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お一人様フジロッカー

例年なら7/24(金)から3日間開催されるFUJI ROCK FESTIVAL。(今年はオリンピックの影響で8月開催だったけど)今年は残念ながら中止になってしまいました。今年も行く気満々だったので残念でしたが、来年に延期となったので来年までの楽しみにしておきたいと思います。(2021年8月20日 (金) 21 (土) 22 (日) です!)苗場でトム・ミッシュ見たい〜!

ということで、去年のフジロックが楽しすぎたので #エアフジロック ということで、振り返りたいと思います。

私とフジロック

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フジロックに毎年思いを馳せていたのですが、実は2008年に行ったフジロック以来でした。

FUJI ROCK FESTIVAL '08
my bloody valentine、PRIMAL SCREAM、TRAVIS、Bloc Party、KASABIANなどなどUKロック好きにはたまらないラインナップだったのです。たしかマイブラの復活の年でもあり、まさか生でマイブラが見れる日がくるとは思ってもいませんでした。約20分ほどただただ轟音でノイズだけになる曲があるのですが、苗場の地でその洗礼を浴びました。

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空想委員会のマネージャー業をしていたため、ちょっと先の予定さえ組めないスケジュールの中、だいぶ先のスケジュールを組むことはほぼ不可能だったのです。しかも普通のライブとは違い、フジロックは本当にしっかり準備をしていかないとに直面するのでなおさら。しかも夏といえばむしろ自分たちがROCK IN JAPAN FESや、RISING SUN FESなどに出演させていただいていたので余計無理。自分たちのツアーもあるし無理。

ということでかなり空いてしまいましたが、2019年の第一弾発表が好みすぎたので今年こそ必ずフジロック行くぞ!という気持ちに爆上がりしたためチケットを取ることにしました。早速周りの音楽友達を誘うも、やはりフジロックは軽い気持ちでいけるフェスとはちょっと違うため、ことごとく断られる。

それなら一人で行くしかない!

と決意したのでした。

お一人様フジロッカーのすゝめ

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フジロックにはいろんな楽しみ方があります。もちろん音楽をとことん楽しむのもよし、美味しいご飯を食べるもよし、河原で遊ぶもよし、何しに来たの?と思うくらいずっと木陰で寝てる人もいるけどそれもよし、なんでもいいんです。楽しめれば。

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私は今回は金曜日だけの参加だったため、とことん音楽を楽しむに全振り戦法で行こうと思いました。この戦法にうってつけなのはお一人様!友達に気を使うことなく、好きな時に好きな音楽を好きなだけ楽しめるのは一人だからこそ!

ということで、フジロックに行く前に自分で見たいタイムテーブルを作成。うーん、被りまくり。どうやってまわるか…。

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結果こうまわりました。

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機動力、思いつきでの行動、ノリ、全部自分で好きなように動けるのがとにかく最高です!ビバ、自由!
あと、知らない人と仲良くなって一緒に乾杯もしたり、そういうのも一人ならではの楽しみ方ですよね。入り口で早速仲良くなった人と一緒に乾杯をし、写真を撮り、中に入って自分が見たい会場へ行くため「じゃあまたね〜!」と別れたのが自由で楽しかったです!

The Chemical Brothers Setlist In FUJI ROCK FESTIVAL’19
FUJI ROCK FESTIVAL’19 の7/26 Green Stage ヘッドライナーを務めたThe Chemical Brothers Setlistです。

お一人様フジロッカーにオススメのもの

そして今回一人だったので使用して便利だったのが、公式のバスツアー。
新宿からフジロックの入り口付近まで直通で、木曜日の夜出発し、金曜日の早朝に到着。帰りは金曜日の夜中1時過ぎに出発し、土曜日の朝に到着。木曜は普通に仕事してたのでちょっと大変でしたが、木曜から金曜のバスの中でいかに快適に眠れるかがポイントです。

