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【海外渡航-タイ】フルムーンパーティーに突撃!|パンガン島での4日間
プーケットのピピ島に続き、2つ目の島「パンガン島」で4日間を過ごしましたと。
最近覚えたPREP法にのっとって。
結論からいいますと。
タイ滞在の中で1番なんもしとらん時間でした。
その内容をサクッと書いていきます。
2022年5月14日(日)|頭痛と腰痛と体の怠さでなんもできんだ1日
朝7時に起きて。
首を寝違えていてぇ。
枕がデカすぎて首がもげた。
もうこいつは使わんときめた。
そしてすんごい喉渇いていた。
昨日、水を買いにコンビニに行ったのだが、マスクを忘れてしまい。
(※2022年5月現在、タイでコンビニに入るにはマスクの着用と入店時の検温が義務付けられている)
入店を断られて、そのまま宿に戻ってしまった。歩いて2分の距離にあるが、もう一度いくのがめんどくさすぎて。昨日は水の購入を諦めていた。
だが。
さすがに喉が渇いた。
てか寝る前もかなり水を欲していた。寝れんくらいに。買いにいけばよかったって後悔した。
コンビニまでお買い物。
もちろんマスクをつけて。
お水を購入する、にも選択肢があった。
当方、1日に少なくとも1Lはお水を飲むんです。で、これまでは毎日1.5Lで13バースのお水を毎日買っていた。
だが、毎回買うときに気づいていたことがある。6Lで40バースのお水があることを。
1.5Lで13バースのお水を4本52バースで買って同じ量。つまり、6Lで買った方がお得なのだ。
これに手を出そうか出さまいか。
冷静に考えて、6Lのペットボトルは持ち歩けない。でかすぎ君だ。
だが、今回は今までと状況が少し違う。
昨日パンガン島に着いた時に、港から最寄りのコンビニで500mlの水を買っていた。そして、空っぽのペットボトルを捨てずにとっていたのだ。
こいつに入れ換えて持ち運べば最強じゃね?1.5Lより小さくて持ち運びしやすいし。
ということで。
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買った。
写真では伝わらないデカさ。
6kgの水を持ち帰り。
とりあえず一口飲んで喉を潤す。
まじで生き返った。
一服して500mlのペットボトルに水を移す。こぼさないか心配だったが、意外とすんなりできた。
宿に戻って、ちょいゴロゴロしてから。
宿に併設のレストランで朝ごはん。
旅行代理店さんが、
「ホテルの朝ごはんは300バーツとかするから、朝ごはんはつけられないよ」
と豪語した、スペシャルな朝ごはんはいかがなものかと。
メニューを見る。
そこらへんの屋台やレストランと同じくらいの値段。100バーツしないくらい。なるほど。
いっちゃん安い、2枚のトーストにバターとジャムをチョイス。30バーツ。
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バンコクのゲストハウスでは、朝ごはんにトーストが何枚も食べれてバターとジャムもつけ放題。さらにバナナやドリンクもついてくる。
そんな夢みたいな朝ごはんが無料だった。
それが2枚のトーストとちんまいバターとジャムで30バーツ。トーストはもう注文しないと決めた。
宿はビーチ沿いにあり、レストランからはビーチを一望できるようになっている。9時から席に着いて、ビーチを眺めながらnoteを書いていた。
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しばらくして、
というか途中から違和感を感じていたが。
どんな体勢をしても腰が痛い。
寝転んでいても痛い。
おかしくね?
と思っていたら、次は頭も痛くなってきた。
やっぱおかしくね??
とりあえずお部屋に戻り、
水を飲んで、
ベッドで横になる。
すると、治るどころか倦怠感も。
え、やばくね???
