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不安を軽くするには『準備』が最適な理由〜『全てを良い結果に』は不可能〜
今回は上記のテーマで書いていきたいと思います。
人はなぜ不安になるのか
昨日のテキストでは、
『人はなぜ不安になるのか』という事で、
やらないことよりも、
やったことにフォーカスすることで、
これで何かがあったらしょうがないという解釈ができるようにしておくことが、不安を軽減する1つの方法ということで、紹介させていただきました。
どんなに小さなことでも、人が何か行動すれば何かしらの結果が返ってきます。
そして、それが自分の意にそぐわないモノだとしても、「これだけ準備をした」「これだけ自分は行動した」ということが自分の中で思えるとしたら、それほど構えすぎる必要はありません。
『全てを良い結果に』は不可能
しかしそれだけ準備をした人にとっては、
『あとは天明を待つ』のようなことが、不安解消に向けた試みとして成立すると思いますが、そうでない人はまず、そこまでの準備をしていないことが、意にそぐわない結果を引き起こす要因になっていると考えています。
日本球界を代表する、
もしかしたらMLBをも代表する野球選手のイチローさんは、毎日毎日、試合がない日でも自分に合った自主トレメニューをこなし、食事の管理を怠らず、勉強もし、いつ自分の番が来ても結果を残せるように、準備を怠らなかったといいます。
そんなイチロー選手でも、打てない日は打てない。
そうしたらまたそれを修正するように、また準備をする。
イチロー選手の日米通算成績は、
総打席数が14,832打席、
総安打数が4,367安打、
生涯打率が.322
すさまじい打率ですが、逆に言えば
14,832打席中、10,465打席は、打てなかったということになります。
イチロー選手でさえ、全てを良い結果にすると言うことは不可能なんです。
イチロー選手も成功確率は3割
それでも、あれだけの結果を残すことができたのは、もちろん才能と言った真似ができない要素も隠れていると考えています。
もしイチロー選手がサッカーを志していたらそれほどの結果を残していたかは疑問ですからね。なので、1つスゴイのはイチロー選手が野球をやったということだと思います。
その中でも有益な情報だと思うのは、
イチロー選手ほどの才能に対して、その努力がそれが開花する方向へ向けられたとしても、そしてその努力さえも真似できる人が少ないレベルだったとしても、その成功確率は3割台だということ。
では、私たちはどうでしょう。
目の前の課題にそれだけの準備をしてこられたでしょうか。
それがいい方向へ向かわないことに対する不安というのは、起きる時は起きるというものに対する、何とも予期的とは言えリアクション的な心理状態で、考えると少し複雑な感じはします。
しかし1つ言えることは、準備をしているかしていないかで、結果の解釈は変わるということです。
あれだけ準備した結果だからと思えるか。
もっと準備しておけばと思うか。
起こり得ることを『想定』するのではなく、
自分に今できること、『準備』しましょう。
今回は『不安を軽くするには『準備』が最適な理由〜『全てを良い結果に』は不可能〜』について書かせていただきました😊
それでは、今回もご覧下さりありがとうございました🍀
また、あした👋✨