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【海外渡航-タイ】毎日お祭り騒ぎ!|プーケットでの2日間
どうも!
最初の宿に変換プラグを忘れ、2つ目の宿に白シャツを忘れたまっつんです!
帰る頃には身ひとつの予定です、はい!
そんな笑い話は置いといて。プーケットでの濃い2日間が終わったので、記録を綴っていきます。
2022年5月12日(木)|ピピ島ツアーでまたひとつ強くなってしまった1日
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※食事中のかたはお控えくださいな内容です。
朝6時。スマホのアラームで目が覚める。
スヌーズで止めて、また目覚めてはスヌーズで、を繰り返すこと40分。やっとこさ起きた。
今日はピピ島の日帰りツアー。7時に迎えがくるので、それまでに準備してフロントへ。
準備といっても、海パン履いて、スマホと財布をポーチに入れるだけ。あっという間。
7時5分くらいに迎えがきた。
乗り込むと、僕のほかにも観光客が。
5月のど平日なので、ほかに観光客ほとんどいないんじゃないかと思ったが、杞憂に終わった。
僕を拾ってからも、3人ほどピックアップしてから、ピピ島行きの港へ。車の中で、大柄な男がめっちゃチラチラ見てきてこわかった。
港に到着。
車を降りると、チラ見大柄男が話しかけてきた。
大柄男:君もピピ島かい?
僕:そうっすね
大柄男:だよね!楽しみなのに、なんで車の中はあんな静かだったのかわからないよ!
話しかけたくてソワソワしてたみたい。
でもめっちゃチラ見するのはやめてほしい。
彼は中国生まれで、イギリスの留学生らしい。1週間ほど休みをとってタイにきたんだとか。
偶然にも彼と同じツアーで、何隻かあるうちの同じ船に乗るみたいなので、一緒に回ることに。
港でツアーガイドから英語で説明を受ける。半分くらいはわからんかったが、とりあえずふんふんと頷いておいた。
いよいよ乗り込む前に、無料の朝食を堪能。
サンドウィッチやウインナー、ケーキにクッキーも。コーヒーやミルクも飲める。
さすが課金ツアー。
待遇が一味も二味も違うぜ。
飯を食って、船に乗り込む。片道1時間弱。
すんごい揺れた。ずっと目をつぶって集中していた。スマホを触れる人が理解できない。
結局ちょい酔ったし。
最初の目的地に到着。
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たしか、モンキービーチとかいってた気がする。きれいなビーチを15分ほど堪能してから次の場所へ。ちな、なんもしとらん。なにが悲しくて、男2人でビーチを堪能せんとあかんのや。
でも、砂踏んだ感触はめっちゃきもちよかた。
モンキービーチから移動して、トンサイビーチという場所へ。ピピ島にはいろんな場所にビーチがあって、それを回っていくツアーみたい。このときに理解した。
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ここでは1時間ほどのお昼休憩をした。
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バイキング形式で、好きなものを持ってこれる。
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サラダにスープ、惣菜にご飯も。
ちょいスパイシーなチキン煮込みみたいなのがうますぎた。けっこう腹いっぱいだったが、欲を出してもう一個、白ごはんも少し盛ってしまった。
デザートのスイカも食べて、最高の満足感。
これが、のちに、痛い目を、見る原因に。
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飯を食い終わって、集合時間まで15分ほどあったので、少し散歩することに、
したのはいいが。
ビッグボーイがめちゃくちゃ歩きたくなさそうなので、少し歩いて引き戻した。こんなアチいなか歩きたくないよね、わかる。
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ちな、偶然にもお揃い茶色Tシャツコーデ。
周りがカップルばかりの中、“そういう仲”に見られてないかこわすぎた。断じて違う。
そうこうしているうちに集合時間。
船に乗り込んで次の目的地へ。ここから15分ほどの場所らしい。まだ近くてよかった。
ぎゅるるるるるr……
乗り込んですぐのこと。
お腹がSOS信号を放った。
ちょっとまずいっすよって。
あのチキン野郎の仕業だな。。
そして履いている水着。
こいつが悪さをした。
当然なんやけど、水着ってずり落ちんように、お腹でピチッとなるんよ。
これがね、やんっばかった。
締め付けがすぎる。腹痛からか、お腹が張っているので余計にきつかった。
あと船の揺れね。
油断すると全てをもってかれそうになる。
(次の目的地にあるトイレまで耐え忍ぶんや…)
おなかと水着の間に手を入れて。
目を瞑って集中する……
しばらくはしんどかったが。
10分ほどでおさまってきた。
腹痛って波があるんよね。
いまは引き潮って感じ。
出発して15分ほどで次の目的地へ。
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よくネットでピピ島と検索したら出てくるとこ。
天気も相まって最高にきれい。
(どんどん奥に進むけど、どこに上陸するんやろか)
お腹の機嫌がいいうちに上陸したかった。
で、ついたのがこちら。
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海の上である。
どうやら海で遊ぶらしい。話を聞いてると、海水の塩分濃度が高いから浮くんだとか。
…トイレは??
