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トライアングルビーターの2本売りの理由について

こんにちは。マチュア・パーカッション田中です。
一昨日発売を開始しました弊社トライアングルビーターはおかげさまで売れ行き好調で、2日間で30本が売れています!ありがとうございます。
そしてそのラインナップの中で1種類だけ2本買いを推奨しているモデルがあり、今回はその理由について書きたいと思います。

日本でのトライアングル演奏は皆様ご存知の通り「可能な限り1本のビーターでこなす」方が多く、それ自体は別に悪い事だと思いませんしどの国でもシンプルなフレーズは1本で演奏される事が多いと思います。

ですが海外オケなどが16分音符単位の譜面を演奏する時に楽器をスタンド等にマウントして2本持ちで演奏していることも多く見受けられます。
そしてその演奏を聴くとよりフレージングが自然に表現できている事が多いと思っただけでなく、時にはロールさえもがオルタネイト(両手交互)の方が楽器を開放的に鳴らしている事があるなと感じた、という事が主な理由です。

ですがただ2本売っていただけだと「片方は予備」という認識になってしまうのでこれから啓蒙活動的な事をしようかとは考えています。

そして近い将来、多くの方がフレーズによって1本持ちか2本持ちかを変える事に抵抗がなくなっていけば、それは結果としてオケや吹奏楽の音楽を豊かに変えていく事になるのではと思っています。

そのペア売りが何故6mmの太さの鉄材だけなのか、という事に関しては別に書きたいと思います。

ご拝読ありがとうございました。

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