犬男「エミリー・ディキンスンからの電話」(MONKEY 英語版 Vol.5)など。2024年11月、第二詩集『ANAMNESIAC』刊行。
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|イラスト6点発表|
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(2024年・新作)
西山あき|イラストレーター →Instagram
ちょっと日常から抜け出して古い扉を開けると、小さな舞台の幕が上がります。登場人物は大抵女の子や動物たち…温かみのある色彩で、ちょっと懐かしいメルヘンな世界を描いています。
クラシックな喫茶店で過ごす時間、他愛もないおしゃべり、小道を散歩しながら…ふとした時にメルヘンのかけらを見つけます。古いモノやガラクタにときめきます。
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|絵画2点発表|
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(2024年・新作)
樋上公実子|画家 →HP
東京生まれ。関西学院大学ドイツ文学科卒業。個展、企画展で作品発表。絵本、書籍装丁画、 パッケージイラストも手がける。代表作に『バンビと小鳥』(ポプラ社)、『人魚の見る夢』(ステュディオ・パラボリカ)、『おとぎ話の忘れ物』(文・小川洋子/集英社・ポプラ文庫)など。
Instagram|@kumiko.higami
X|@kumikohigami
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|イラスト2点・エッセイ1篇(自作解説)発表|
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(2024年・新作)
フランスガム|イラストレーター →HP
小林晃(aki kobayashi)という名前で雑誌や書籍、広告などの媒体で活動しています。フランスガムという名の元に、展示や様々な創作活動を行っています。
あなたのすごく近くにあるかもしれないし遠くにあるかもしれない、どこにもないかもしれないしどこかにあるかもしれない世界、を創作しています。
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|布花アクセサリー・3点発表|
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ボアキャノチエ(ビオラ)
(2024年・新作)
Belle des Poupee|アクセサリーブランド →HP
花びらの型の作成から染め、形成まで全てオリジナル・手作業の布花と、シルク等の上質なリボンを使用し、アンティークを意識したデザインのヘアアクセサリー中心のブランドです。日常を楽しむためのアクセサリーから、特別な日の装いまで。
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|アームコルセット1種・レース色違い2点|
|エッセイ1篇(自作解説)発表|
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密かな花束のアームコルセット
(2024年・新作)
massaging capsule|服飾ブランド →HP
1998年よりmassaging capsule名義にて服飾製作。 脆く傷付きながら懸命に自立する人物像をイメージし、そのような人たちが強くあるための殻としての服をデザインしている。ブランド名はE・ルッチオーニとマクルーハンの言葉に東京のイメージを重ねたもの。展示会や催事等参加多数。
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|絵画3点発表|
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(2024年・新作)
優|画家・イラストレーター →HP
主に透明水彩を使って、儚く刹那的な事象や感情を描き留めるように絵を描いています。
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|絵画1点発表|
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(2024年・新作)
横井まい子|画家 →HP
少年や少女の姿を通して自然や物語を絵に表したいと思い描いています。
個展 2018年マリアの心臓(銀座)、アサヒギャラリー(甲府)他、グループ展などで作品の発表をしています。
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|陶人形4点|
|ソフトビニール人形1種・複数点発表|
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(2024年・新作)
吉村眸|造形作家 →X
新潟県生まれ。2002年、独学で人形の制作を始める。東京学芸大学で美術教育・彫刻を学ぶ。日本創作人形学院で浦野由美に師事、ビスクドールを学ぶ。2013年、創作人形コンクールMIDOW展大賞受賞。
2021年より、ツバメトイでソフトビニール製の人形の制作を始める。石塑、塑造、ビスク、和紙や段ボール、針金、麻や綿など様々な素材を経て、現在は陶とソフトビニールを主な素材として制作している。
ツバメトイで制作しているソフビには、くまみみちゃん、あかちゃん地蔵、星の子ちゃんがある。くまみみちゃんはカプセルトイに採用され、2022年に「VAG(VINYL ARTIST GACHA) SERIES30 くまみみちゃんBABY.」としてリリースされた。
[主な企画展、個展]
2007年12月|個展「吉村眸人形展 the ivory gate 」Gallery MADO(東京 西荻窪)
2011年11月|個展「the ivory gate」木之庄企画 Gallery 156
2011年12月|「吉村眸×岡野茜二人展~flux:絶え間ない変化~」gallery re:tail (東京 吉祥寺)以降2015年まで毎年二人展開催
2014年8月|個展「八月のかくしあじ」 Gallery MADO(東京 西荻窪)
2015年7月|「ささやく森 横田沙夜 吉村眸二人展」パラボリカ・ビス(東京)
2016年5月|個展「芽吹く森の物語」 パラボリカ・ビス(東京)
2019年12月|個展「一角獣の夢」 ギャラリーアルカ(神戸)2022年まで毎年12月に同ギャラリーで個展開催
他、グループ展参加多数
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|書物 1タイトル|
|ミルフィーユ × 霧とリボン|
|コラボ・コフレ1種発表|
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(2024年・既刊)
ミルフィーユ|物語作家 →minne
2007年~自主製作本の発行。物語と装幀の両面から「居場所」としての本作りを目指しています。書店・雑貨店での委託販売、minneでの通信販売を行う傍ら、文芸イベントに多数出店。2017年~名古屋タカシマヤの催事に出品。2019年~ミルクホールにて個展開催。代表作に「闇夜色の書」「カルミラ族の末裔」「今はないあの場所」など。