ヤベェと思ったが、まだお腹の調子は良好。
お腹:ボク、だいじょうぶ!
何もなかったかのようにいい子にしている。
まあ、遊ぶかと。
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ぷかぷか浮いたり泳いだり、ぶあちいサーフィン漕いだり飛び込んだり。はしゃぎまくった。
途中から大雨が降ってきて景色は悪くなったが、雨が最高に気持ちよかった。
水中で前転するように一回転したとき、脱臼した右肩が「ゴリッ」と悲鳴をあげたから途中で断念したけど。先1週間は痛かったです。
30分くらい遊んだんかな。
ガイドの人から集合がかかったので船に集合。
雨がかなり降ってきて、波は荒れていた。
船がどっかんどっかんと揺れながら突き進む。
次の場所まで15分ほど。
(楽しかったなぁ、肩いてぇけど。てかめっちゃ揺れるなぁ、肩いてぇけど)
とか思っていたら。
お腹から緊急の要請。
痛みの波が急にやってきた。
お腹:…なにも!!!な゛かった…!!!!
どうやら平気なフリをしていたようだ。ごめんよ、そんなことは知らずにはしゃいじゃって。
ここからは海の荒波による揺れと、お腹の荒波による“社会的地位”の揺れとの勝負。
自然の脅威と自尊心の脅威。
例のごとく、水着とお腹の中に拳を入れて。
目をつむり集中。このとき下を向くと船の揺れにやられるので、意識は上へ向けるのがベター。
敵は大物のようで。どちらの波も治らない。
体から滴っているのは、海水か脂汗かわからんかった。
部活の練習のように長く感じる15分を経て。
目的地に到着。
したはいいが。
遠目から見るとジャングルなんよね。
正直、トイレがあるとは思えんかった。
ここでガイドの人からアナウンスが。
ガイド:30分くらい上陸するけど、雨がひどいから行きたくない人は船で待ってていいよ!
さてどうしようか。船で待機して持久戦に持ち込むか、上陸して短期決戦にするかだ。
待機して持久戦を選ぶと、当然ではあるが長時間この腹痛に耐えなければならない。最初のように波が収まるかもしれないし、限界突破する可能性もある。30分後に次どこいくかも知らない。
ただ、耐えることには根拠のないの自信はある。
一方、上陸して短期決戦を選ぶと、船から降りてすぐにトイレを探しだす必要がある。だが、旅行客みんなで動くのか、個人で自由に動くかもわからない。そもそもトイレがあるのかどうかすらわからない。てか、観光地かジャングルなのかもわからない。なんもわからない。ただ、動き出したら時限爆弾が加速するので、覚悟を持って挑み必要があるのは確かである。
皆がガイドの話を聞いてる中、トイレ事情を考えていた。そしてたどり着いた結論。
(時限爆弾、もう爆発寸前じゃね?)
