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【ICAF2024】黒坂圭太 公開ライブ&トークイベント 「木を見たから森が見える!」レポート

ICAF2024では、映像学科教授の黒坂先生のライブイベントを開催しました!
おかげさまで大盛況でした!
当日の様子をご報告いたします。

●特別企画 アニメーション作家・黒坂圭太 公開ライブ&トークイベント 「木を見たから森が見える!」

武蔵野美術大学教授であり、国内外でカルト的な人気を誇るアニメーション作家・黒坂圭太氏を招いた公開ライブドローイング&トークイベントをおこないます。創造の過程をライブで披露するのは7年ぶりとなります。一期一会のとても貴重な機会であり、黒坂圭太という作家の魅力を存分に味わえるイベントです。トークでは、個人アニメーション作家としての経験と、40年にわたる教員経験を振り返りながら、2026年の完成に向けて進めている新作についてのお話も伺います。今なお挑戦と進化を続け、前人未到の境地に向かおうとしている黒坂圭太の現在を照らします!
日時:9月28日(土) 17:30〜19:30
会場:国立新美術館3階研修室

お手伝いで参加してくれた映像学科の学生たちに、絵の具の溶き方を指導する黒坂先生。
このサイズのパネルを1枚10分で描きあげます!
黒坂&高谷もどうなるかわからない、ハラハラドキドキのライブ!
いよいよスタート!
1枚目のお題は「記憶を失った空の旅人が、永遠に沈まない月を追いかける夜」
あっという間に2枚目。お題は「海の底で眠る町、見えない住人たちが奏でる無音の音楽」
たくさんの方に見守られながらどんどん描いていきます。
時間制限のため、緊張感が漂っています。
3枚目。お題は「夢と現実の狭間で踊る影たちが、消えた時間を探している」
最後の一枚…!お題は「砂漠の真ん中に咲く一本の木、その根は見えない世界へと続いている」
果たしてどのような完成になるのでしょうか!
完成した絵はこちら!
1枚ずつが絵画であり、4枚並べてみると映画のようでもあります。
ライブ後は黒坂×高谷のトークイベント。
お題はAIにつくってもらったことをバラします。気づかないあいだにAIとコラボレーションさせられていた黒坂先生。びっくりされていましたが、発見があったようです。
また黒坂先生の創作が何十年も続いているヒケツを聞いてみました。
部屋が埋まってしまい、立ち見&廊下からご覧になる方まで出てきてしまうほどでした…!
立ち見&廊下でご覧いただいた方は、十分な環境を提供できず申し訳ございませんでした。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

高谷 智子(映像学科 専任講師)


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