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止められるか、俺たちを

トークイベント終わりの撮影タイムでの一枚

若松孝二監督の十三回忌イベントとして何日か前から
連日関連作品の上映&トークイベントが開催されており、
私は13日の「止められるか、俺たちを」を鑑賞。
公開からもう6年経っていることに驚き。
当時は狂ったように(今思い返すとほんとにどうかしてた)見に行ってたのに、
今回久しぶりに見て、やっと理解出来たシーンや
今の私の現状と似たような場面があり
登場人物の心情が痛いほど分かって、途中とても苦しくて泣きそうになりながら見てた。
6年経ってもまだ何ものにもなれてないし、
これからもなれるのか分からないし、
何のために生きてるのかなともやもやと考えながら
生きていくんだろうな。
監督みたいに、何かをぶち壊したいためにそれを何かで表現するとか今の自分にはないなあ。
そういう肚の中に熱いもの持ってる人羨ましいし、
家や屋上での飲みのシーンとか、夜にこっそりプールに入りに行くシーンとか
その中にひっそりある恋愛事情とか、
経験したことないからめちゃくちゃ羨ましいなと思った。
もう今の人生で青春なんてものを経験することはないだろうな。
改めて見ると、好きだけどとっても苦しい作品だった。

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