
アップフロントは誰を守ったのか
こんにちは、マットホワイトと申します。
軽く自己紹介をすると、10年近くももクロを応援してきましたが、番組での共演を機にBEYOOOOONDSに、そしてそのままハロプロの沼にハマってしまった23歳男です。(当然ももクロも引き続き推しまくってます)
という道を経て、今日のJuice=Juice高木紗友希脱退の報に直面することになるのですが、正直ガッカリという感情しかありません。
事務所の対応に、です。
長年ハロプロを応援されてる方からすれば「ハロ好きになって数ヶ月のペーペーがでしゃばるな」という感じでしょうが、スターダストプロモーションのアイドルを応援してきた立場からすると、やはり言っておきたいことがあります。
アップフロントという事務所は誰を守っているんでしょう。疑問です。
ももクロ運営の「その子の人生を守る」姿勢
ももクロプロデューサーの川上アキラはことあるごとにこう言います。
「我々は親御さんから、子どもの人生を預かっている」
これはももクロが結成された当時から一貫している姿勢です。例えば、リーダーの夏菜子ちゃんは、東京の高校に進学し、人気急上昇で仕事が忙しかった時期でも静岡から新幹線で通っていました。東京で一人暮らしをさせるのは、あまりにもリスキーだったからです。
これはスキャンダル対策どうこうを超えて、「その子の人生を預かっている以上、さまざまなリスクには親同等に気を配る」ということだと思っています。
どれだけ人気が出たとしても、本人たちはまだまだ子どもでした。必要があるところにはしっかりサポート・制限がかかっていました。芸能事務所として当然の行いだと思います。
ハロプロで次々起こる事件
そういうアイドルを応援してきた身として、アップフロントの対応というのは、今回の件含めこれまでのハロプロメンバーの事例をみると、疑問符がつくところが多いです。
最近では元アンジュルムの太田遥香ちゃん。北海道の高校生を東京に連れてきましたが、頼る先もない本人はファンの子とつながってしまい、重要な情報を漏洩したとして謹慎、のちに脱退。
アンジュOGの中西香菜ちゃんも、中学生で大阪から出てきて、一人暮らししていたと語っていました。困り果てて知らない男性に助けを求めたなんてエピソードも豪の部屋で話してました。衝撃。
元つばきファクトリーの小片リサちゃんは、裏垢が流出してしまい脱退。
そして今回の件。
事務所は「そうならないように何か対策を講じたの???」って思うんです。こんなん全部年頃の女の子がやりそうなことじゃん。しかも結構な頻度ですよ、これ。
成人してる人もいるけど、一般社会ではほぼ大学生。事務所は本当に彼女らがこういう風に困らないように、しっかり準備を、サポートをしていたんですか?
(追記)ちなみにここではハロプロは恋愛禁止というルールがある前提で議論してます。個人的には全力で撤廃すべきルールだと思っています。時代錯誤も甚だしい。今回はそういうのも含めひっくり返すチャンスだと思っていたのですが、、
失敗は許すか、防ぐかの2択
そういった際のブログには「自覚が足りなかった、軽率だった」という言葉が並びます。
当然です。この年齢の人間は普通、自覚は足りないし軽率なんです。
我々はそういうことを、長い学校生活で多くの人との交流を通じて学んでいきます。時に失敗もするわけですが、学校内で噂されるのなんて、ネットニュースで全国に名前が晒されるより3億倍マシです。そこから学ぶんです。
でも10代、20代の貴重な時間をステージに捧げてくれてる彼女たちに、そういう失敗をして学ぶ機会は限られているわけです。
事務所として、失敗を許容する、失敗から学ばせるつもりがないのなら、あらゆる手段を尽くして、そういったリスクをできる限り小さくする義務があるのではないでしょうか。
逆にそんなことはしないというのなら、失敗を許容する姿勢、雰囲気、規範、制度が必要なんじゃないですか?
芸能事務所として守るべきは
芸能事務所として、守るべきは所属する一人一人の人生だと思います。
今回の対応は、古くからの慣習、事務所としての体裁、一部のお金をたくさん落としてくれるファン、そんなところを優先して守ったように映ります。
高木紗友希自身も反省するところはあるでしょう。個人的には今回の件を乗り越えて、人として女性としてアイドルとして大きく成長し、Juice=Juiceのメンバーとして歌っている姿が見たかった。そういう機会を与えて欲しかった。残念です。
私は引き続きハロプロを応援していくつもりです。アイドルに夢を抱き、10代20代という人生の貴重な時間をステージに捧げてくれる彼女たちが、1人でも幸せな人生を送れることを祈っています。
おわりに
まったくまとまりのない文章になってしまいました。ここまで読んでくださった方がいらっしゃったら本当に感謝です。
初投稿が怒りの落胆の勢いに任せて書いたものになってしまいました。今後はスタプラとハロプロ両方を見ているからこその知見を共有して行けたらなと思います。
ありがとうございました。