身の危険を感じつつも、何もしていないと落ち着かない。とりあえずベッドのうえでパソコンを開いて作業をする。
だが体調が優れないためか集中できない。横になっても寝れず、どうしようもないって感じ。
しばらく横になって、ちょっと落ち着いたらパソコン開いて。また横になってを繰り返すうちに。
もう夜。
食欲もない。
頭痛い腰痛いだるい。
20時過ぎには電気を消してベッドに篭った。
しんどいなー、寝れんなー、とか思っているうちに眠ってました。
2022年5月15日(日)|体調不良と肩の痛みで唸った1日
朝起きてベッドから起き上がる。
そこで右肩の異変に気づく。
なんかいてぇ。
一昨日は寝るときに、バカでか枕を使ったら首を寝違えた。だから昨晩は、セルフ腕枕で乗り越えることにした。腕枕はいつも右腕でしており、昨晩も例に漏れず右腕の上に頭を乗っけていた。
これがあかんかったみたい。
先日、ピピ島で海水浴をしたときに、少し調子に乗って、脱臼した右肩を痛めていた。その日は痛かったのだが、翌朝には問題なかったため気にしていなかった。
だが。
一晩中肩を上げて。
体重を預けたのがまずったみたい。
頭痛と腰痛に引き続き、右肩まで。
しかもどんな体勢しても痛い。
ほんとどうしようかと思った。
まだ食欲はなく、どころか動きたくもない。
加えて右肩も痛いと。
昨日より状況は悪化してしまった。
パソコンを触ろうにも、座っているだけで腰も右肩も痛い。タイピングすら満足にできなかった。
当然、部屋から出ることもできず。
出たのは、腹が減って18時前に屋台まで飯を食いにいった1度だけ。食欲は痛みを凌駕したね。
さすが3大欲求。
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夜に寝るのも一苦労。
普通に仰向けで寝ると、右肩が背中側に下がって痛いんです。仰向けから左側へ横向きになり、左腕を枕にして。それでも痛いので、唸りながらもなんとか眠りにつきましたとさ。
2022年5月16日(月)|フルムーンパーティーの夜に駆けた(かった)1日
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昨日までの2日間は体調不良で思うように動けなかった。だが、この日の朝はわりかし体調が良くなっていた。変な咳はでるが。
右肩も昨日よりは痛くない。
まだぐるんぐるんと回すことはできんけど。
日常生活だけならなんとかなるくらい。
昨日一昨日と、あまり飯を食っていなかったため、起きてすぐに腹が減った。
いつもの屋台に出向く。
が、朝はやってないらしい。
仕方なく、宿のレストランで朝食をとることに。
米が食いたかったので、焼き飯を注文。
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朝からビーチを見ながら優雅に朝食。
朝食は焼き飯と、優雅のカケラもないが。
飯を食い終えて、予定を考える。
今日の夜はフルムーンパーティーという、月に一度パンガン島で開かれるイカれたパーティーの日。
パンガン島の目的はフルムーンパーティーに参加すること。夜に合わせて予定を考えることに。
てかそもそも、どの場所で開催されるか知らなかった。まずはそこから調べよう。旅行代理店のすすめでやってきたパンガン島だ。きっと予約してくださった宿から開催場所は近いはずだ。
場所を調べてGoogle Mapを見る。
徒歩2時間。
車で17分。
オワタァ。
てか普通、会場近くの宿を予約するよね?
歩きじゃ絶対無理やし、酒飲むからバイクのレンタルもできん。祭りのときのタクシーなんて、絶対おかしな値段を請求される。
いったん考えることを諦めた。
病み上がりで体調がすこぶる良いわけではないので、夜の祭りに備えてお部屋でパソコン作業。
明日は2日酔いの可能性もあるしね。
で、気づいたら18時半。
朝は開いてなかった屋台に突撃。
パンガン島にきてからここまで、ベッドと徒歩1、2分の屋台を往復しているだけ。
海外で初のカレーに挑戦してみたいと思い、green curryと書かれたメニューを注文。
着丼。
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思ったんとちゃう。
たしかに米はちょい緑っぽいが。
味もカレーっぽいかな?ってくらい。
美味しかったけども。
飯をたいらげて宿に戻る。
これからフルムーンパーティーに向かうのだが。
どうやって行こうか。
ネットサーフィンして調べる。
方法としては2つ。
乗合タクシーか、バイクタクシーか。
乗合タクシーときくと、片道の値段を人数で割るように思える。
が、違うらしい。
乗合タクシーは、ただ何人も一緒に乗れるタクシーってだけで。運賃はひとりひとりから同じ値段をきっちり持ってくらしい。
ではバイクタクシーはというと。
こちらは割高プライスとのこと。しかも、会場途中は坂道と下り道が続くらしく、タクシーはおすすめできないと。多くの記事でフルムーンパーティーの移動は乗合タクシーがいいと書いてあった。
そんなわけで、乗合タクシーを使うことに。
ただ、19時くらいからいっても早すぎる気がしたので、20時前くらいにでることに。
それまで部屋でゴロゴロして。
19時50分過ぎに部屋を出る。
歩いて宿の出口に向かうと、人だかりが。
なんやろかと思っていると。
宿のスタッフ:フルムーンパーティー行くの?
