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シティBEST4!スボミーメノコマシラの解説
またメノコマシラの記事です。どうもまっつんです。
先日行われた川ロコさんでのシティでBEST4入賞をしたスボミーメノコマシラの解説になります。
シティに出た同日に、自分よりも成績の高いメノコマシラが他にいたので大層な大口は叩かないようにします。
とは言え、採用がみられなかったポケモンもいるので、自分の採用理由や使用感についても触れておこうと思います。
またプレイの指南が難しいので、自分なりに各対面の「必要なユキメノコとマシマシラ」の枚数や、運用方法を載せておきますので、興味があって使ってみたい方は参考にしてください。
前回、ユクシーとアグノムを採用した形の時は、戦い方もかなり難しかったので理解できないなら使わないでくれと言ったんですが、今回のこのデッキ、ピン差しのカードを抜けばスッキリとしたリストになるので自分の採用理由などから必要ないと思ったら抜いてください。
というわけで今回もよろしくお願いします!
お前またメノコマシラかよ。
今回シティに応募したのは1/26。
レギュレーション変更かつ新弾発売から僅か3日後となります。
つまりは、Fが落ちてから3日間でデッキを作ることになります。
環境などがほとんど定まることなく、一番デッキタイプの母数が多い時期でもあります。
つまりは事前評価のなかで、「デッキパワーが高い」デッキの使用率が高くなる傾向にあります。Fレギュの欠如によってデッキタイプ丸々を奪われたり、システムに大幅な欠陥を抱えたりと様々なデッキが息を引き取りました。
そのなかでもFレギュの被害が少ないドラパルトやタケルライコに注目が集まっていました。
一方その頃、まっつんさん。メノコマシラでシティ入賞をしたあと、すぐさまスボミー環境になったものなのでそのあとは世間評価の高いデッキであるサーナイトに浮気することになりました。そんな中こっそりとスボミーメノコマシラを作っていました。
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前回使ったものをほとんど横流し、スボミーを突っ込んだだけのシンプルなリスト。
今見てもヒドいリストだなと思う次第です。
構築力が欠如しているとしか言い様のないリストですが、今回はこれが元になってリスト作成を致しました。
ナンジャモのハラバリーexやNのゾロアークexなど魅力的なカードが発表されたので、シンプルに強そうなトレーナーテーマデッキを探してデッキを構築していました。
そのなかでホップのザシアンexを始めとしたホップ周辺カードが強そうという事前評価が広まります。一番相性が良さそうと評判だったブリジュラスexとのデッキで組んでみるも60枚がまとまらず断念。そこで考えたのが…
「ザシアンだけ他のデッキに出張させるか」
という考え方。エネルギー0で前に6~12点、後ろに3点出せるのはさすがに破格であり、HPも230あるので切り込み隊長には持ってこいという性能だったので、そこを生かせるデッキを探していました。
ドラパルトに突っ込んだり、ボムレントラーに突っ込んだり…
そこで顔を出したのがメノコマシラでした。
特性を持っていない上、前環境天敵だったブリジュラスを耐えられるHPでビートをしながら相手を削っていけると、待ちに待っていたポケモンだったと言えます。
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仮組みを初め、初期案としては上の画像のようになりました。
ザシアンexを後手1から動かしながらベンチにメノコマシラを揃えて相手のポケモンを削っていこうというコンセプトだったのでスボミーが減っており、ザシアンが取られて相手のサイドが減ってからナンジャモスボミーと投げて妨害を挟んで試合を長びかせる形でした。
しかし、先行対戦動画やXを中心に「後攻を取るデッキが増えてきそう」との見方が散見され後攻環境になるという予想がされていました。
ペパーエヴォなりムズムズかふんなりペパーザシアンなり。後攻でないと最速で出来ないことがたくさんあるので、先攻の強みである先に進化出来たり、特性のアドバンテージを稼ぐといったこともロトムや封印石のレギュ落ちで難しくなってしまいました。
当然このデッキも後攻を取るデッキです。
なので競合相手が多くなり、都合良く後攻は取れないと考えました。
「じゃあ先攻でも強い後攻デッキを作れば良いじゃないか」
となりました。
後攻を取ったときのアドバンテージが高く、なおのこと先攻でもある程度の動きが担保出来そうなデッキを目指しました。
先攻での最低限の動きを定義した上で構築し、ザシアンよりスボミーが多くなって最終リストに落ち着きました。大会1週間前からリストを変更することなく練習することが出来ました。
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このデッキにするか、シンプルにドラパにするかで揺れていましたが、前日までの入賞デッキの動きで環境に特性持ちがたくさんいる上、ドラパが母数を減らしそうという予想をして、このままメノコマシラを使うことを決めました。
デッキリストの解説
デッキリストに関して、基本的なところと採用カードの細かいところを要所要所で拾っていこうと思います。
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