乗り込むことにした。
港と呼べるような場所はなく、人工で作り上げた狭いスペースに上陸(↓帰りに撮影)
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船から降りるときも慎重に。
あまり急ぐと、船を降りようとする人の波に詰まって爆発する。それよりは人が進むのを待って、人の波がおさまったときにいくべきと判断。
そんなこんなで突撃。
船から降り、階段を登って上陸。
どうやら個人で自由に動けばいいみたい。
そして、動き出したら時限爆弾が加速した。
急がなければ。少しでも爆発までの時間を伸ばすために、足をクロスするように出して早歩き。
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幸いにも道は整えられていた。
マーヤーベイという観光地らしい。
そして、地図の看板を確認。
トイレがある!
ちょっと進んだ先に!
ちょっと気が緩んだ。
時限爆弾がすんごい加速した。もうすぐトイレあると思うと、加速するのなんなんやろね。
少し進んでトイレを視認!人だかりもある!
ただめんどくさいことに、道が「レ」の字になっていて、ちょっと奥まで進んで切り返さないとたどり着けない。だが正直、ショートカットできなくもない。一瞬の迷い。だが、ショートカットすんなよ、みたいな看板が。
諦めて正規ルート(?)を使うことに。
やっとこさたどり着き、時限爆弾も爆発寸前。
着く直前に、「レ」の字の道をショートカットしやがった輩がいてイラッとしたが関係ない。
ゴールはゴールだ。あとは“シュートを打つ”だけ。
問題は、トイレが空いているかどうか。
ドキドキした。もしトイレが空いてなかったら、地球にシュートを決めてしまうだろう。
トイレの中に入る。
1箇所空いているぅ!
ソッコーで入った。
扉を閉め、、
られない!
鍵がない!
しかも扉を押していないと勝手に開く!
そして便座!
汚ねぇ!
座りたくねぇ!
マーヤーベイが俺をとりにきている!!
お腹:もう…むり…
扉を押さえて、水着を脱いで、着座した。
じゃりっとした感触。
でもそんなこと気にしてられない。
無事、ゴールにシュートを決めた。
片手で扉を押さえながらもとりあえずひと段落。
(あぶねぇ、なんとかなった…てか座っとりたくないからさっさと出よう、、、え?)
トイレットペーパーが、ない…!
ほんとに終わったと思った。
え?このまま水着履くってことですか?
きれいな海に入ればいいってことですか?
なにかないかと、辺りを見回していたら。
右後ろにちっこいシャワーみたいなのが。
手のひらサイズで。ちょうど便座の中まで持っていける長さで。
すべてを悟った。
なりふりかまってはいられない。
左手で扉を押さえながら。
右手でホースをつかみ。
便座の中に入れて。
ゴールにシャワーした。
これがね、結構ええんよな。
水圧はちょい強めで。
シュートする場所は手で調節できて。
なんか悟り開きそうになった。
シャワーして、手で拭いて、水着履いて、流して出た。洗面台ですんごい手洗った。
日本人という枠をひとつ破った気がした。
いい意味で。
清々しい気分で海岸に向かう。
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相変わらず雨が降っていて、浴びるように海岸を歩いていたが、途中から寒くなって避難した。
ついでにどっと疲れがきて。
大柄男に戻ろかと言われて、船に戻った。
次がいよいよ最後の場所。
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ちっこい孤島にやってきた。
1時間のフリータイム。酒飲んだり飯食ったり、海入ったりゴロゴロしたりと。
個々人のやりたことをやれって感じ。
なんもやる気が起こらなかったので、砂浜でゴロゴロすることに。冷静に周りを見渡して。
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圧倒的に、カップルが多い。
しゅんってなった。
とくになにをするでもなく。
あっという間に1時間。
船に乗り込んで、45分の帰り道。
この頃には雨も波も落ち着いていたので、そんなに船が揺れることはなかった。
港に戻り、ホテルまで送っていただき、シャワー浴びて、さっさと寝ましたとさ。水着美女とお話しすることはありませんでしたとさ。くやしい。
2022年5月13日(金)|噂のゴーゴーバーにフラッと訪れた1日
今日の午前はお仕事。
午後から動いてやろう作戦だ。
まずは近くのてきとうな飯屋で朝ごはん。
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店頭にある惣菜から好きなものを2種類選んで、ご飯とセルフサービスのサラダがついて50バーツ。
約200円。価格の暴力。
鶏肉と豚肉の惣菜はうまかった。
問題はサラダ。どりゃくそ辛い。
ドレッシング?らしきソースも辛かった。
残すという選択肢はなかったので詰め込んだが。
昨日の事案がフラッシュバックした。
朝飯を済ませて、ホテルに戻りパソコン作業。
14時前くらいから散策へ出かける。
目的は歩いて20分くらいにあるビーチ。
昨日、水着美女に話しかけられなかった雪辱()をはたすためだ。
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どうやって話しかけようか、ソワソワしているうちに到着。観光客の客引きがすんごい話しかけてくる。きっとネギを背負ったカモに見えているんだろう。自分でも納得だ。
ただ、正直アクティビティには心惹かれた。
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スピードボートやバナナボート(ボッチ)、あとはパラシュートで空飛ぶやつとか。
中には日本語を話す客引きもいて。
客引き:にいちゃんボート乗らない?