僕:そっすね
宿のスタッフ:今日はタクシー高いから、100バーツで乗せてってあげるよ!
どうやら人だかりは、フルムーンパーティーへ向かう人の集まりだったらしい。多分だが、フルムーンパーティーの日に100バーツは最安値なので乗っかることに。
この2日間、ひたすら部屋にこもっていたのでほかの宿泊客とは面識がなかった。だが、どうやら宿泊客同士で仲良くなっているらしく。てか、毎晩宿のレストランからグラスがぶつかる音と笑い声が聞こえていたのでわかってはいたが。
ひとりぽつんと出発を待っていた。
話しかける勇気はないね。
出発の時間になり。
ハイエースクラスのでかい車に詰め込まれて出発。
そのとき助手席に座ることになったのだが。助手席に僕1人じゃなくて、もうひとり男性と2人詰め込まれて座ることに。
とりあえず話すしかないと。
どこから来たとか、どんくらいおるとか。
他愛もない話をしていた。
すると男性が、
男性:今日はひとり?
僕:そやねー
男性:僕と友達の2人でいくつもりなんやけど、よければ一緒にいかない?
イケメンやった。
彼の気が変わる前に、ソッコーで了承した。
出発から20分ほどで会場であるビールに到着。
車から降りてパーティー会場へ向かっていると。
女性:私たち2人も一緒に行っていい?
そこには女性と男性が2人。
話を聞くと、姉弟で旅行に来ているらしい。
ということで、男4人女1人の5人でいくことに。
そして、男性2人の話によると、以前別の島で知り合った友人とフルムーンパーティーで合流するんだとか。なので、いったん会場近くのコンビニ前で合流しようという話に。
その男性2人は酒飲みらしく。
パーティー会場の酒は高いからと、移動の車に乗る前から酒を買いこんでいた。
しかも、ビール缶だけじゃない。
2Lの炭酸ジュース2本にリキュール1本とレモン。
まず炭酸ジュースを少し飲んで。
空いたスペースにリキュールを入れる。
最後にレモン汁を絞って、皮ごとペットボトルにねじ込めば。
賢こそうで頭悪い即席2Lカクテルの完成。
味は微妙だった。
僕はコンビニでビール缶を2本購入。
道路の脇で、5人で乾杯して話しながら合流を待つ。その間にも酒飲み2人が大活躍。
トランプを持ってきていて。
それを使って、簡単なゲームをしていた。
負けたら酒を1口飲むみたいなやつね。
ルールうろ覚えやし、説明するのめんどいので割愛。簡単に言えば、数字とか色を当てるゲーム。
だったはず。
しばらくしても、合流するといっていた友人がこない。どうやって連絡を取っているか聞いたら、スマホにwifiがないらしく。連絡が取れんらしい。
そこで男性2人のうちひとりが、近くにいた観光客に話しかけて、インターネット共有をしてもらい、電話する。コミュ力な。
すると、すでにパーティー会場にいるらしく。
みんなで移動することに。
そんなこんなで。
ついに到着。
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時刻は21時過ぎ。
すでに人でいっぱいだった。
男性2人のうちひとりが、バーに持ち込みしていいか聞きにいって。どうやらダメだったらしく。
男性:僕ら酒飲んでからバーにいくよ!だから先にバーにいってて!あとで合流しよ!
僕もひと通りバーを見たかったので、とりあえずひとりで動くことに。
それ以降、彼らと合流することはなかった。
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とりあえず、端から端まで見たかったので、人の波をかき分けて進む。そこら中で爆音の音楽が流れて。机に何人もの人が乗り上がって踊ってたり。浅瀬で円を作って、中心で人が踊っているのを、周りが撮影したり、笑ってたり。火がついた大縄に何人も入って飛んでいたり。
歩くだけで楽しい。
何回か手を引っ張られて、話しかけられたりも。
女性:一緒に遊ぼー!
