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消えたミナミヌマエビとあらわれた稚エビ

前回立ち上げ1カ月経過したボトルアクアリウムについてまとめてみましたと題してボトルアクアリウムの経過をお届けしましたが、今回、特にミナミヌマエビについて動きがありましたのでまとめてみました。


グラスアクアリウムから忽然と消えたミナミヌマエビ

7月に入ったばかりの頃。この頃は絵のお仕事やバイトが忙しく、ときどき水替えやエサやりをする以外はあまりボトルアクアリウムたちのお世話をできないでいました。
ある時ふとグラスアクアリウムを見ると…あれ…エビがいない…

エビがいたころのボトルアクアリウム(左側)

以前は3匹いて、抱卵した姿なども確認できていたのに、グラスをくるくる回してくまなく確認しても1匹しか姿を見つけることができませんでした。

周囲を探したところ一匹のエビが水槽の外に飛び出て干しエビになってしまっている姿を確認し、同じく石巻貝も脱走してしまっているのを発見したのですが、これは位置的に別のボトルアクアリウムから脱走した可能性が高く、このことについては後述します。

ミナミヌマエビは寿命でいなくなることがある

脱走した気配がないのにミナミヌマエビが突然姿を消す…ググってみると、これは案外よくあることなのだそうです。

脱走や脱皮不全でなければ、寿命で落ちてしまうことが多く、ミナミヌマエビの寿命は半年~1年ほど。そしてミナミヌマエビ程の大きさであれば、生物ろ過が循環した水槽内なら1週間ほどで分解されてしまったり、魚や他のエビに食べられてしまうのだそうです。

念のためもう一つ別のボトルアクアリウム(これは完成品をネット購入したものです)にいたエビも5匹から3匹に減っていたので、これも自然減のようです。

ボトルアクアリウムから脱走したエビと新たに生まれたエビ


先ほど述べたボトルアクアリウム(上の写真の右側のボトル)には、2匹のエビがいて稚エビも生まれていましたが、そのうちの一匹と石巻貝が脱走してしまいました。
石巻貝はいつ脱走したかは定かではありませんが、ミナミヌマエビは前日には脱皮する姿を確認していて、その後飛び出してしまったものと思われます。

しかしそれとは別に、
見慣れない小さめのエビがいることに気づきました。

小さめのエビがいた


別アングルから見たエビ。買ってきたものとは違う色味をしている

一カ月ほど前から稚エビの存在を確認していましたが、そのうちの一匹が成長したものだと思います!
他のエビはまだプランクトンのような状態で泳ぎ回っているので、他のエビも無事このように育ってくれればと思っています。

エビ追加作戦

エビが育ってツマツマしてくれるのは嬉しい限りですが、苔取りという重要な役割を担っているエビが減ってしまうのは困るので、追加で購入(石巻貝がいなくなったボトルには石巻貝も)し、水合わせのうえ仲間入りさせることにしました。

ホームセンターでそれぞれボトルに2~4匹ほど追加できるように購入し、水合わせしようと見てみると…

なんと稚エビが混じっていました!

買ったらついてきた稚エビ!

折角なのでこの稚エビちゃんたちにも仲間入りしてもらいました。


新たに仲間入りしたミナミヌマエビ

長くエビを楽しみたい

今回は少しお世話に割けない時間があったあいだに、エビが自然減してしまいました。
苔をツマツマする姿を長く楽しむためにも、今後はエサやりや水替えのほかこまめにエビの生存確認と楽しみを兼ねてツマツマ観察会をしたほうがいいな…と思いました。ちょっと反省です。
水槽自体ももう少し観察しやすいよう置き場所を工夫するなどして、自然にボトルアクアリウムに目を向けられる環境を作っていきたいと思います。


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松峰¦イラストレーター
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