【41女の婚活】不快な男
ずーーーっと文句です。
30代・40代が対象の婚活パーティーで出会った。
個人でマッサージ屋さんをやっている45歳のKさん。
(ちなみにリサーチしたら集客に困ってるようなマッサージ屋ではなく、話している時も勧誘などは一切ありませんでした)
マッサージ師は、わたし的に付き合いたい職業ランキング2位。
理由はマッサージしてくれそうだから。
ちなみに1位は美容師で、理由は、風呂上がりに髪の毛乾かしてくれそうだから。
そのパーティーがカップル発表になった人の番号のみ発表するスタイルで、(完全なるわたしの覚え違いなのだが)別の人とマッチングしたと思ってワクワクしてたのに、外で待っててくれた人がその人で驚いた。
Kさんのことも第3希望で書いたけど、、
正直、妥協で書いてしまったから、がっかりしてしまった。
マッチング後に、コーヒーショップへ。
席を確保したときに、どちらもイスの席だったのだが、何の躊躇もなく奥の席に荷物を置いたので、もう違和感。
注文に向かう時に「ごちそうしますよ」みたいなことを言ってくれたのがよく聞こえず「え?」と聞き返すと「逆に、おごってくれても」と楽しそうに言われた。
ユーモアのセンスは合わなそうだなぁと、また違和感。
(結局、コーヒーはごちそうしてくれた)
コーヒーショップで30分くらい話したのだが、
👨「出身は東京?」
👩「いえ、三重です」
👨「そうなんだ、三重のどの辺?」
👩「伊勢の近くです!」
👨「へー、伊勢は行ったことあるよ」
👩「そうなんですね!!え、Kさんは出身どこなんですかー?」
👨「西の方。ま、それはおいおい」
👩(は?じゃあこっちのも聞くなや)
みたいな、イラッとするポイントがいくつかあった。
👨「ご飯に行く日を決めよう」
と提案してくれたので、わたしはスマホのスケジュールのアプリを開き、向こうはB5サイズの手帳を開いた。
👩「いまどき手帳って、めずらしいですねー!」
👨「スケジュール管理は、手帳じゃないとだめなんだよね」
2週間後の土曜が合いそうとなり、場所と時間も決め、ラインを交換した。
あ、これはかなりキツイかも…、と思ったけどもう次の約束はしてしまっている。
まぁ、後から良さが出てくる可能性もあるから、こんな一言で判断するのはやめよう、と思った。
ラインの登録名は「K」で、おそらくマッサージのお客さんともやりとりするとかでフルネーム登録を避けているのだろうと推測。
👩「うわ、なんて呼べば良いかわかんないやつですね!笑 ラインの登録名、変えたいな〜、何にしよう、、あ、自分で打ってください!笑」
とスマホを渡した。
(この時には名前を忘れてしまってたので)
かっきゅん と打たれて戻ってきた。
あー、キモすぎるなぁ。
かっきゅんが「ごはん屋さんはチェーンじゃない個人経営のお店にふらっと入るのが好き」と言ったので、「じゃあ当日、適当に入りましょう!」と話していたのだが、数日後にラインが来た。
最近暑い→暑い中お店を探すの大変→ちょっと調べとくか!とか思ってくれてる可能性もあるか、と思い、
「いやいや、適当にっていいましたやん!笑」
とか野暮なことは言うのはやめて、返事をした。
「すょ」とは????
