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【40女の婚活】気持ちの整理のための、本当に好きな人(じろうさん)についてのまとめ【長すぎ】

じろうさんとは2017年2月に仕事で出会った。

あるタレントのマネージャーをしていて、私はその人の大ファンだった。

だから最初は、手に入りにくいチケット目的(チケモク)で仲良くなりたいと思った。
(仕事上、私と仲良くなることはじろうさんにもメリットがあるので、一方的に得したいというより、win-winでしょ?と。)

最初の2年くらいは、年に2〜3回、共通の知り合い(Jちゃん)と3人でごはんに行く程度。

めちゃくちゃおもしろくて、だけどじろうさんはビジュがいいタイプではないので(笑)なんとなく恋愛スイッチは入らず、「おもしれーやつ!」「いいやつ!」くらいに思っていた。


じろうさんとぐっと仲良くなったきっかけは、わたしとJちゃんがスマホ版のPUBGにハマったこと。

グループ戦だと最大4名で組めるので、メンバーを増やしたい!となった。

100人のプレイヤーたちが一つの孤島に集まり、フィールド内にある武器や物資を取り駆使して最後の1人になるまで戦い続けるバトルロイヤルゲーム。
チーム戦は、オンラインチャットで話しながらできる。

PUBG


何人か声をかけ、その中で唯一ハマってくれたのが、じろうさんだった。

じろうさんは仕事柄、仕事が深夜に及ぶことは少なく、毎回参加。

私は、たまに仕事が深夜に及ぶが、ほぼ毎回参加。

Jちゃんは、仕事の波があり、参加したりしなかったり。

ある時期、Jちゃんが大忙しになってしまい、2人でゲームすることが増えた。

1か月近く、毎日1〜2時間ゲームをしてオンラインチャットでしゃべった。

仕事の話や、食べておいしかったものの話、芸能人の話、ドラマの話。
いろんな話をしたけど、恋愛系の話は1回もしなくて、逆にそれがすごく居心地よかった。

あるときは、じろうさんが

「あ!洗濯しないといけないんだった!敵が来たら教えてください!」

と言って、洗濯を始めたり、ゲームを繋いだまま、

「ぼく今からご飯食べるんで、ちょっと待ってくださいよ〜」

と食べてるのを待ったり。

あら、この人と一緒に住んでたらこんな感じなのかな、ナチュラルでいいな、とちょっとだけ意識した。

そんな感じはあったが、仲のいい友だち(中学生の時の友だちみたいな感覚)でラインしたり仲良くしていた。

月日が流れ、Jちゃんと私の間に不穏な空気が流れ出した。

Jちゃんと私はめちゃくちゃ仲良しで、家が近めで(お互いが15分くらい自転車のれば繁華街で会えるくらい)、終電を気にせず会えるので、よくごはんに行っていた。

Jちゃんは基本的には優しく愉快な人間ではあるのだが、週に3回4回と頻繁に会っていると、例えば、毎回ちょっと遅刻してきたり、カラオケで自分が毎回先に歌ったり(小さいことだけど地味にイヤ)、自分が話したいことがないと食事中にスマホをずっと見ていたり、おざなりにされているなと感じることが増え、そういう部分が気になるようになってきた。

Jちゃんのことを嫌いにもなりたくないし少し距離を取ろうと思い、仕事で知り合った人や後輩と積極的にごはんに行くようにして、Jちゃんと会う時間を少し減らすようにしていた。

ある時、久しぶりにJちゃんとごはんに行き
(とはいえ1週間ぶりくらい)

