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【41歳の婚活】33歳のPくん②

婚活パーティーであった初日からエロいラインを送りつけてきて(わたしものっちゃって)、会った1日目にホテル→ごはん。
2回目も、ホテル→ラーメン。

そんなPくんとは、毎日ラインしていた。

よくわかんないけど、これってお互い利害関係が一致してるだけで、付き合うとかじゃないんだろうな、と頭のどっかで冷静に思ってる。
向こうはわたしのデカケツがお気に入りで(珍しい人もいるわ)、わたしは一緒にいて寂しさを紛らせている。

ヤスダくんとホテルに泊まった日、ヤスダくんが寝たあと24時くらいにスマホを見るとPくんからラインが来ていた。
送られた時間をみると22時くらい。

ヤスダくんと会う前に、仕事の後輩3人とコストコに行っていて、それは伝えていたので、帰ってきてるであろう頃にラインしてくれたんだろう。
構ってくれる誰かがいることに、ちょっと救われた。

本当はヤスダくんと ”寝てた” んだけど、
日本語のおかげで嘘をつかないで済んでる。

新しい人でアップデートしていくことを学んだ私は、性欲の塊のPくんと会う約束をした。

ホテルをチェックアウトしてヤスダくんとバイバイしたあと、電車でグズグズ泣いてたらPくんからまたラインがきた。

タイミングが有能すぎる。

泣きながら返事。

エロは悲しみを超えるのかも。
あまりの性欲に笑ってしまった。

家にきて、致してしばらくすると、Pくんは
👨「さっき、母からラインがきてさ、今日しか家族4人揃う日がないみたいで帰ろうかと思うんだけど、やだ?」
と申し訳なさそうに言い出した。

Pくんのお父さんは東南アジアに単身赴任中なのと、妹さんは妊娠中で1月出産予定と聞いていたので、なかなか家族の予定が合わないんだろうなと理解。

それが本当か嘘かはわからないけど、ヤスダくんとお泊まりして(3回致して)朝帰りしてPくんと致しているので、いったん1人でぐっすり寝たいなと思っていたので、
👩「ぜんぜんいいよ!早く帰った方がいいよ!」
と強めにすすめた。

玄関まで送って、ベッドに寝転んだ。

ふとんにPくんのにおいが残っていて、すこし、孤独な気持ちは薄れた。
1日に2人と致すなんて私の人生では今日だけだろうな、と思うと、自分が逞しすぎて大好きだし、人生ってほんとに何があるか分からないなと、ふつふつと笑いが込み上げてきた。

それからもPくんとは毎日ラインをしている。

だいたい夜に、
👨「おつー」ときて、何ターンかやりとりする感じ。
楽ちん。
何も気を遣わないし、返ってこなくなっても気にならない。

12月31日のもやりとりしていた。

昼のやりとり
夜のやりとり

そのあとやりとりして、2日に家に行くと決まったが、当日の昼に寝すぎてしまって夕方から別件があるから、3日に変えてほしいと言う。

多分、好きだったら「ひどい!!」ってなると思うが、まったく恋愛感情のようなものは湧いていないので「いいよー!」と快諾。

3日の朝9時に行くと言ってたのに、時間が近くなっても連絡がないので、ラインで来る気があるか聞くと、
👨「ごめん、昨日の夜から体調が悪くて」と言う。

うん、そしたら昨日の夜に言おうね、と思ったし、本当か?面倒になっただけ…?と思ったけど、まったく恋愛感情がないので傷つけられたような気持ちにもならず
👩「また今度にしよっか!」と提案。

でも、👨「これからいく!」というので、最寄駅に向かう道の途中まで迎えに行って、家へ。

Pくんが、妙に肩が凝るというので、テレビ見ながら肩揉んだり、マッサージしたりして、ちょっと昼寝しよう(という口実で)ベットに一緒に入った。

くっついてたら、めちゃくちゃ体温が高い。

👩「ね、ちょっと寝れば?アイスとか食べる?買ってこようか?」
と聞くと、食べると言うので、コンビニにアイスやゼリーを買いに行って、冷えピタはってあげて、寝かせた。

仕方ないので、隣の部屋でテレビをみた。
ガスファンヒーターが1台しかないので、続き間の扉を半分開けてお互い音が聞こえるくらいの感じで過ごした。
1人で見てるより、隣の部屋でも人がいるのはいいなと思った。

録画したドラマ「ミステリと言う勿れ」の、病院で亡くなった人のカバンを盗んだ女性の話を見ていた。カバンを盗んだ女性が罪悪感で大泣きしているシーンにさしかかると、Pくんが急に大声を上げた。