大大人で、この文章は、気持ち悪すぎる。
「よ」を打ってから、「よ」の左下の「小」ってボタン押したんだ、と思ったら心が冷たくなった。
👩「不快です。笑」は、「ょ」に対して言ってる。笑
そんなこんなで、何回か気持ち悪いラインを交わした。
疑問系でもないので、どうどうと既読無視した。
何も生まれないやり取り、だるすぎる。
そのまま連絡がこず、こちらから連絡することはないのでほっておいた。
2日前。
この時には、仕事が忙しい時期に突入していたので、塩対応。
ごはんを約束した日の前日・金曜は昼11時から働き、仕事が終わったのは当日・土曜の13時だった。
26時間勤務(仮眠なし)。つら。
ラインを見たらわたしが送ったラインが未読になってたので、返事が塩すぎて向こうの中でナシになってる可能性あるかも!と嬉しさがよぎる。
向こうが既読つけずにこのままスルーしてくれたら、こちらは罪悪感なくいかずに済む。
本当に人として小さいのだが、自分からは断りたくないという変なこだわりがある。
(今思えば断っておけばよかった)
とりあえず、寝るかと思い、一応ライン。
18時に起きて見てみると、このラインも未読だった。
いよいよナシの可能性が出てきた。
とはいえ、準備しないわけにもいかないので、準備しつつ、19時30分になっても連絡がなければ「返事がないので行かない」と宣言ラインして、ひとりピザパーティーをやろうと決めた。
もうかなりピザパーティーの気持ちだったので、ピザ屋も、何ピザ頼むかも決めてた。
そしたら、19時過ぎに連絡きた。くそ、
仕事だったらしいので、時間変更は仕方ないけど、「ごめん」とかないのか、とモヤリ。
ヤスダくんなら「申し訳ございません!」ってラインくれてただろうな(そういうところが好き♡)、と思ったりもした。
もともと約束してた〇〇駅はターミナル駅で大きく、△△駅はそのとなりの駅で小さめ。
出会った婚活パーティーは、〇〇駅であったのだが、「駅から出るのに△△駅の方が楽だから△△駅から歩いてきた」と言ってたので、わたしを気遣ってのことではなく、本音は△△駅に変えたいんだろう。
忖度して△△駅を選んだ。
それに対して「おっけーです!」だぁ?
こっちが気遣ったことも気付かないわけね、了解!と思った。
自分が駅を変えたいのにストレートに言わない点、言ってくるタイミング、どちらも不快だった。
到着して連絡。
ヤスダくんなら、少なくとも30分前に来ててお店探してくれてたし、遅刻するなら謝罪してた。(謝るのではなく謝罪。それがヤスダくん。)
(ラインを見返したら、3分の遅刻なのに「あと400メートルです」「申し訳ございません!」と送ってくれてた。かわいい。)
友だちに
「若干分でつく」って言われて遅刻されて待ってるんだけど、意味わからん。「○分に駅に着きます」って言って欲しいんだけど、、もう帰っていいかな。
とライン。
送り終わって目線を上げると、目の前にかっきゅんがいた。
👨「そうだよね?」
👩「あ、はい」
👨「じゃ行こうか」
「遅れてごめん」もないし、「そうだよね?」とは、、、失礼なやつだ。
👨「どこか適当に入ろう!」
と言われ、また絶望。
聞かれたから焼き鳥食べたいと伝えたし、リサーチしてくれてるかと期待してしまっていたし、調べてないなら、何食べたい?お腹どのくらい空いてる?とか相談したい。
仕方ないから、
「お腹空いてますか?」
と聞くと
「まぁまぁ」
と言われた。は?
しばらく歩くと、激安居酒屋が数軒あり、
👨「ここでいい?」と聞かれた。
いま△△駅のエリアで増えてる、お酒の質もそんなよくなく、メニューもいわゆる居酒屋メニューのみで、料理の味もイマイチ、お刺身って鮮度いるんだっけ??みたいなお店。
タバコもOK。
ガヤガヤどころか、ギャーギャーとうるさい。
友だちとワイワイならいいけど、初めてのデートで色々話したい時に選ぶか?みたいなお店。
これなら駅前にあったかっきゅんの選ばない「チェーン」のカプリチョーザの方が数億倍サイコーだし、どうしよっか?と言ってくれれば、焼き鳥とか鶏料理の、高級ではなくチェーンではないお店を何軒か調べてきていたので提案できた。
何がどうなったら「チェーンではないお店が好き」が激安居酒屋になるのか教えてほしい。
お通しでいい感じの手作りポテトサラダとか出てくるお店じゃないの?
だけど、もうどうでもよくなり、
👩「はい、」
と答えると、かっきゅんは先に中に入り、案内された席のソファ側になんの躊躇もなく座った。
隣との距離も近く、両隣ともタバコを吸っていた。
そりゃそう。
このご時世でタバコ吸える店はほぼないのだから、飲みながら吸いたい人が来る店なのだ。
そして、かっきゅんはタバコを吸わない。
わたしも吸わない。
ほんとに、この店にする理由がわからない。
かっきゅんは、メニューを自分だけで見ると、お酒を決めて、メニューを渡してきた。
店員を呼ぶそぶりがないので、私が呼び、お酒をオーダーした。
また、かっきゅんは自分だけでメニューを見て、
👨「これにしよう」
と焼き鳥盛り合わせを見せてきた。
会社の飲み会かよ、、、
好きな串を、頼ませろよ。
店員さんが来ると、焼き鳥の盛り合わせを頼み、「塩かタレどちらにしますか?」と聞かれると「塩!」と即答で答えていた。
別にどっちでもいいんだけど、2人できてんだから相談しようぜ!
