クロノクロスライブ Live Audio試聴用クロスフェード動画の裏話
6/24についにmoraハイレゾ先行で「CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda & Millennial Fair Live Audio at NAKANO SUNPLAZA 2020」が発売されました!
発売前に公開した試聴用クロスフェード動画にたくさん反響があったので、制作裏話をしたいと思います!
カセットテープ
クロスフェード動画内に登場するこのカセットテープは存在しておらず、手持ちのカセットテープを撮影し加工をして作りました。
冒頭とラストでガチャガチャなっている音も実際に自分でiPhoneでせこせこ録音して使いました。こういう時テレワークだと身の回りのものがすぐ使えて思いつきで行動するタイプの人間としては動きやすいです!
元になったカセットテープは大好きなBibioというアーティストのRIBBONSです。
Bibio
現在WARP RECORDS所属のイギリスのアーティスト。エレクトロニックだけどアナログなものを多用しています。私曰く、「Bibioの音楽はどこでもドア」です。知らない景色に音楽で連れてってくれるような素敵な音楽の数々!昨年リリースされた「Curls」は至高です!ついでにFavorite Bibio songを集めたプレイリストも置いておきます。
なぜカセットテープ?
今回使用したカセットデッキはこちら。こう見えてBluetoothも搭載!スピーカーとしても利用できちゃう優れもの!
なぜ今回カセットテープを使ったのかと言いますと、まずはライブ音源作品ということで、映像作品と勘違いされることを避けなければなりませんでした。
そのためにクロスフェード動画では絶対に映像は使用しないようにしようと決めていました。デザインの方向性を決める中で、それならたくさんある写真を使用したいと考え、色褪せない想い出のアルバムを見ているようなデザインの方向性にしようと決意したのでした。
そんな中、光田さんに今回の作品のキャッチコピーを送ってもらったところ、「もう一つの次元(せかい)は 決して褪めることはない」ときたじゃないですか!色褪せないと夢から醒めないという想いがこめられた素敵なキャッチコピー。デザインのコンセプトにもバッチリハマったわけです。
光田さんには特にカセットテープのことは伝えず、(いつも通り)勝手に進めていたので内心「ダメ!」って言われたらどうしよう…!?とハラハラしていましたが、結果「すごくいいね!」と言ってくださったのでその男意気に涙しました!うちの会社はやりたいことをやりやすい良い会社なのです。
音源という意思表示と、落書きたくさんの想い出のアルバムを見ながら、あの色褪せない楽しい想い出を詰め込んだ手作りのカセットテープを聴いているという風にしたくてカセットテープを今回使用したのでした。
思いの他カセットテープに思いを馳せてくださる方が多く、細かいところまで気にしていただけて本当に嬉しい気持ちでいっぱいでした!ありがとうございます!左下に出ている曲名のエレメント枠があの順番とか、色々気づいてくださっていました。
まず私がIllustratorで動画のイメージとして構築し、画像を繋げてイメージの効果をつけた動画を作成し、最終的なアニメーションや効果がついたものはトムが作ってくれています。ちゃんと私が意図した通りに組んでくれていつも感謝です。
最後に
ご購入くださった方も、これからご購入する方も本当にありがとうございます!続々とツイッターでハッシュタグ「 #クロノクロスライブ 」で感想もいただきありがとうございます!ニヤニヤしながら全て拝見しています。
7/1からはいよいよmoraハイレゾ以外のサイトでも配信スタートとなります!ミュージシャンの素晴らしい演奏、それを支える頼りになりすぎるスタッフの皆さん、光田さんが徹底的にこだわった完全監修の音源という自信を持ってお届けできる作品です!アルバム価格も1800円と破格なので、ぜひ試聴用動画で気になった方はご購入いただけたら幸いです!