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【41歳の婚活】ヤスダくん。ほんとにおしまい。

ヤスダくんとの関係が「友だち」になった。

12月のある日に、ヤスダくんからラインが来た。

このあと、何回かやりとりして、28日の夜から29日にかけて、ヤスダくんのお姉さんの家の近くのホテルで会うことになった。(ホテルはとってくれた)
ほんとはヤスダくんの家で会える日もあって、どっちがいい?って選ばせてくれたけど、ホテルの方を選んだ。

駅から徒歩1分のホテルだったけど「駅まで迎えに行くよ」とは言ってくれなくて、いや別に1人で行けるけどさ、昔のヤスダくんなら絶対に迎えに来てくれてから、(駅の出口を私が間違えた時も「動かないで!迎えに行くから」と言ってくれてたよな)それに気づいてしまって、認めたくないけど、ちょっと悲しくなりつつ向かった。

会ってからずっと違和感。笑

黒のスキニージーンズしか履かないと言ってたのに、ダボっとしたブルージーンズを履いていたし、黒いアウターしか着てなかったのに明るい色のアウターを着ていた。パーマヘアの髪の毛はきちんとパーマかかっていたし、アートメークしてた眉毛はアップデートしてた。(新庄剛志みたいになってて、これ正解なんか?と思ったけど伝えなかった。)

あれ?この人、私にいうほど忙しくないのかな?と思った。

アートメイクは東京でやってたはずだから、東京に来てたのに連絡くれなかったのか、、とか一瞬でいろいろ考えた。

「変わってないねー」って言ったけど、結構変わってて、でも病んでる感じじゃなくて、明るくなっててそれはちょっと嬉しかった。

それぞれシャワー浴びて、1回して←
ごろごろしたまま、ちょっと話す感じになった。

👩「ねー、私、ヤスダくんのことすっごい好きじゃん?」
👨「え?そうなの?だって全然会ってなかったし・・・」
👩「会ってるかどうかって、関係なくない?」
👨「そうなんだ、、、」

👩「結婚したいなーとか思わないの?」
👨「最初に言ったと思うけど、結婚をする気がないんだよ」
👩「・・・あ!(爆笑)え、待って!確かに言ってた!」
👨「うん、言ったよ」

思い返すと、初めて会った日にそう言ってたな。
でも、結婚しない主義という人が本当に好きな人に出会って結婚したという話も聞いたことあるし、「ふーん、そうなんだー」くらいでしか思ってなくて、忘れてた。
まぁ、ヤスダくんが主義を変えたいほど、私を好きにならなかったってことかなとも思いつつ。

👨「結婚とかしたいの?」
👩「うんしたい!すぐにでも!笑」
👨「そうなんだ。笑」
👩「そー、じゃあヤスダくんじゃダメじゃんね」
👨「そうだね、自分だけで生きてくのにやっとだからね。給料も手取り@万円だし、養ってあげられないから」
👩「そうなんだ!私は助け合えるチーム作りたいみたいな感じだけどね、その考えなら合わないんだね」
👨「いっぱい貯金してるの?」
👩「(これまでも何回か聞かれて、その時は言わなかった。もう多分、付き合わないしいいか)うん、老後の資金で@万くらい(ヤスダくんの貯金の倍)は確保できてるよ」
👨「そうなんだ、すごいね。」
👩「すごいっしょ!笑」

👩「ヤスダくんが、転職して地方に住むことになるから犬飼おうかなって言ってたでしょ?」
👨「うん、言ってた。今の仕事だと無理だけどね」
👩「一緒に飼うつもりでいた!」
👨(笑)
👩「ヤスダくんの家の近くで仕事探してみたこともある!そっち行くよって言ってたら、びっくりしてた?」
👨「ううん」
👩「でも2年で転勤だもんね、置いていかれちゃう」
👨(笑)

👨「どんな人がいいの?顔で選んだりしないの?」
👩「ヤスダくんは最初は顔で選んだよ。笑」
👨「そうなのー?」
👩「そうだよ!超かっこいいじゃん!(今は新庄剛志だけどね)」
👨「ありがとう。笑」
👩「あー、来年から超婚活することになるんだけどさ(本当はずっとしてたけど)ヤスダくんよりいい人に出会える気がしないよー」
👨「そんなことない、見つかるよ」
👩「簡単には見つかんないよ!!ヤスダくん最高すぎるもん!!」

それで、また1回して←
寝た。

もちろん私は、すぐには寝付けず。
考えてた。

私は、スーパーマリオブラザースの映画のマリオみたいなところがあるなと思っていて(分かりずら)、マリオは、ドジばかりするルイージのことを「最高の弟」と言い、絶対的な味方だし、全肯定している。

私も、この人好きって思ってしまうと、全て完璧!と思ってしまい、全肯定してしまう。

だけど、考えてみると、アレ?と思うこともないわけではない。
ふんぎりをつけるために、まとめてみる。

●会話がそんなにおもしろくない
→ヤスダくんの魅力は、圧倒的なまじめさと、誠実さ。
だから会話はそんなにおもしろくないし、話のバリエーションもない。

●致すとき、ムード作りもなく始める。あと早すぎ。
→よく会っていて、すっごい好きだったときは、それでも最高だった。
Pくんと致したときに(やっぱり好きな人とじゃないとそんなに気持ちよくないな)と思ったけど、今回久しぶりに致してみてムードなく始まって、すぐ終わるしそんな気持ちよくなかったなーって思った。
ムード作れよ!

●嫌なことから逃げるクセがある
→これは出会ったときから、ずっと分かってたけど。

●悪口いうときユーモアが1mmもなくなる、ネガティブすぎる
→めっちゃこわい

●要領が悪すぎる

あと、教えてくれた手取りが想像の半分くらいで、びっくりしたのもあった。

ああ、でもでも!!そんなこともぜんぶひっくるめて、ぜーんぶかわいくって行動は優しさに溢れていて、大好きだっなーとか思ったけど、でもぜんぜん涙は出なくて、気づいたら、寝てた。

朝起きて、また1回した。笑

ヤスダくんは、友だちという枠に入れることにした。
「人として大好き!大切に思ってるからね」とバイバイしてから、激重メンヘララインみたいなのをヤスダくんに送った。

しばらくは心がぽっかりして、帰りの電車にのってたら泣いてしまったけど、でも時間が経った今は「私が幸せになるためのひとつのピースだったんだな」と思えるようになった。
ヤスダくんと一緒に過ごすうちに、なにも考えずに人に甘えられるようになったし、人にベタベタに甘えられるのっていいもんだなって思えるようになった。いいこといっぱいあった。
大切に扱ってくれて、優しくしてくれて、すっごく嬉しかった!
だからまだチクチクすることもある。
これは時間が解決するかな。

毎年、年末にごはん食べてる大学時代の友だちに話したときに、

「いまチクリとしても、いろんな気持ちになったり、いろんな経験ができたから、ヤスダくんに出会えてよかったね〜」

と言ってもらって、ぜんぶ浄化できた気がした。

さて、次がんばります!

【次回予告】
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