【答えと解説】釘読みクイズ シンフォギア2シリーズ-風車上
今回も多数様のご参加ありがとうございます
初代(1/199)は2021/03の緊急事態宣言前と不遇な機種でした
その後1/77・1/99・1/230とスペック違いが出てきてシリーズ合わせると設置台数は多いです
ゆえに打つ頻度も高いので釘はチェックしておきたいところ
正解は②・③・①
難易度は★★★☆☆(3)ぐらいでしょうか
一見わかりにくいように見えますが見るポイントがわかれば簡単です
初めての方もいると思うのでまず「風車の役割」の解説です
理屈は簡単で玉を
「右or左に振り分けるだけ」
これだけです
勢いや回転などは無視してOKです
実際にあることはありますが再現性に欠ける要素だからです
つまりいかに右へ多く流れるか?だけに注目すれば良いわけです
なぜなら釘読みの話ですからね
最も悪い順番から見ていきます(①<③<②)
このように
・ヨロイ部分の左-一番下の釘
・ヨロイ部分の左-一番下の釘
・風車の軸
この3点を線で結びます
定規で測るわけにはいかないので目分量のだいたいで結構です
すると一番カタチの悪い①は
「左へ50%・左へ50%」と想像できますね?
左へ流れた玉はヘソに入る可能性はゼロです
つまり右へ多く流れる玉が多いほど良いカタチになります
イメージとしては3点の釘を見た時に
アルファベットの「V」のカタチに近いのがわかります
ここまで50:50になるとかなりのマイナス調整です
やっと風車に辿り着いたのに半分も死に玉になるわけですからね
さすがに左の方へ多く流れるマイナスはあまり見かけませんが他で相当なプラスがないと回りません
次に中間の③
右へ52%ぐらいでしょうか
(右辺・左辺を足せば100%として見てください)
プラス調整!とは言い難いですが50:50よりかは右に流れるのでまだ許容範囲です
基ゲージ=打ち付けられてるすべての釘がキレイにまっすぐな状態
機種によって少し違いますが概ね右へ55~60%ぐらいの配置になっています
ですのでややマイナスぐらいといったところです
今回最も良い②です
風車やヨロイ部分、道釘を見ても特に大きな差はないように見えます
このように3点を結んでみるとプラスなのが見えてきます
具体的な箇所を言うなればヨロイ部分の左下の釘が下がってますね
ただこの一本だけに注目する見方は私はオススメしません
釘一本の角度や曲がり具合を見極めることは非常に困難だからです
いずれわからず頭打ちになるのを知っています
ポイントは完成図から見る
左下に釘が下がった=逆三角形のカタチが変化します
このように完成形から図形で見ることで変化がわかるからです
数字で表せば差は歴然ですね
ちなみにヨロイ部分の左下釘は下向きになってますが、欲を言えば風車に向かって下がっている(右下へ)が最も良いプラス調整です
ただそこまで大きいプラスは望めないので真下に下がってるだけでも十分なプラス
現実でも真下に下がってるだけで良い調整です
風車上がマイナスだから終わってる!は早計
左50:右50になれば回らない!打ってはいけないではありません
風車付近はあくまで回転率が決まる一つの要素にすぎません
たとえ風車上が悪くてもそれを補うだけのヘソ
ワープへの入賞率などがあればいくらでも回転率は高くも低くもできます
実際の28玉交換以上のホールではややマイナスが基本でプラス調整は望めません
考え方としては「寄りは減点」と承知した上で他の釘と相談するイメージです
他の釘とのバランスで回転率は決まりますからね
寄り×
ヘソ×
ワープ×
すべてマイナスであれば見切っても良いでしょう
釘だけで回転率を正確に予測するのは不可能です
これは誰もできない事実です
釘読みはあくまで回る台のヒント、最悪な台を避ける技術ともいえます
ですので釘に対して強い万能感を持つことは禁物です
目に見える釘以外の要素があるからです(台のデキやクセ)
よろしければこちらも参考にしてください
目に見えない要素を言語化した珍しい内容になっています
定期で釘読みクイズをやってますがここで学べるのは表面的な部分です
隣の台や同じシマから比較する「横の比較」です
主に初見のホールや初めて打つ台には有効な見方ですが万能ではないです
釘読みの基本部分です
釘読みはコツさえ覚えれば実はシンプル
真剣に覚えれば1ヶ月もいらないでしょう
ただこれだけでは回る台をつかめないのも事実です
まずは見る回数をこなして実機で確認する方が上達します
クイズはあくまで答えが決まっていますからね
ぜひがんばってみてください
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自分で情報を探すのでも良いですが効率よく学びたい方にオススメです