【50s or 60s】レスポール購入検討記②
こんにちは、マウリスです。
今回はGibson LesPaul Standard購入にあたって検討した『50s or 60sどっちにするか問題』について書きます。
ちなみに本編記事はこちら。
LesPaul Standard 50sと60sの違い
さて、Gibson LesPaul Standardの主な違いは
ネックシェイプ
ペグ
コントロールノブ
ピックアップ
の4点。
ネックシェイプ
ネックシェイプの違いは、ざっくり50sが太め(厚め)で60sが薄め。
60sの方がよりフィンガリングしやすいといった感じです。
両方弾き比べをしましたが、明らかに60sの方が薄いです。
かといって、50sが弾きにくいわけではありません。
ペグ
50sがクルーソンタイプ、60sがグローバータイプ(ロトマチックタイプ)になっていて、結構外観上の好みが分かれる部分だと思います。
コントロールノブ
50sはゴールド・トップ・ハットノブと言われる金色+飴色みたいな色1色のノブ。
60sはリフレクターノブといわれるトップにシルバーのプレートが貼り付けられたデザインで、そのプレートにはVOLUMEとTONEの印字があります。
ピックアップ
【50s】
フロント:Burstbucker 1
リア:Burstbucker 2
Burstbucker1,2はオリジナルPAFを再現しており、クラシカルな「これぞGibsonの音!」というイメージの音です。
クリーンだとリッチで豊満、ドライブさせるとギャリっと荒々しく歪んで上から下までバランスよく鳴る、そんなピックアップです。
【60s】
フロント:Burstbucker 61
リア:Burstbucker 61
Burstbucker 61は50sの1,2と比べてややモダンな音に感じます。
やや中高音に特徴があってパリッとした感じがあり、50sのBurstbucker1,2に比べるとやや硬い音の印象があります。
50sにした決め手
今回僕が50sを選んだ決め手は、
ペグ
ピックアップ
大きくこの2点でした。
ペグはクルーソンでしょ!
まずペグは、「Gibson LesPaulを買うなら絶対クルーソンペグ!」と何故か昔から心に決めていました。
なぜって、それは『見た目がカッコいいから』です。
僕がこれまでテレビやギター雑誌などで目にしたLesPaulはクルーソンペグが多かったように思います。
そしてなにより一番自分の中でLesPaul=クルーソンペグとして刷り込まれているのは、ポルノグラフィティの新藤晴一さんの1960 LesPaul Standard バーストですね。
最近ではテレキャスターを使っているイメージが強いですが、僕がポルノにハマったときはこの1960バーストをメインで使用していて、これがカッコいいのなんの。
僕の中のLesPaulと言えば新藤晴一さんのこのLesPaulであり、ペグはクルーソンというわけなのです。
完全にBurstbucker1,2が好み
そしてピックアップ。
もうクルーソンペグの時点で50sしか選択肢はないのですが、ギターたるもの出音が大事。
正直Burstbucker1,2と61の仕様の違いなど知識的な部分はほとんどなかったのですが、これもYoutube動画や実際に自分でも弾いてみて明らかに50sのBurstbucker1,2が好みでした。
低音から高音までバランスがいい。クリーンはいつまでも弾いていられるくらい気持ちいいし、歪ませるとギャリっとした荒々しい歪みが最高!
自分のGibson LesPaulの音はコレだ!と疑う余地はありませんでした。
60sのBurstbucker61が悪いわけではないのですが、中高音に特徴があってやや硬い音という印象があり、1,2に比べると平面的な音に感じたので自分の好みには合いませんでした。
両者を比べると50sの1,2が好みだったということです。
すべての好みを満たしてくれたLesPaul Standard 50s
カラーのラインナップは共通だったLesPaul Standard Coutom Colorシリーズの50sと60s。
クルーソンペグで外観上50sにするのはほぼ決定でしたが、ピックアップの音の好みも50sがバッチリだったのでもう迷うことなく50s一択でした。
もともと持っているアリアのレスポールもクルーソンペグ、ゴールド・トップ・ハットタイプなのでノブは60sのリフレクターノブがいいかなぁと思っていましたが、他の要素の前では60sを選ぶ決め手には到底なり得ませんでした(笑)
外観デザイン、出音ともに自分の好みドンピシャの50s LesPaul Standard。
ほぼ一切の妥協なしにこのモデルを選べたことに本当に感謝です。
末永く愛でようと思います。