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仙台ひたちは、地磁気研究所のお蔭で復活したのではないか?


2020年3月14日に、常磐線が全線復活いたしました。

私も当日、Twitter、YouTubeなどに続々と上がってくる動画を見て感動したことを覚えています。

さて、その常磐線復活に関して、このようなことを思いました。
それは、

仙台ひたちは、地磁気研究所のお蔭で復活したのではないか?

ということです。

ご存知のように、常磐線は地磁気研究所の影響で直流区間は取手まで、と他の路線と比べて圧倒的に短くなっています。
そのため常磐線には、E531系、E657系といった交直流電車が投入されています。

それでは、地磁気研究所が無かったら常磐線はどこまで直流だったのでしょうか。

地磁気研究所の影響がない東北本線を見ますと、こちらは黒磯駅までとなっています。

同じくらいの緯度で常磐線に大きな駅を探すと、いわき駅があります。
実際いわきを終点とする列車は特急を含めて多く、交直流セクションを置くとしたらいわき駅の北側になるのではないでしょうか。

さてここからがポイントです。

もともとJR東日本はいわきで特急の系統を分離することを計画しており、下記リンクの通り実際に愛称募集も行われました。


しかし実際には震災の影響で頓挫し、2020年に仙台行きひたちが復活する運びとなりました。


ただもし、地磁気研究所が存在せず、いわき駅まで直流区間だったらどうでしょう。


特急がいわきで系統分離された場合、東京〜いわきの特急列車は直流区間のみを走ることになり、コストも考えると当然直流車が投入されることになったでしょう。

そうなると、震災で計画が変更になったとしても、特急はあくまで東京〜いわき間の運転となったものと思われます。

常磐線特有の、東京〜いわき間だったとしても交直流電車が必要である、という事情が、仙台行きひたちの復活をもたらしたのではないか、と個人的には考えています。


如何でしょうか?

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