![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71601245/rectangle_large_type_2_c5068bdd95ae445e24990ac0bfe1e85c.jpeg?width=1200)
歯ぎしり気になりませんか?
あなたは起きた時に「なんか歯が痛いな、肩が凝ってるな」という経験はありませんか?
もしかするとそれは歯ぎしりが原因かも知れません。
歯ぎしりは、一緒に寝ている人だけでなく、本人もよく眠れなくなってしまうなど悪影響が及ぶ恐れがあります。
この記事をきっかけに自分の睡眠をぜひ見直して見て下さい!
歯ぎしりってなぜ起こるの?
だいたい20人に1人程度の人が、睡眠中の歯ぎしりに悩まされているといわれています。
しかし、歯ぎしりがどのようなメカニズムで発生するのかは現在まで正確なことが分かっていません。そんな中でもいくつかの考えられる原因があります。
こちらでは、歯ぎしりを引き起こすと考えられている「4つの原因」について説明します!
1.ストレス
歯ぎしりの原因としてもっとも多いとされるのが「ストレス」です。
睡眠中に無意識に歯ぎしりや、食いしばりをしたりすることでストレスを解消していると考えられています。
このことで、歯が摩耗したり歯茎に悪影響が出てしまったりするので対策が必要です!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71655643/picture_pc_ae90c899d6982fbfaa17642792f42d7b.png?width=1200)
2.噛み合わせや骨格
上下の歯の噛み合わせが悪いと、歯ぎしりが起こりやすくなります。
1本だけ歯が高くなっていて、他の歯と強く接触している場合に歯ぎしりしやすくなります。
また、歯の詰め物が原因で歯ぎしりするようになる方も少なくありません。この時の特徴としては、それまで歯ぎしりしていなかったのに治療後に歯ぎしりをするようになります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71655678/picture_pc_aeb688311c1fa14dff743304a1b6a65e.png?width=1200)
3.習慣
さまざまな習慣も、歯ぎしりの原因となり得ます。
たとえばスポーツ選手は、力を入れるときに瞬間的に歯を食いしばっています。さらに飲酒や喫煙も歯ぎしりを引き起こす原因の可能性があります。
アルコールやニコチンの摂取によって、歯ぎしりがひどくなるケースもあるので注意が必要です!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71655696/picture_pc_d09d5e641fd759afb2ace58fb2a26d98.png?width=1200)
4.子ども特有の原因
睡眠中の歯ぎしりは子どもにも起こり得ます。
ただし子どもの場合、乳歯が抜け永久歯に生え変わる際の不快感が原因であることがほとんどです。永久歯に生え変わった後に歯ぎしりがなくなれば、とくに問題視する必要はないと思われます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71655711/picture_pc_5d36fa5b12bc44197a6c10bdf5ead9d2.png?width=1200)
自分で出来る!歯ぎしりチェック
10問
質問形式のチェックシートを用意しました!ぜひご自身に問いかけてみて下さい。
1. 日中に集中している時に上下の歯をカチカチ当てたり、歯を食いしばっていることがある。
2. 朝起きた時に顎や頬の筋肉が張って固くなっていることがある。
3. 頬や舌に歯を押し付けた跡が残っている。
4. 歯ぎしりしていると近親者に言われたことがある。
5. 歯がすり減って短くなってきている。
6. 歯の根元が削れている。
7. 下の歯の内側や上の歯の頬側、上顎の真ん中に骨が出っ張っている。
8. 詰め物がよく取れたり、割れたりする。
9. 知覚過敏の歯が多い。
10. 歯に亀裂が多く見える。
該当するものが2~3個あった上で睡眠不足に悩まれる際はぜひ読み進めて下さい!
![](https://assets.st-note.com/img/1644131354616-yikZ0MqSgw.jpg?width=1200)
マウスピースっていいの?
歯ぎしりや食いしばりが原因で出るつらい諸症状に悩んでいる方は、歯科に相談してマウスピースを作ってもらいましょう。
自分の歯型にぴったり合ったマウスピースをはめて寝ると、睡眠中の歯ぎしりから歯や歯茎・顎周辺を守ることができます。
また、そこまで悩まされていなかったり歯医者に行く時間がないという方はぜひ市販の「ナイトガード」を試してみて下さい!
これだけでも大きく改善される方もいます。
実際私も使っていました!
マウスピースを選ぶ基準は?
現在もっとも一般的に行われている治療法は、「ナイトガード」を用いた方法です。
「ナイトガード」とは、睡眠時に用いるマウスピースで、装着して眠ることで上下の歯が直接当たらないようにすることができます。
ナイトガードを付けて眠れば、もし歯ぎしりをしてしまったとしても歯の摩耗や欠損を防げます。
またナイトガードの形状を工夫することで、歯ぎしりの回数を減らすこともできる場合があります。
歯ぎしりの不快な音もしなくなるので、一緒に寝ている家族にとってもよい治療法です。
マウスピースというと装着時の違和感が気になるところですが、慣れてしまえばほとんど違和感なく眠ることができます。私も1週間もすれば慣れてきました。
加えてナイトガードのメリットは、保険適用の治療法であるということです。
保険が適用されるので、治療にかかる費用も数千円から1万円ほどで行えます。
それほど経済的に負担をかけずに症状を改善できる治療法なので、歯ぎしりに悩んでいる方は検討してみると良いでしょう。
本当は歯科できちんと型をとってもらうのが一番いいのですが、今回は簡易的なものを紹介します!
最後に、、
歯ぎしりは頭痛や肩こりの原因となり、さらに睡眠時無呼吸症候群との関連も指摘されています。歯ぎしりはできるだけ早く治療した方がよい症状なのです。
この記事をきっかけに自分の睡眠と少しでも向き合って下さると嬉しいです!
![](https://assets.st-note.com/img/1644131522148-kBNibxxec5.jpg?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![尾松貴裕 睡眠セラピスト](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29567983/profile_c6acbc999844355ff69fa33e8671fd4f.jpg?width=600&crop=1:1,smart)