的な。
チキンな僕は。
チキン:彼女いるからごめーん。
適当なことをいってくぐり抜けていた。
一回だけ逃げきれんくてちょい話したけども。
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なんとなく踊ったり。
適当に歌ったり。
結局バーには入らず、3時間くらいうようよして。
気疲れした。
狂ったフリをしても、脳内の冷静な僕が冷めた目で見ていた。パリピにはついてけんぞと。
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ビーチの端っこの段差に座って一息。
時計を見る。
23時過ぎ。
僕:かえるか。
一緒に頭悪いフリをしてくれるお友達がいないと乗り越えられないことに気づいた。
おとなしくかえろっと。
せめて帰る前に、男性2人と姉弟に会いたかったが、いくら見渡しても見つからないので諦め。
会場の外に出て。
帰路を考える。
Google Mapを検索。
徒歩2時間。
歩いて帰れるんじゃね?
なぜかここでは冷静じゃなかった。
会場出口でタクシーの運ちゃんにひたすら声をかけられるが、全部無視。
宿に向かって歩き出す。
が。
宿までの道は、坂道と下り道が続いていることを忘れていた。そして靴ではなくサンダル。
歩いて20分ほどで限界がきた。
僕:会場戻ってタクシー拾うか…
きた道を戻ることに。
だがそれすらしんどい。
もう歩きたくない。
とか思っていたら、帰り道のほうからバイクタクシーがやってきて。
バイタク:乗ってくかい!?
僕:お願いしますぅ!
ほっと一安心。
したのも束の間。
バイタク:宿までの800バーツね!
高杉。
僕:いや、せめて400バーツでお願い
バイタク:じゃあ700バーツでどうだい?
断った。
また歩き出して。
目の前に、パーティー会場側から客を乗せてきたバイタクが止まった。どうやらちょうど目の前まで送っていくことになっていたみたい。
とりあえず声をかける。
僕:こんl宿までいくら?
バイタク:700バーツやね
たけぇ。
僕:400バーツにならん?
バイタク:じゃあ600バーツは?この道は坂が多いし、宿まではけっこうあるんだよ
もうめんどくさくて、600バーツで了承した。
最初のバイタクよりは安いしいっかと。
ちゃんとぼったくられたが、帰り道は最高に気持ちよかった。ヘルメットもかぶらず2人乗りで、坂道を登っては降りてを繰り返す。横切る風が、ちょっと酔って温まった身体には心地よい。
ふとスピードメーターを見たら。
60kmを超えていた。
(事故ったらしねるなぁ)
そう思いながらも。
心地よさに負けて。
20分ほどの移動を楽しんだ。
2022年5月17日(火)|ムエタイに心躍らされた1日
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今日でパンガン島最終日。
ここまで、あまり良い思い出はない。
かといって、9回2死満塁の逆転サヨナラホームランを打ちたいとも思わない。
10時にのそのそと起き上がり。
宿のレストランで朝ごはん。
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じゃがいもが入ったレッドカレーにご飯。
朝からへびー。
けど、最近は1日2食の生活なので1食目からちゃんと食っておかないとお腹がもたない。
飯を食いながらどこにいこうか考える。
が、どこも思い浮かばない。
ネットで検索するも出てくるのはビーチばかりで、観光っぽいとこはない。
ここ数日のダラダラ生活のせいか、調べることすらめんどくさくなった。
その結果。
またもやおうちにこもることに。
パソコンカタカタオフトンゴロゴロ。
あっという間に18時。
いつもの屋台へ夕飯に。
プーケットで食べたパッタイが忘れられないくらい美味しかったので、再び注文することに。
着丼。
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最初思ったのは、
(見た目ぜんぜんちゃうやん…)
ってこと。
まあ店が違うので、使っている皿も違えば食材も多少は異なる。でも。
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プーケットのほうがおいしそう。
そんなことは置いといて。
パッタイを一口。
プーケットのほうがおいしい…
味付けは置いといて、麺がぜんっぜん違う。
プーケットより細麺で味が濃い。てか甘い。
砂糖のような甘さじゃなくて、くずきりもちのような?なんていうんだろう。
とにかく。
うまいやつを知っている分、びみょうだった。
ちょいしょぼんとなってお店をでる。
お店から宿に歩いて向かう。
そのとき、というかお店にきた時にも気付いていたが、お店と宿の間にあるムエタイのジムがいつもと様子が違う。
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なんか即席の壁で囲んである。
近寄ってジムのスタッフらしき人に話を聞くと。
僕:今日なんかあるの?