「最近、あんまり会えないね、忙しいの?」

と聞かれたので、

「最近、意識して色んな人に会うようにしてるんだよ〜」

と伝えた。

その答え方がきっといけなかった。

Jちゃんの嫉妬心?のようなものに火をつけてしまったようで、

「別に他の人と仲良くしなくていいんじゃない?仲良い人と会ってる方が楽しいじゃん。
じろうさんとかも仲良くしなくていいんじゃない?」

と言われ、あら、ちょっとJちゃんしんどいな、という気持ちになってしまった。

とはいえ、Jちゃんも私と会うのがしんどい時期があり、あからさまに避けてきたことがあった。

嫌いになったわけではなく、ちょっと少し距離取りたい時期なんですっていうこの感覚、同じことしてきたんだし(笑)多分わかってくれるだろうと思っていた。

でも、Jちゃんはそっけなくなった私に違和感を覚えたのか、これまで以上の頻度でラインを送り、何度もごはんに誘ってくれるようになり、私はどんどんイヤになっていった。


ある時、Jちゃんはありとあらゆる共通の知り合いに
(2年以上会ってない人にも連絡してた。すご!)

「まつりちゃんに急に嫌われた。なんとか間を取り持ってほしい。」

と相談していた。
(共通の知り合いの1人に教えてもらった。)

初めて聞いた時に「え!?そりゃないよ」と思った。

「自分も同じように私を避けてた時期あったのに」
「私だけが悪者なの?」
「こんなやり方されたら、元に戻れなくなっちゃうよ」

Jちゃんが、共通の知り合いに連絡をしまくったため、その方たちから
「ランチに行かない?」「飲みにいかない?」
という連絡が増え、何人に相談してんだよと呆れ果てた。

あと、みんながスパイになったように感じた。

スパイの中には、スパイのスパイみたいな人もいて、

「あの人はまつりちゃんから聞いたことぜんぶJちゃんに言ってるから、信用しない方がいいよ」

とか言われたりもした。

こんなみんなを巻き込んでしまって申し訳ないのと、Jちゃんの並々ならぬ執着?が怖くなった。


じろうさんからも

「今日、まつりさんちの方で仕事終わるので、ちょっとごはんに行きませんか?」

と連絡が来た。

この時には、じろうさんのことちょっと好きかも。人間性は大大大好き!という状態になっていたので、

「じろうさん、私のこと嫌な女だと思っただろうな」
「関わるのめんどくさいなって思われたかもな」

と、心が重くなった。

じろうさんは、

「Jちゃんから連絡があり、2人があんまりうまくいってないって聞きました。ぼくは前みたいに3人で仲良くしたいなって思ってるんですけど、どうですか?
2日後に、Jちゃんにごはんに誘われていて、その前にまつりさんからも話を聞きたいなって思いました。」

何も隠さず、まっすぐに聞いてきた。

みんなをスパイに感じる中、誠実さを感じた。

え、、Jちゃん、じろうさんと仲良くしない方がいいんじゃない?って私に言って、それで2人でごはんいくのか…とそれもちょっと引っかかった。

でも、それを言ったらJちゃんがじろうさんを都合よく使ってるように聞こえてしまう、傷つけるだろうし、どうしよう…

「言うと傷つく人がいるので、今はまだ言えないんですけど、Jちゃんから納得できないこと言われたり、まぁいろいろJちゃんの行動で引っかかることがあったりの積み重ねで…
私的にはちょっと距離置きたいなってなっちゃったんですよね。」
「心配させてしまってすみません」

と伝えると、

「わかりました」

と言ってそれ以上は聞いてこなかった。

この時のじろうさんの誠実さが決定打になって、私はじろうさんのことを大好きになって、なんなら一生一緒に生きていくならこの人がいいとまで思うようになった。



それからじろうさんとは、1週間に2〜3回ラインしたり、たまにごはんに行ったりしていた。

そんな中コロナが流行り出し、マネージャーのじろうさんは、タレントに迷惑をかけるからと会社から【会食絶対禁止】と言われ、会えなくなった。

緊急事態宣言も出され、ちょっと会う?というのも許されない感じになった。

1回目の緊急事態宣言が解除される前の日(5月の末ころ)、じろうさんからラインが来た。

👨「知り合いからテイクアウトのラーメンをもらったんですが、調理器具を持っていないのでまつりさんちで作って食べてもいいですか?」

急に家に来ることになりドキドキして、ここから何か始まるのか、と思っていたが、結果ネットフリックスを2人で8時間みて、お開きとなった。

一体なんだったんだ…?

