『鉄コミュニケイション』の帯変遷から電撃文庫の歴史をちょこっと振り返る。 /秋山瑞人研究
要旨:最初は全2巻で各2種類/計4種類と思ってたけど、実際はもっとあるし何ならまだまだ謎な部分がありました。
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では最初に、誰でも把握できる年表を示します。
誰でもって言うけど、手元の再版時期とデータが食い違ってるんだけど?
まず最初に「電撃文庫の新装版には帯があったの?」との疑問があり、これは「新装版にも帯はあった」と確定できました。問題はここからで、つい最近発見してしまったんですね、第三の帯を……それがこちらです。
つまり、「『鉄コミュニケイション』の帯ってあと何種類かあったんじゃね?」になっちゃったんですね……。
なので表での〆として、帯付きの秋山瑞人『鉄コミュニケイション』をお持ちの方は、「帯文句」と「重版情報(刷数と発行年月日)」をご確認してお教え頂けましたら幸いです。もしかしたら、その帯は貴重なものかも知れませんので……。
続きの内容は、現在確認できている限りの『鉄コミュニケイション』1巻の帯内容、及び時系列の確定です。「そもそも初版の帯ってどれだったの?」にも答えを出しています。まだまだ不確定な部分も多いため、新たな資料を入手でき次第、随時追記していく予定です。
・『鉄コミュニケイション』1巻の帯
現在まで確認できているのは以下になります。順に見ていきましょう。
1巻で一番良く見かけるのがこの「WOWOW(BS5)にてアニメ絶賛放映中!」帯ですね。果たして、最初の帯だったのかどうか?
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