そのあとで、メニューを渡してきた。
いや、もう帰りたいんです、、と思いながらメニューを眺めていると、かっきゅんはまた店員を呼び
しらすとネギのサラダ
を頼んでいた。
苦手なものはないけど、こういう店の「しらす」は生臭く感じて苦手なんだよな、と心の中でモヤモヤ。
食べ物が来るまでの間に、かっきゅんは例の手帳を取り出し、2〜3分かけて何かを確認していた。
(お前それ、スケジュールのやつだろ!!今、見んでええやろ、)
お通しが、ちぎったレタス数枚と、ハム1枚だった。
これぞ激安居酒屋。
サラダが届き、かっきゅんは直箸でとり食べてた。
わたしは一口も食べなかったし、かっきゅんも勧めてもこなかった。
居酒屋って好きなものをそれぞれが頼むお店でしたっけ、、?
サラダ一つでも、ヤスダくんは「サラダ頼みたい。オレはどれでも好き!どれがいい?」って聞いてくれたし、取り分けようとしてくれたし、やっぱ良い男だなぁと思った。
もう本当にイヤすぎて、
「電話してきて良いですか?」
と言って外に出て、そのまま帰ろうかと思ったが、婚活パーティーでまた会うかもしれないので、思い留まった。
向こうは向こうでストレスを感じていたんだとは思うが、自分の体のあちこちを触ったり、腕のストレッチをしたり、服を直したり、ちょこまか動いていて、その動きがハエが前足を擦り合わせているみたいで、気持ち悪く感じてしまった。
けっこう謎なのだが、一般的なデートの作法、
•ソファ側を女子に譲ろう、上座を勧めよう
•メニューは一緒に見よう
•車道側を歩こう
•重いものは持つの手伝おう
みたいなのをやらない人って、本当なんだろう?って思う。
やってもらって本当に嬉しいことではないけど、大切にしたい気持ちをこういう行動で示そうね、っていう男女の共通認識だから、やらない理由がわからない。
そんなことを考えてたら、ヤスダくんの気遣ってくれて優しい振る舞いを思い出してしまって、涙がじわりと出てしまった。
なんで目の前にいるのが、ヤスダくんじゃないんだろう。
向こうからしたら、婚活パーティーで知り合った41歳の女がイマイチ盛り上がってもくれず、料理も頼まず、食べず、涙目、、、恐怖でしかなかっただろうな。
焼き鳥の盛り合わせがなかなかこないので、ついにかっきゅんが
👨「大丈夫ですか?焼き鳥をキャンセルできそうならしましょうか?」
と聞いてくれて
👩「…はい、お願いします」
と答えたが、聞く前に焼き鳥の盛り合わせが来た。
「どれ食べたい?」
と聞いてくれ(やっと相談してくれた…!)、でもわたしの食べたいぼんじりは盛り合わせにはなかったので、一番手前のつくねを取り、向こうは手羽先を食べていた。
骨にしゃぶりついていて、その姿も、ハエっぽかった。
手羽先を食べ終わり、次は何も聞かずに鶏皮串を取ったあと、「食べて良い?」と聞いてきた。
もう持ってるやん、良い以外の返事ないだろ、、、
わたしには残りの好きな方を食べろという。
また手前のネギマを取り食べたら、串1本を残して料理は全てなくなった。
👨「他に頼む?」
👩「いや、、、」
👨「もう出る?」
👩「はい」
向こうがお会計をしてくれたけど、ごちそうさまラインを送りたくないので、お店を出てからちょっと多いくらいの2000円渡した。
で、とっとと別れ、爆速でチャリこいで帰ってきた。
20時35分に会い(5分向こうの遅刻)、22時には家でふとんに入ってた。
居酒屋には多分、30分くらいしかいなかった。
向こうは向こうで、何が気に食わなかったんだ??なんでこんなに盛り上がらなかったんだ??と思ってるだろう。変な女に当たっちゃったなと。
人生で一番つまらなかったデートでした。
(たぶん、向こうにとっても)