僕:ありがとー
スルースキルは上がったと思う。思いたい。
しばらく海岸を歩く。
水着美女いないかなと。
そしたら。
4人グループの美女が。
いくしかねぇ!ここでいかなきゃ漢じゃねぇ!
そう思った。意を決して、、
結果。
やはり僕は漢じゃなかった。
あのオーラに話しかけるのは、ねぇ?
1人じゃこわいっすよ。
でも、旅中に一回はトライしたい。
がんばります。
砂浜は(精神的に)歩き疲れたので、海岸沿いの道路を歩くことに。
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これが意外と盛えていて。
車や人通りだけでなく、建物もきれい。
歩いていると、なにやらでかいゲートを発見。
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なんやろかと気になり、Google先生に聞いてみると、噂のゴーゴーバーの通りということが判明。
シェアハウスのおっさんがいっていた。
「絶対ゴーゴーバーはいくべき」と。
ゴーゴーバーはなにかって?
…ちょっと大人なお店って感じ☆
せっかくだから夜の早い時間に来てみようとったが、昼の様子も気になったので視察程度に。
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たぶん、いかちいことは分かった。
あと大麻の勧誘と実銃の試し撃ちの勧誘。
めっちゃ寄ってくる。
すでに満足した感じはあったが、せっかくなので夜もいきたい。でも金はかけたくない。
とは思いつつもホテルまでの帰りに、誘惑に負けて一杯やっちまった。
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しかもオーダーをミスって、空きっ腹にウイスキーのロック。痺れちゃうね。
ちょびちょび飲んで、いったんホテルに戻り、資金を調達。500バーツだけ。ちなみにバーで飲むと、安くて一杯で100〜150バーツくらい。
無駄な出費に、バーの飯も重なるとすぐにお金を底をつきそうなので、夕飯は初日と同じナイトマーケットで済ますことに。
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屋台のお姉さんおすすめの焼き飯。
安くてうまい。ここのナイトマーケットはまじで当たりだと思う。パッタイと焼き飯の2食しか食っていないが、両方ともうまい。
またここで飯を食いたいなと思う。
時間は20時。
いよいよ夜のゴーゴーバーへ。
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歩いてるだけで、山ほどいるキャッチに声をかけられる。ちょっと気分がいい。
めちゃくちゃデカい女が何人かいるなぁと思ったら、なにやらサンバみたいな格好をしていて。
横を通ると手を取られて。
ずぶとい声で話しかけてきた。
ぜつてーおとこやろ。
きれいな顔立ちしとるけど。
そして写真1枚につき100バースという商売をしていた。酒一杯と同じ値段。高すぎて。
さすがに拒否した。
ちょっと心揺れたけど。
賑やかな通りを眺めながら、声をかけられながら歩いていると、あっという間に端まできた。
適当にお店入ろうと思いきた道を戻る。で、最初に声をかけられた女の人についていった。
が、正直好みの顔ではなかった。今でもなんでついていったかはわからん。とりあえずお店に入って、気分を味わいたかったのかも。
お店に入り、ドリンクを注文。
一杯100バーツのビール。
すると、女の人が
「わたしも一杯飲んでいい?」
これは、あれだ。
僕のお金で飲むやつだ。
まあ、一杯だけなら…
僕:いいよ、なに飲むの?