持ち物も日帰りなのでとにかく必要なものだけに絞って少なくするのがポイントでした。突然の大雨もあるので雨対策もバッチリと!靴は本当はちゃんと雨対策のされたマウンテンシューズがいいんだけど、日帰りだったのでサンダルで行っちゃいましたが、帰りの大雨で激寒だったのでやはりちゃんとした靴の方がよかったかも。

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便利だったのはこの簡易椅子。超軽量ですぐ椅子に早変わりするので、ちょっと休憩したい時に便利。基本ずっとライブを見ていたので本格的な椅子は私には必要ありませんでした。

今年はまだ中止になっていない、SUPER SONIC 2020でFATBOY SLIM、THE 1975、SKRILLEX、DIGITALISM、BLACK EYED PEASを見たいんですよね。どうなるかなー?

最後に興奮冷めやらぬ2019年の自分の感想文

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去年興奮冷めやらぬまま書きなぐったフジロックの感想があったので貼り付けておきます(笑)

1. RED HOT CHILLI PIPERS / GREEN STAGE
ペッパーズじゃないよ、パイパーズね!
バグパイプとロックの融合!パフォーマンスも含めてめっちゃ良かった!最初だしのんびり椅子に座って見るか…と思ってたのに、音が鳴った瞬間前方に駆け出し、モッシュエリアで踊りまくってました。
2. SHAME / RED MARQUEE
THE UK ROCK!って感じの若いバンドでした。あのパッション、いいよねぇ。「ファック!」って連呼しているのは聞き取れました。
3. ANNE-MARIE / GREEN STAGE
七尾旅人のホワイトステージへ移動する際にながら見しかできなかったけど、可愛くて歌もポップでよかった!もっと聴きたかったなー。
4. 七尾旅人 / WHITE STAGE
弾き語りは見たことあったんだけど、今回はバンドセット。ゆったり体を動かしながらピースフルなライブを堪能。いきなり大好きな「Leaving Heaven」、「スロウ・スロウ・トレイン」と続き震えた!七尾旅人の歌詞は偽りがないというか、耳じゃなくて胸に言葉が直接届く魂の歌という感じで本当に好きです。
「Rollin' Rollin'」ではついに会場もボルテージマックス!腕を上げてやけのはらのラップ部分を一緒に歌いながら最高の気分に!そのまま七尾旅人のテンションもあがり、お客さんの上を担がれながら歌って、誰かの帽子と誰かのサングラスを奪って即興でパフォーマンスしてました(笑)
5. KING GIZZARD $ THE LIZARD WIZARD / WHITE STAGE
次のゲイリー・クラーク・ジュニアを見るためにホワイトの片隅で聴きながら待機。かなり熱いステージでした。ほとんど七尾旅人のお客さんと入れ替わったと思う。
6. GARY CLARK JR. / WHITE STAGE
ブルージーで渋くて超かっこよかった。もっと聴いていたかったんだけど移動のため1曲で断念。
7. JANELLE MONAE / GREEN STAGE
もう衝撃!!可愛くてセクシーでファンキーでクレイジーでこんな歌姫最高すぎるでしょ!!パフォーマンスも素晴らしいの一言!フジロックで彼女を見れたのが本当によかった!ミュージシャンも全員黒人で、グルーヴ感とか最高すぎて踊りまくりました。また見たいなー!
8. TORO Y MOI / RED MARQUEE
大雨が降ってくる中移動したんだけど、すでに満杯でテントに入れず。一切本人は見えなかったけど大雨に打たれながら後ろの方で楽しみました。
9. ELLEGARDEN / GREEN STAGE
本当はフィールドオブヘブンのウォーターボーイズ見たかったんだけど、エルレの人気が半端なくて、これだとケミカルまでに帰ってこれない!と判断し、エルレでケミカル待機することに。