自分からも動けばよかったんだけど…

私の転職も重なり、しばらく連絡できずにいた。

10月になり、久しぶりに「ごはん行きませんか?」連絡すると

「彼女ができました」

と言われた。

えええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええ

もう、この人生分のびっくりを全部あじわったくらいびっくりしたし、ショックだったなぁ。

最初は、なんで家にきたんだよ!とか、気をもたせやがって!とか悲しんだり怒ってたりしてたけど、ちゃんと言ってくるってほんといい男だなってなった。
(どんだけ惚れてんだ)

そっから1年。
ずっと引きずって、他の人を好きになる気も起きない時期をすごした。

コロナが落ちつきだし、彼女と別れてないじろうさんとまた月に1回くらいごはんに行き出した。
(向こうから誘ってくれるので、もしかしてもう別れてるかも!と思って行くのに、まだ別れてないのが分かって、落ち込んでた)

「てか、彼女がいるのに他の女とごはんに行くってどうなのさ!」
って怒ったりして、気持ちが落ち込まないようにもしていた。

「彼女がいるのに、ごはんに行ってもいいやって思われるレベルで本当にただの友だちなんだな」とどんよりしていた。



2023年になったときに、

「だめだ、じろうさんのこと好きすぎる。もう一生友だちでいてもらうことにしよう。逆に変に付き合ったら友だちじゃなくなるから、その方が嫌だし」

と思うことに決めた。

3月になり、じろうさんからラインが来た。

👨「仕事でチャーシューをもらって、冷蔵庫がなくて保管ができないんです。明日の夜になっちゃうんですけど、家に行ってもいいですか?」

もうすっかり「友だち」と決めたので、

「はぁ、またネットフリックス見にくるんか。ってかもう、家に気軽に行きますって言う程度の友だちって思われてるんか。彼女いるのにすごいな」

と思いつつ、大好きな友だちではあるので

👩‍🦰「いいよ〜何時?」

と聞いた。

👨「23時に品川駅に着くので、24時くらいになっちゃいますね」

👩‍🦰「オッケー」

心の中では何もオッケーではなかった。

どういうつもり????????と大パニック。

次の日、家に来て、チャーシューを食べて、2時間くらいソファに並んで座ってテレビを見たけど、とくに近づいてもこないし、触ってもこない。

まじの友だちやないかい!!

「もう眠いから寝るね」と伝えると、じろうさんも寝るといい先にベットに寝転んだ。
(セミダブルだから、大人2人でも余裕で寝れる。)

ムードも何もない。


これもう、本当にただのすっごい友だちじゃん!!

「歯、磨かないの?」
と聞くとふとんから出てきて、歯を磨いてまた寝転んでた。

ベットに寝転んで、私のスマホでYoutubeを見ていたが、手を上げているのがダルいので、

「持ってるの疲れた、もう寝よう!私、ちょっと目が覚めちゃったから、スマホでマンガ読むね〜」

とスマホの明るさが気にならないように、背を向けてマンガを読んだ。

じろうさんは、しばらくは(多分)自分のスマホみたりしていたが、

「くっついていいですか?」
「手回していいですか?」
「足乗せてもいいですか?」
「ちょっと触ってください」

とだんだんそんな感じを出してきた。

パニック。

私ができない日だったこともあり、そのままちょっと途中までなんとなくやって、寝た。
(多分、2人とも寝てないけど)

その時は、
「彼女いるのに、遊びかな?」
「なんでちゃんと言葉で言ってくれなかったんだろう?」
「どういうつもり??」
ともやもや。

次の日、WBCがあったので8時にはベットからでて、一緒に見て、近所をさんぽしてラーメン食べて帰った。


「一生友だち!!!」と勝手に決めてしまっていたので、急に恋愛モードに戻ることはできず、あと、じろうさんがちょっとだけ性癖をだしてきて、それがパンチ強めの性癖だったのもあり(笑)いろいろ気持ちが消化できずに過ごした。