メニューから選ぶのかと思っていた。
だが違うらしい。
女の人がウェイターに一杯お願いしたら、ちっこいショットにお酒が入ったやつが出てきた。
乾杯して、それを一口で飲み干しやがった。
タイプじゃないのに。
なにを飲んだのか気になり、メニューを見る。
隅々まで見ていると、メニューの端のほうに、
「staff drink 220BHT」
スタッフドリンクは固定で、220バーツらしい。
220バーツ?
僕のビールの2倍以上?
あんなちっこいショットが?
それを一口で?
タイプじゃないのに?
とか思っていると、別の女の子がやってきて、
「わたしも一杯飲んでいい?」
と聞いてきた。しかもちょっとかわいい。
いつもの僕なら迷わずYESと答えていただろう。
だが、今日の僕は一味違うのだ。
なんたって、資金は500バーツだけだからな!
僕のビール100バーツ、スタッフドリンク1杯220バーツと、すでに320バーツを消費している。
残りは180バーツ。つまり、足りないのだ(貧乏人
そのことを伝えて、堂々と財布の中身を見せると、頬を膨らませて離れていった。かわいい。
楽しかったのはそのやりとりくらいで。
早くお店を、というか捕まってしまった女の子から離れたかったので、350ml弱のビール瓶をちゃっちゃと飲み干して店を出た。
そのときに、頬にキスをされて顔がひきつった。
タイプじゃないのに。
てかもっとかわいい子おったのに。
ちくしょう。
前述のように、残りの資金は180バーツ。
飲めても1杯、よくて2杯が限界。
つまり、入れるお店はあと1、2軒。
お店選びが大事になってくる。
だが、次のお店は決まっていた。
最初に様子見していたときに、LIVE MUSIC BARというのが気になっていた。そこでは、有名な英語の洋楽をライブで歌って、客も一緒に盛り上がっていた。遠目からでも楽しそうって感じ。
迷わずそこへ。基本タイのバーに席料はなく、ドリンクだけで入れるので良心的。
案内された席は、ライブの舞台の目の前。しかも前の席にはかわいい女の子が2人座っている。
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声をかける勇気はなかったが。
席を見渡すと、タイ人以外の人が多い印象。
バンコクのカオサンロードで訪れたライブバーでは、タイ語の歌が歌われていて、お客さんもタイ人が多かった。
やっぱ旅行客は考えること一緒なんやなと。
英語で盛り上がるとこに集まるんやなと。
途中から、右隣の4人組の男女が踊り出して。
そのうち、1人の男に促されて一緒に踊って。
周りもつられて踊り出して。
先の320バースを取り返すどころか、お釣りがくるほど楽しかった。
歌っていたグループのライブがひと段落したところで、僕に踊るよう促した男に声をかけられた。
男:一緒にバー回らない!?
僕:回るー!
お店を出て、男女2人ずつの4人組グループに混ざる。話を聞くと、2組の夫婦らしく。子どもを置いてか預けてか、オーストラリアからバカンスにきたらしい。僕に話しかけてくれた人がポールで、もう1人の男がマイク。覚えやすい。
話しているうちに次のお店へ到着。
前のバーと同じくライブバーだ。
席に案内されて、ドリンクを頼み、踊りだす。
このとき、酒によって頭わるい踊りをしている中で、僕の頭は冷静だった。
(お金、なくね??)
