②金融資産運用 配当割引モデル 定率成長モデル
◎配当割引モデル
:将来投資家が得る配当を予想し、
その合計を現在価値に割り引いて、
現在の理論株価を求めようとする手法
・定率成長モデル
:定率で配当が成長して支払われる配当割引モデル。
一定の割合で配当金が増加すると仮定して算出する方法。
一定の率で成長していくと仮定して
配当金から株価を算出するモデル
∴まず必要なのは配当金、
これを期待利子率から期待成長率で差し引いたもので割ってあげれば
それが株価となる。
配当金÷(期待利子率−期待成長率)=株価
FP1級2019/9⑲
株価が1,200円で期待利子率(割引率)が7.0%、1株当たりの予想配当が30円の場合、定率で配当が成長して支払われる配当割引モデルにより計算した当該株式の予想配当に対する期待成長率として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入すること。
1) 2.34%
2) 4.33%
3) 4.50%
4) 9.50%
解答解説
30円÷(7%−□)=1,200円
□=4.50%
A.3