男女対抗戦　プロローグ

私立秀麗学院高校

ここは、偏差値70を超えるスーパーエリート高校で、卒業生には多数の社長や医者がいて、日本の財界を大きく担う人材を多く輩出してきた名門中の名門である。

そんな高校では由緒正しきある有名な伝統行事がある。

その行事こそ男女対抗戦だ！！

この行事は日本社会で長年問題とされていた女性の社会進出を阻む男尊女卑社会に対して平等に女性にも権利を与えることをまずは学校生活から取り入れようという伝統行事である。

また、この行事で勝利すると生徒会が全て勝ったチームの性別で構成され、一年間、部費や校庭、体育館の使用を優先的につかうことができる。また、一年間は、相手の性別に絶対服従をしないといけないという厳しい規則もある。

ルールは7番勝負で先に4勝した方が勝利となる。対決方法に関しては毎年くじ引きで決められて、それに合わせてメンバーが選抜される。ただし、スポーツなど体格面や体力面での差がある対決に関しては、対戦チーム同士でハンデを決めるという決まりだ。

男女ともに絶対に負けられない戦いが今年も始まろうとしている。

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校長「今年もこの季節がやってきたか。？？くんはどっちが勝つと思うかね？」

？？「ふふふ♡どうですかね♡、でも去年みたいに男子が全勝することはないと言いきれますね♡」

校長「ほぅ？そうかそうか！！、？？くんがそういうならどうなるかたのしみじゃな！！ハハハ！」

今年の対抗戦は不穏な影と共に始まろうとしていた、、、

つづく