が、1週間、なんの連絡もない。

どういうことやねん!と思って、居酒屋に呼び出して聞いたら、彼女とは半年前くらいに別れてるとのこと。帰り、じろうさんは「また連絡します」と言ったが、そっから何の連絡もなかった。

(彼女と別れてると聞いて、ほっとしてしまった。ぼやぼやしてないで、このときに自分から告白しとけばと何回も後悔した。)


またもんもんと過ごしていると、じろうさんがマッチングアプリに登録して、かなり積極的にお相手を探しているということを人から聞いてしまった。

私は、どうしたらちゃんと付き合ってくれるんだろうとかすごく悩んでたのに、真剣に向き合ってもくれずマッチングアプリか、と悲しくなった。

1か月後に、家に呼び出した。

「20時に行く」と言っていたので、このまま泊まってくれるなら自分から積極的に既成事実を作ってしまおうと思っていた。

23時くらいになると、じろうさんはスマホをチェックして、ちょっとほころんだ顔をしたあと、

「ぼくはこの辺で帰りますね」

とさっさと帰ってしまった。

マッチングアプリで知り合った人から、夜中に電話でもしようと連絡がきたのかもな…
変な想像してしまう。

「泊まってほしい」とは言えなかった。


ここまで書くと最低男ではあるが、じろうさんはすごく慎重で臆病で、少しネガティブな性格をしていて、決して手軽に抱いてやろうと思ってきたのではないと後で冷静に考えたら思う。
(じろうさんの性格的にというのもあるが、仕事関係の共通の知り合いがたくさんいて、私が誰かに言ってしまえば社会的な信用は簡単に失うというのもある)

最初にチャーシューを持って家に来た時には、ちゃんと付き合う気があって、でも私といるとどうしても色っぽいムードにならないので、思い切ってそういう行動をとってくれたんだと思う。

ああ、あの時、好きって言っちゃえばよかったとか、何回も後悔。

でも、もうじろうさんはアプリでいい人見つかってるかも、もやもや。

1度、「もう、今日告白する!!」と気持ちが爆発してしまって、

「今日、どうしても会いたいんですけど」

とじろうさんに連絡すると、

「何時に終わるかわからない飲み会がある」

と言う。

「何時でもいいから終わったら教えて」

と伝えたが、24時になっても連絡はこず、

「ごめんなさい、やっぱり大丈夫です!」

と送り、それに対して、何も返事は来なかった。

あーあ、変なことしちゃった。

ほんと恋愛が下手すぎてイヤになる。

そのあと、仕事系のことで何回かやりとりはした。
けど、返事はそっけなかった。

もやもやしたまま、婚活パーティーに行き狂って現在に至る。

こう着状態てか、もうけっこう終わってる。

でも誰も好きになれないし、じろうさんと比べてしまって、やっぱりじろうさんがいいなと思ってしまう。

ざっくりだが

2017前〜2019前  年4回ごはん期
2019後〜2020前 大親友時代→彼女発覚
2020後〜2021前 病み期
2021後〜2022後 月1ごはん期待裏切られ期
2023〜 事件→婚活行き狂い期→バケハかわいい期

6年もなんやかんやあって、執着になっちゃってる面もかなりありそう。


今日の朝、じろうさんの誕生日が12月だと思い出した。

あ、誕生日に連絡して、告白しよ。

と思い立った。

あと約45日。

ちょっとでもいい状態で会えるようにがんばる。

振られたらスパッと諦めて、ちゃんと前に進む。

じろうさんと比べず、出会った人をちゃんと見る。

だらだらとしょうもない
オチも笑いもない文章。。

もし、ここまで読んでくださった方いたら、
ほんとうにすごいです😳

私の決意、見てくださって
ありがとうございます♡

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