そうなのだ。
前の店のドリンクが、最安値でも100バーツだったので、残りは80バーツ。このお店の最安値も100バーツ。足らねぇ。
今すぐ話してお金をおろすか、とりあえず頭わるいフリをしておこうか迷っていた。
すると。なんと僕のお会計まで一緒にしてくれるというのだ。最高すぎんか。
“一応”財布を取り出していくらだったか聞く。
だが、お金はいらないとのことだったので。
“仕方なく”財布を引っ込めた。
お金の問題が解決して不安要素がなくなった。あとは楽しむだけ。頭わるい踊りをしながら洋楽を空耳で歌っていた。
すると、2人の女の子が
「わたしたちも混ざっていい!?」
と話しかけてきた。
しかも、よく見るとさっきの店で前に座っていた、2人のかわいい女の子だった。
5人全員満面の笑みで承諾。
(こんなことあるー!?)
心も体も踊っていた。
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そのお店ではとりあえず踊って歌って。
お店を出てから少し話を聞いた。
2人はシンガポールから旅行できたとのこと。
しかも今日が初日。なんて濃ゆい1日目なんだと。
歩いていると、マイクがキャッチをひっかけて。
みんなでついていった。
またライブバーかな、とか思っていた。
着いた場所はというと。
とりあえずバーではない。
どころか、正面の階段を登った奥に入り口が。
しかも、入り口には何人かのガードマンと20歳未満立ち入り禁止の文字が。
…やばいとこじゃね?
そんなこと考える暇もなく、みんな突き進んでいく。入り口のゲートでは身分のチェックをしていた。
ガードマン:出身は?
僕:日本です
ガードマン:パスポート見せて
僕:いま持ってないんですけど…
ガードマン:パスポートないならだめだ
そんなことあるぅ?
僕以外、すでにゲートの先に進んでいた。どうしようと、うかうかしているとポールが戻ってきてくれて。現状を説明するも、状況は変わらない。
ない頭で考えていたら、ふと思い出した。
僕:写真でもいい?
ガードマン:いいから見せて
コロナの関係で、海外渡航に必要な情報を提出する際に、パスポートの写真を撮影していた。
準備には手間取って、ほんとめんどくさかったが、こんなところで役に立つなんて。
あ
ガードマンからもOKがでたが、最後に一言
ガードマン:写真撮影はしないように
…やっぱやばいとこじゃね??
中に入ると、奥に長く広い部屋。
暗い部屋に青白い照明。
入り口近くにはテーブルとイス、奥側にはステージを囲む観客席のようになっていた。
そのステージの上にはというと。
入ってすぐに気づいてはいたが。
基本、水着以下の、ヌーディな女の子たちが。
なんか、なんかしていた。
いったん、入り口付近の席について。
ドリンクをオーダー。
そこの待ち時間も過激だった。
ヌーディな女の子たちが。
体にアルコールを塗って。
手を消毒しろと。。。
少ししてポールとマイクが、
ポール・マイク:ステージの前に行こうぜ!
ついていった。
続くように女性陣も。
ステージでは、観客も少し参加型の“ショー”(僕にはショーという表現しかできないで)が。
あれからあれが出たり飛んだり、ふたりでダンスしたり、いろいろ。
過激すぎた。
時刻は23時過ぎ。
大人のお店をでて。
シンガポールの2人はホテルへ。
オーストラリアの4人と僕は次のお店へ。
そこでルームキーを部屋に入れっぱのことを思い出した。そのことを伝えて、また戻ってくると言い残し、走ってホテルへ。
走って15分くらいの距離。
まだフロントにスタッフがいたのでセーフ。
部屋を開けてもらい、ルームキーを探す。
部屋にない。。
そんなはずはないと思い、かばんやポケットをたたく。ズボンからルームキーがこんにちはした。
ルームキーを忘れたというのは、
まさかの杞憂だった。
一安心して、お店に戻ろう考える。
走って15分の距離を?
また戻る?
こんな時間に?
ふとベッドを見る。
ベッド:おねんねしなよ?
シャワー浴びて、全裸でおねんねした。
タイで1番刺激的な夜だったことは間違いない。
そんな感じで。
かなり濃い、刺激的な2日間でした。
明日からは、場所を移してパンガン島。
いい出会いがあることを祈って。
それでは。
次の記事で。
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