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|ミルフィーユ × 霧とリボン|
|コラボ・コフレ1種|
|エッセイ1篇(自作解説)発表|
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パ・ド・ドゥ・コフレ
GISELLE
(20024年・新作装飾壜)
霧とリボン|Online Art Gallery・小間物ブランド →Tumblr
全ての人々が自身の感性に誠実に生きることができるよう、ショップカラーの「菫色/Mauve」に願いを込めて、文学・アート・モードを横断するオリジナル作品の制作発表を中心に活動。近年はプライヴェート・ポプリブランド「Du Vert au Violet」を運営しながら植物と香りにまつわるコフレ制作に力を入れています。2023年実店舗閉廊後、オンライン上のストリート「モーヴ街」にて展覧会開催中。
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|エッセイ2篇発表|
(「金田アツ子」「しらとあきこ」作品エッセイ)
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しらとあきこ|はじめてのクリスマス
(2024年・新作)
維月楓|詩人・映像作家 →X
幼少期より言葉が織りなす世界に魅了され、現在は詩と映像作品の制作を行う。古今東西の女性・クィアの作品を読み解くことを通して、新たな生の軌跡を思想している。霧とリボンでは、エミリー・ディキンソン、ヴァージニア・ウルフの翻訳、詩作品「Tropica Utopia」「直線の鏡」などを手掛ける。
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|エッセイ1篇発表|
(「くるはらきみ」作品エッセイ)
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くるはらきみ|喜びの天使
(2024年・新作)
川野芽生|小説家・歌人・文学研究者 →Linktree
1991年神奈川県生まれ。2018年に連作「Lilith」で第29回歌壇賞、21年に歌集『Lilith』で第65回現代歌人協会賞受賞。24年に第170回芥川賞候補作『Blue』を刊行。他の著書に、短篇小説集『無垢なる花たちのためのユートピア』、掌篇小説集『月面文字翻刻一例』、長篇小説『奇病庭園』、エッセイ集『かわいいピンクの竜になる』、評論集『幻象録』、歌集『人形歌集 羽あるいは骨』『人形歌集II 骨ならびにボネ』がある。2024年7月、第二歌集『星の嵌め殺し』刊行。
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|エッセイ2篇発表|
(『ねじの回転』あらすじ・小説案内)
(「優」「横井まい子」作品エッセイ)
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優|flower tea
(2024年・新作)
熊谷めぐみ|ヴィクトリア朝文学研究者 →Blog
子供の頃『名探偵コナン』からシャーロック・ホームズにたどり着き、大学でチャールズ・ディケンズの『互いの友』と運命の出会い。ヴィクトリア朝文学を中心としたイギリス文学の面白さに魅了される。会社員を経て大学院へ進み、現在はディケンズを研究する傍ら、その魅力を伝えるべく布教活動に励む。モーヴ街5番地、チャールズ・ディケンズ&ヴィクトリア朝文化研究室「サティス荘」の管理人の一人。
X|@lond_me
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|エッセイ1篇発表|
(「樋上公実子」作品エッセイ)
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樋上公実子|夜想
(2024年・新作)
高柳カヨ子|精神科医・元法医学教室助手・少女批評家 →note
東京上野で生まれ育ち、東京理科大学理工学部応用生物科学科・信州大学医学部医学科卒業。法医学教室でDNA鑑定を専門とした後、精神科の臨床に進む。Bunkamuraギャラリー「新世紀少女宣言」キュレーション/『夜想ーゴス特集』インタビュー/『夜想ー少女特集』評論/『S-Fマガジンー伊藤計劃特集』アーバンギャルド論/パラボリカ・ビス「アーバンギャルド10周年記念展」キュレーション/gallery hydrangea 「『少女観音』〜12人のアーティストが描く篠たまきの幽玄世界」キュレーション。
あらゆる時代と時間を超えた少女たちに捧げる少女論「少女主義宣言」をnoteにて連載中。霧とリボン運営の会員制社交クラブ《菫色連盟》にてトークサロン「少女の聖域」を主宰、「少女性」をテーマに展覧会《少女の聖域》を定期開催している。
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|連載エッセイ1篇発表|
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長澤 均|グラフィックデザイナー・ファッション史家 →HP
装幀、CDジャケット、展覧会などのグラフィック・デザインのかたわらモードを中心に文化史にまつわる著作を多数執筆。『美女ジャケの誘惑』、『20世紀初頭のロマンティック・ファッション』、『流行服~洒落者たちの栄光と没落の700年』、『ポルノ・ムービーの映像美学』、『BIBA スウィンギン・ロンドン1965~1974』他。オンライン古書店モンド・モダーンを運営し、モード雑誌は1910年代からの『Gazette du bon ton』の完本を11冊、1920年代から70年代までの『Vogue』、『Harper's Bazaar』は150冊あまりコレクションしている。
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|エッセイ1篇発表|
(「吉村 眸」作品エッセイ)
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吉村 眸
星の子ちゃん White star ornament
(2024年・新作)
森 大那|作家・『彗星ブッククラブ』主宰 →Lit.Link
1993年東京生まれ。早稲田大学卒業後、2016年より文芸誌『新奇蹟』にて小説・詩・批評を発表。2018年よりWebサイト『彗星読書倶楽部』を開設し、読書会を主催する。2021年より、文学作品を解説するYouTubeチャンネル『彗星読書倶楽部』開設。2023年6月、作品集『深い瞳を鋭くして』刊行。同年11月より、【オールインワンの読書体験】を提供するオンライン書店『彗星ブッククラブ』を開設。
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12月20日(金)より配信スタートです。
聖夜待つアドベントの季節、お好きな時間、お好きな場所から、菫色に煌めくストリートを逍遥して頂けましたら嬉しいです。皆様、どうぞ温かくしてお過ごし下さいませ。
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