お芝居、映画って本当に難しい
コロナ禍の昨今。
映画館に行くのも億劫になり、ネトフリやamazon primeなどのサブスクで呪術廻戦を何度も見直してる日々が続いてた。
しかし12月18日だけは映画館へ足を運ぶことにした。
コロナのせいで延期になっていた仮面ライダーゼロワンの劇場版、ワンダーウーマン1984と日米ヒーロー映画が公開されたからだ。
まずはゼロワンのチケットから購入し朝イチの回を鑑賞後。
ワンダーウーマンのチケットを買いに並んでいると浜辺美波さんがどでかく映る約束のネバーランドのポスターを発見。
原作は、農場を脱獄するまで読んでいた私。
漫画のシーンがどのように再現されるか気になってチケットを買ってしまっていた。
劇場に入ると、席はまばらに埋まっており密ではない映画鑑賞が始まった。
浜辺美波さんの弾ける笑顔がスクリーンいっぱいに溢れ、幸せなはずの孤児院での生活から始まり、異形の存在・鬼や孤児院の本当の目的がトントン拍子で明かされていきテンポのいい印象を感じた私。
さてこっから脱出劇かーとワクワクしてたのも束の間、何か違和感を感じた。
違和感の正体は多分、レイを演じた子の演技だ。
浜辺美波さんや、ノーマンを演じた子がしっかりとキャラクターを作り込んでる分、彼がすごく棒読みでセリフを流しているように思えたのだ。
棒読みなど気のせいだと、一瞬目を瞑り再びスクリーンに目を向けた。
やはり棒読み…。
芝居って難しいなと改めて思い知らされた自分がいた。
『城桧吏くんってたしか万引き家族の人だよな。
あの時って、すごく絶賛されてたのに…。』と考えた私。
でもよくよく考えたらジャンルが全く違う映画なのだ歪みが生まれるのも仕方ないよなと若干の諦めモードで見ていた。
結果、その違和感を拭えず上映時間は終わっていた。
終わって場面を振り返りながら歩いていると何だかエモい音楽を流しまくってたなと気付き始める。
原作では緊迫感のあるシーンのはずなのに…
チャラララ〜と長ーーーーくゆったりとした音楽が流れる…。
別に泣きたくて観たわけじゃないのになぁ…
結論としてお芝居や演出は非常に難しい世界だな〜と改めて感じた。
それでも製作陣、俳優陣は映画やテレビを作るのをやめない。
クリエイターたちの考える日々は終わらないのだ。
茨の道だなと強く感じた。
ps 北川景子と渡辺直美は本当に原作の面白いところ非常に楽しく演じられてたように見えました。