あれから1年たった
母の記録。
圧迫骨折やら、チック?やら、何が何だか不調が重なりあって、どうしようもなくなり、施設の訪問医に相談して、総合病院を受診。私は都合がつかず、父と妹が行ってくれた。
朝から、様々な科を受診し、結局のところ脳神経外科での入院が決定。そしてその後は、どこも異常なしとのことで、リハビリ科に転科。歩けるようになって帰ってくるとのことだったが、リハビリが全く進まず(本人にやる気無し。電話すると泣きながら、施設に帰りたいという始末。)、父が施設に帰してやろうとか言い出し、中途半端なまま退院。
施設に帰ってきたら、初めは喜んでいたけれど、やることなくて暇、だし、リハビリはないし、どちらにしても中途半端。
1年前。
母は転院した。転院時、半年振りに会えた母は、呂律は回らず、車椅子。手足は強ばっていて、あんなにキレイ好きだったのに、髪の毛はボサボサで、私を見るなり泣き出した。
転院先では、先生を待つ診察室で、私の人生めちゃくちゃと絶望的な思いを吐き出し泣いた。
指は曲がっているし、膝は曲がったままだし、要介護5の母のこの先に何が待っているかなんて、何も考えられなかった。
そんな状態だった母が、年末には歩き始め、気持ちの波はあるものの、話も普通に出来るようになった。それでも家に帰るのは難しく、施設に入所することになった。
怒涛の転院から1年。ジェットコースターのような1年だった。
次の1年はどんな1年になるだろう。想像もつかないけれど、笑っていてほしい。そのために、私はまだやらなくちゃいけない。
父のこと。
家族のこと。
母のこと。
あ、仕事もあった!
ぼちぼちやってこ。