「告白」の威力がとんでもないことを再認識させられるアオのハコ読者
全国の『アオのハコ』読者の皆様こんにちは。前回のあまりの衝撃から早1週間が経ちました。
わたくし興奮のあまり、ついついサッカー実況のジョン・カビラさんの人格が現れてしまうほどです。
前回のハイライトを自分で行う度に、まさに「決まったー!」というテンションで叫んでしまいます。
それでは今回の話について解説の北澤さんにも加わっていただきましょう。よろしくお願いします。
#44「叶ってないよ」の感想など
(千夏先輩の心の)天気はなんと雨。これを決めていれば逆転というところを外して無情にも試合終了のホイッスルが響きました。
追い討ちをかけるように、足に巻いたミサンガが切れてしまっているのがポイント高いですね。
一方の雛ちゃん、彼女は見事なミラクルシュートを決めてくれました。見てください彼女の笑顔。もうこっちまで嬉しくなっちゃいますよね。
やっぱり雛ちゃんの涙を知っているファンとしては、今大興奮が止まりませんね。「大喜のことが好きな女の子として見てよ」と言って、ここで敢えて攻め切らないことで大喜の気持ちが少しずつ雛ちゃんに向いていく時間ができたのも大きいと思います。
「私が大喜のこと好きって思い出してくれればいいよ」
北澤さん、これを抑えるのはかなり難しいですよ。
僕が大喜だったら絶対告白しちゃいますね。
以上、実況のジョン・カビラさんと解説の北澤豪さんでした。
何度でも言いますが、『アオのハコ』は恋愛も日常描写として非常に繊細なバランスでリアルな空気感を持って描かれています。
だからこそヒロインからの告白やちょっとしたアプローチに大喜と同じように、場合によってはそれ以上にドキドキできるのだと思います。
いつから恋愛漫画を「尊い」や「エモい」の一言で片付け、第三者視点で見るようになったのだろうかと思うことがあります。
恋に恋する、恋愛漫画の主人公と同じ気持ちで恋をしてしまう、そんな漫画はどれほどあるのでしょうか。
過激な表現が必ずしも全てに勝る訳ではないということを、改めてこの作品から知ったような気がします。
男だからといって異性にエッチなアプローチをされればヒロインに惹かれてしまう訳ではない。恋愛のドキドキはもっと他のところにあったんだと。
今『アオのハコ』ヒロインたちに、我々の感情を転がされているのは間違いないですね。
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