彫師になりたいネズミ3

課題を貰って嬉しかったのは
モチーフなどを言われたこと
「何の動物がいい？」
「じゃあその動物の洋風を描いてきて」

「次はなにか服を着させてきて」

まだまだだけど
注文されると嬉しいって
このとことなんだなと感じた
持ち込みよりおまかせの方がやる気出る
そんなことを言っていた気もする

しばらくして他の彫師の方が
体を貸してくれることになった
「その人用にデザイン2つ持ってきて」
「それぞれ白黒と色つきで」

人に彫れる！
嬉しい！やった！
同時に
やっても大丈夫なの……と不安

「自分に彫るのは意味ほぼないよ」

そうなのか……
やるだけ身になると思っていた
意外だった意味ないなんて

「新しいマシン新しい色その時だけ」

なるほど……実験台…

「言うならばオナニーと一緒」
「自己満足」

納得をした
自分の好きな加減で行うことが出来るから
痛くしたり優しくしたり
数回なら意味はあるのかもしれない
こんな感じで刺入する
こんな感じでぼかしをする

ただやりすぎは独りよがり

オナニーと言われて驚いたが
すごく納得した言葉だった

私はオナニー禁止令が出るほど
体に入れてしまうけど笑

今自分で絵を見返してるが
やっぱり優しい師匠
当たり前だが
毎回違う課題とお題を出してくれる

今見ればわかる
ちゃんと意図した課題だ
毎回しっかりと違うものを出してくれている
それを汲み取るのが遅い私

昔の自分はメモを沢山残してくれた
今回はこれをしたあれを使った
数年後の私はすごくありがたく思ってる

昔のメモを引っ張り出して
こう言われてたああ言われてたと思い出す

それを実践に使えるかと言われたら
少し難しいところだが

「実践あるのみだから」
と言われた言葉をよぎる

メモしていいのか
遅いと言われるんじゃないのか
そんな不安もあったんだと思う
そんな中な殴り書きしてくれてる自分に
ありがとうと思ってる

まぁ、もう少し堂々と書いて言いよって
言ってあげたいのもある
だって今の私はそれに感謝してるから

自分に彫るデザインと
彫師さんに彫るデザイン

2つ描きあげていきました

大分市内で彫師見習いしています
モニター様も募集しています

インスタはspllittongue
ネズミのアイコンです

LINEからも対応可能です