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「成功」と「失敗」について~あるのは「行動」と「誤差」と「後悔」だけ~
こんにちは。ryosukeです。
リハビリテーション専門職として、
患者さんや対象者さんの身体の回復に対するサポートについて考える仕事をしています。
今回は「成功」と「失敗」の違いということでシェアさせていただきたいと思います。
「失敗」と聞いて、
それをポジティブなもの・・・
とはなかなか捉えにくいですよね。
なるべくなら避けて通りたいもの。
それをしないようにするために、
前もって色々備えることも多いと思います。
「失敗」とは、
「トライした結果、
想定していた結果を下回ることや、
成果が得られなかったことに対して、
判断されることを指す」と個人的には解釈しています。
そう考えると、
トライさえしなければ・・・
何もしなければ「失敗」はしません。
でも、その代わり「成功」もしません。
それは時間の経過に伴い、「後悔」になります。
もしかしたらあの時トライしていたら成功していたかもしれない・・・
人は、やった後悔よりもやらなかったことに対する後悔が強く残ると言われています。
「トライアンドエラー」という言葉があります。
この「エラー」という言葉は、
今までなんとなくネガティブに聞こえてしまっていたのですが
ポジティブともネガティブとも言っていないんですね。
トライした結果、
想定していたよりも、
よかった時、
これもエラー・・・つまり誤差です。
でもよかった時ってあまり振り返らないですよね?
あーうまくいった・・・って、
判断してしまいがちですが、
誤差は誤差です。
もちろん想定していたよりも悪い場合もエラーです。
野球で送球エラーとか、セカンドエラーとか、
想定していたことよりも悪いことが起こることに対して、
「エラー」と使いがちです。
まぐれでよいことが起こると、
「結果オーライ」って言いませんか?
結果・・・よかった・・・って。
でもどちらとも誤差であり、エラーです。
したがって、
どちらもなぜ想定よりもうまくいったのか、
なぜ想定よりも悪かったのか・・・
振り返る必要があると思うんです。
そうなると、
もう「失敗」も「成功」もないですよね。
そのプロセスに「後悔」の付け入るスキはありません。
既にトライしているわけですから・・・
「失敗」や「成功」はある時点における、
トライによって生じた誤差に対する個人の判断です。
例えばお金に関することで、
年末ジャンボ宝くじで10億円が当たったとしても、
結果的に有効に運用できず、
金銭感覚がマヒしてしまうことは、
必ずしも「成功」ではありません。
反対に、
借金を負ったとしても、
その返済に向けて起こした事業や行動が、
結果的に継続して顧客獲得に向かえば、
それは「失敗」ではありません。
共通することはトライ(行動)する事。
トライアンドエラーは「行動と誤差」です。
そこを「成功」とするか「失敗」とするかは自分次第。
私は自分に甘いので、
ちょっとしたことで「成功」にしちゃいますが・・・(;’∀’)
ただ一つだけ確かなことは、
トライしないこと、
何もしないことの先には、
「成功」も「失敗」もなく、
ただ「後悔」があるということ。
と思います。
今回は、
「成功」と「失敗」の違い~あるのは「行動」と「誤差」と「後悔」だけ~
をシェアさせていただきました。
今回は、確実にうまい!(成功)としか思えない一枚をいただきました。tomiehiroyukiさんありがとうございました。
是非皆さんの考えも教えてくださいね。
ご覧いただきありがとうございました。
また、明日。
人生のいい1日になりますように。