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スーパーフリー事件について語る(前編)


日本犯罪史上に残る集団輪姦事件。

スーパーフリー事件

今日はこの事件について筆を走らせたいと思います。

取り扱う事件が事件なだけに、閲覧注意です。

とはいえ、マンガにも描いてあるように、私は関係者でもないですし、
イベントと飲み会に参加しただけです。
故に大したことは書けませんが、いろいろと感じたことなどもあります。


あれは確か2001年秋も深まってきた頃、まだ私が学生だった時のお話です。

村井(友人):「今度早稲田のイベサー(イベントサークル)がヴェルファーレ(六本木にあったクラブ)ででかいイベントするみたいだぜ」

私:「おーいいね~シゲキに飢えてるし、出会いを求めて参加するか~」

酒、タバコ、麻雀、スロット、女の尻を追いかけるといったロクデナシを体現したような生活を送っていた私は二つ返事で参加を決めました。

当時スーフリ(スーパーフリー)は有名でしたし、チャラい印象はありました。
そこに参加する学生たちは、男女共に少なからず、シゲキや出会いを求めていたと思います。

私と友人の村井、そして友人の田村を加えた3人で、
今はなき六本木ヴェルファーレへ。


ヴェルファーレの中では、若い男女が所狭しと立ち尽くしていました。
男女比は4:6くらいだったと思います。
まぁ男性は、女性の倍以上の参加費を払わされましたからね。

スーフリの名誉代表和田が挨拶。
「スーフリは熱い!ヤバい!間違いない!」のコールの後に
1曲目の曲が大音量で鳴り響く。あのお馴染みのイントロ…

Smells Like Teen Spirit:NIRVANA

私:(??? クラブでNIRVANA?)

しばらくすると…

Basket Case:Green Day

私:(ん? なんだこのロックフェスみたいな選曲???)

かと思えば、浜崎あゆみや篠原涼子の曲がかかったり、
その後はTHE BLUE HEARTSの曲がかかったりと、
意味不明な選曲っぷりでした。

取り敢えずみんなが知ってそうな人気曲をぶち込んどけみたいな構成で、
センスの欠片も感じない。

参加者もクラブ慣れしていない感じで、どう盛り上がっていいのか戸惑っているような状態でした。

まぁうんこDJの曲構成がぐだぐだだったからかもしれませんが。

それでも、スーフリスタッフたちが必死に盛り上げ、少しずつ場が温まってくると、ナンパタイムの始まりです。

友人とはぐれてしまった私は単騎でナンパ開始。
軽妙洒脱とまでは言いませんが、当時はトークに自信もありました。

現在は見知らぬ人としゃべるなんて面倒で、絶対やりたくないですけど。

何人かと携帯番号やメールの交換して、酒でも飲んで休憩するかって時にめちゃくちゃ綺麗な子がいる女子グループとスーフリスタッフが会話をしているところを目撃しました。

スーフリスタッフ:「この後スタッフたちが集まって二次会するんだけど、君たちもよかったら参加しない?」

女子グループ:「ええ~いいんですか~」

私:(クソッ!スタッフ特権ずりーな!!)


今思えば…この二次会は…


村井:「お~松宅!いたいた~!」

私:「おー村井 田村はどうした?」

村井:「さぁ? 途中ではぐれちゃって」

メール着信中…

私:「お?田村からだ 何々…」

田村のメール:「知り合った子とこれから家に帰るわ♡」

私:「ぐぬぬ…クソが! なにお持ち帰りしてんだあいつ!!
まったくどいつもこいつも!!」

こうして虚しく夜が更けていきました。

しかし、この時田村がお持ち帰りしていた女は、【ギャルズ】というスーフリの集団輪姦の幇助をしていた鬼畜だったのです。

次回に続く!!

※このお話は限りなく事実に近いフィクションです。
さすがに20年以上も前のことを事細かに覚えていませんので、
そんな感じだったという創作です。









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松宅一郎
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