👨「え!!」

👩「なにー!?」

おもらしでもしたのかと思った。
そのくらい焦っていて、大きな声だった。

👨「え、泣いてる?」
👩「いや、全く!テレビの中の人が泣いてるー」
と答えると、
👨「よかった。ぐー(いびき)」
また寝た。

12時にきて、気づけば19時。
具合が悪い人を前に1人でご飯を食べるわけにはいかず、お腹すいたから帰って欲しいなぁと思い始めた。
(Pくんへのヒアリングの結果、インフルやコロナではなく食あたりのようなので感染の心配はしてなかった)

👩「ねー、19時になったよー大丈夫?」
と声をかけるも、ぐったりとしている。

元気なときに泊まるならいいけど、病人に泊まられるのは気を使うからやだなぁと思い、でも自力で帰るのは辛そうだろうから、車を借りてきてとっとと家に送り届けるしかないなと思った。

👩「カーシェア借りて、家まで送ってあげるよー」
👨「ありがとう。ごめんね、お荷物Pくんになっちゃったよね?」
👩「いいよいいよ、車とってきてマンションの下にとまっておくから、いいよってラインしたら降りておいで」
👨「うん、でももうちょっと寝ていい?」
👩「(ひー)うん、いいよ。30分経ったらまた言うね」
👨「ごめんね」
👩「19時半だよー」
👨「ごめん、あと30分」
👩「20時だよー」
👨「ごめん、あと30分」
👩「20時半だよー」
👨「ごめん、21時になったらほんとに帰る!」
👩「わかったー」

で、結局、21時半に起きた。

Pくんの家までは片道1時間弱。
初めてのドライブではあるけど、もちろん私が運転して、Pくんは辛そうに助手席に座ってる。

👨「ごめん、ほんと申し訳ないんだけど通帳記帳したくて@@銀行のATMってこの辺にあるかな?」
👩「え!笑 ちゃっかり車利用してるやん」
👨「ごめん、毎週記帳しろって母親に言われてて…えらい?」
👩「ネットで見れるのに、記帳しないとなの?」
👨「うん」

この話、なんか怪しいなと思った。
33歳(12月末に誕生日を迎えた)で、実家暮らしで母親に通帳の記帳を週1回しろと言われている。

私が考えている説は2つで、
①新卒から6年大阪にいて、実家に住んで3年。大阪にいる間に借金したりなどお金の管理ができてなくて家族に迷惑をかけた
②今、週払いのバイトで、自分の意思でサボることができるので、毎週の入金を確認する必要がある

どっちにしても、けっこうハードだなあ。

とりあえず聞いてみるかと思って
「ね、給料いくら?気になる!通帳見せて?」と言ってみたが
「低くて恥ずかしいから」と見せてくれなかった。
「貯金してるの〜?」と聞いたら「してる」
「借金あったりとか〜?」と聞いたら「ない」と。
謎は解けず。

👨「この車って、後ろの席倒せるかな?」
👩「うん、できると思うよ。後ろに寝転がりたい?」
👨「いや、@@駅の駐輪所に自転車ずっと置きっ放しにしてて、@@駅って行かないからさ、せっかく車あるから@@駅から家まで運んで欲しくて!」
👩「めっちゃずうずうしいじゃん!」
👨「ごめーん」

で、冷えピタ貼ったまま自転車取りに行ってた。

家の近くに来たときに
👩「薬局寄ろうか?」
👨「お願いー」

実はPくん、かなり自己開示がなく…
もしかしたら既婚者ってこともあるのかなと疑ってる気持ちが少しだけあった。
だからどう出るかと思って、仕掛けてみた。

👩「車で待ってようかな?笑」
👨「せっかくだから行く?」
👩「うん、行こっかな」

と薬局で一緒に買い物。
さすがに既婚者なら家の近くで一緒に買い物しないか、とちょっと安心したり。

さすがに申し訳なくなったのか、
👨「お腹すいた?」
👩「うん、ずっとすいてる!」
👨「だよね、パスタ食べる?それかすき家もあるし…」
👩「え、食べれるの?」
👨「俺はやめとく、ごちそうするから食べて」
👩「いいよ、今日は。次、ごちそうして!帰って寝な」
👨「ごめんね」

で送り届けて、終わった。
どんな正月だよ。

えらいもので、好きと言う感情は湧いてないけど、ケツモク(ケツ目的)でも会いたいと言ってくれたり、ラインをくれる人がいることは精神衛生上いいみたい。

noteになんでも書きすぎかな?
心配になってきた、、、
やりすぎてたら誰か止めてください。

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