今年のフジロックはこのエルレ目当ての人が本当に多かったようで、そこらじゅうエルレTの人だらけでした。多分今年のフジロックで1番集客したんじゃないかな。でも私一切エルレ通っておらず、1、2曲しか知らなかったんですが、地蔵にはなりたくないので一緒にファンのみなさんと拳を上げて楽しみました!
10. THE CHEMICAL BROTHERS / GREEN STAGE
エルレで超びびったんだけど、無事前の方に行けてベスポジゲット!トム・ヨークのことと映像のことも考えてあえてモッシュピットには行かず、その後ろの最前をキープ。(エルレのモッシュピットの人たちは移動に30分以上かかってた)
もうずーっと生で見たかったケミカルのライブ、最高の一言ですよ!!!
パフォーマンスと映像と照明のシンクロ率200%だし、エドとトムが何度もフロアを煽ってぶち込んでくるのがたまらず、(それが見えるもの超嬉しかった)ずっと手を上げて踊りまくり、ジャンプしまくり、声を出しまくってました!
セットリストもグラストンベリーで絶賛されたもので、起伏もあるし本当によきセットリスト!
「Go」が流れた瞬間、あんなに疲れてたのに一気にぶっ飛ぶ感じ、高揚感、本当に音楽の力ってすごいって思いました。
そもそもなんでケミカルを苗場で見たかったかというと、前回ケミカルがきたフジロック2011年の「Swoon」のライブ映像を見たから。
マンチェスターで11月ワンマンを見るんだけど、野外で、苗場で、フジロックで見たかったんです!!
ケミカルもフジロックにはとても思い入れがあって、唯一のライブ映像作品もこのフジロックのライブなんです。
よくワンマンじゃないのにここまでできるなー、というくらい照明も映像もケミカル仕様!驚きの仕掛けがたくさんあって終始楽しかった!!
本物の巨大ロボもいきなり出てきて面白かった!これはやっぱり体感するべきパフォーマンスだなと思いました。
サイコーーーーー!!!の極み!!
大好きな「HOLD TIGHT LONDON」はやらなかったけど、「HOLD TIGHT FUJIROCK」の文字で会場のテンションがぶち上がりました!!
LOVE IS ALL
最後に表示されたこのメッセージにセットリストとか映像とかケミカルの思いが込められていました。
隣にいた知らないお兄さんとずっと踊りまくったあっという間の1時間半でした。
11. TOHM YORKE TOMORROW'S MODERN BOXES / WHITE STAGE
ケミカルと被ってたので見れないかとも思ったんですが、なんとかホワイトに移動できて数曲見れました!さっきのグリーンとは全く違う雰囲気に飲まれた会場。トムヨークの世界で満たされていました。曲はシリアスなんだけど、トムヨークの動きがトムヨークでギャップに撃ち抜かれました。
生トムヨークが見れる日が来るとは…!!最後終わったと見せかけてみんなが移動してる時にまさかの再登場!慌てて戻りました。最後はピアノとトムヨークの歌声のみというシンプルな構成の曲でしたが、あの歌声が引き立ってとっても素敵でした。心地よい3拍子と歌声に酔いしれながらトムヨークのステージは終了。
12. Hei Tanaka / 苗場食堂
ラストはヘイタナカ!SAKEROCKを彷彿とさせる愉快で楽しい音楽の方向に進むと苗場食堂にたどり着きました。
SAKEROCKではベースを弾いてて、MCもほとんどしゃべらなかったんだけど、ボーカルをやってて驚いた!めっちゃしゃべってさらに驚いた!!
しょっぱなステージにいなくて、私の横の台みたいなのに登ってバグパイプっぽいものを演奏しながらマイクなしで歌ってて、苗場食堂らしく最高でした!
終始楽しくアットホームなパフォーマンスで、私のフジロックを締めくくるに最適でした。ありがとう、馨くん!
ということでかなり長くなりましたが、私のフジロックはこのように締めくくったのでした。
本当に楽しすぎて楽しすぎて楽しすぎました!!!
ほとんど休んでいないからか、次の日全身筋肉痛だったけど!!

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また来年会おう、FUJI ROCK FESTIVAL!!

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