スタッフ:今日はムエタイの試合があるよ!チケットは5試合見れて、どこに座っても800バーツ!よかったら観ていかない?
正直、この時点で僕の中では、ムエタイの試合を観ることは決まっていた。以前から、タイにきたらムエタイの試合を観たいと思っていたからだ。
バンコクでもムエタイの試合を調べていたが、都会ということもあってか、チケットが高い。
末席でも1000バーツ、リングサイドとなると、倍の2000バーツもする。
まあ、ゆうて3000円、6000円なんやけど。
でもちょっとしぶってみた。
僕:んー、どうしようかな
スタッフ:いま買ってくれるなら700バーツでいいよ!
僕:買ったぁあ!
チケットゲットしました。
試合開始は20時半から。
1時間ちょい時間があるので、宿で待つことに。
宿に帰ってときに、受付のスタッフが僕のチケットを見て、
受付:ムエタイのチケット買ったの?
僕:せやで
受付:言ってくれればここで安く買えたのに!
いくらで買えるかはきかないことにした。
僕は100バーツお得に買えて満足してるんだ、それをぶち壊さないでくれ。
現実逃避にゴロゴロしながらスマホを触って。
リングに近い席に座りたかったので、20時過ぎにはでることに。コンビニでビールを買って、ジムの入り口でチケットを渡して入る。
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もうリングサイドは埋まってるかな、と思ったがいってみるとそうでもなくて。試合開始まで25分なのに、こんな空いてて大丈夫か?って感じ。
だがしばらくすると観客が埋まってきて。満席とまではいかないが、8割は入っていたと思う。
20時半を過ぎてアナウンスが入り。
(いよいよはじまる!)
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なんか思ってたんとちゃうのはじまってもた。
タイの民謡っぽい音楽が流れはじめて。
ドラえもんの赤いしっぽがついたタイの民族衣装らしき服装に、スカイツリーがついた金ピカの冠。そして長いツメの装飾をつけた、3人の少女がリング場で踊っている。
ムエタイの前座みたいなやつだろうか?
なんか、神に捧げる的な?
よくわからんが、まあ、悪くなかった。
ただ気になったのは。
民謡の音が何回か途中で小さくなったこと。
なんやろな、と考えた。
たぶんこれ、音源スマホなんよ。
スピーカーにBlue toothなんよ。
で、通知がきて途切れとるんよ。
ちょっと笑った。
民謡と同時に踊りが終わり。
観客から拍手とチップが投げ入れられる。
そしてついに。
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選手紹介のアナウンス。
1試合目のマッチアップ順に選手が呼ばれていく。
途中、会場からわれんばかり歓声が。
アナウンスを聞く感じ、パンガン島出身の選手なんかな。多くの人がエールを送っていた。
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全員の紹介が終わり、シャッタータイム。
ほかの観客に便乗して、リングの真ん前までいって撮ってきた。
1試合目の選手以外は退場し、残ったのは2人の選手とレフェリーの3人のみ。ちょっとした試合の説明がが入った。3分3R制ってことは理解した。
試合開始前に、またもや民謡のようなものが流れて。2人の選手が踊りというかアピールというか。
なんか動いとる。相撲の試合前に塩撒いたり四股踏んだりする的な?
あと、めっちゃ湿布くさい。
選手の身体がすんごい水滴でいっぱいなのだが。
たぶんあれだ。くせえ。
パンチやキックを受けたときに受け流すような、ローション的な役割をするんかな。
においは嫌いだが、鍛えられた身体がテカって黒光りしているのはかっこよかった。
そんなこんなで。
いよいよはじまる。
1試合目
5試合の中で1番軽量級っぽい。2R KO
赤コーナーの選手がずっと攻めているようにみえたが、青の選手が一発クリーンヒット入れてからは一方的。ぼっこぼこで2RKO。人が膝から崩れ落ちる光景をはじめてみた。歓声からして、大会主催ジム所属の人が勝ったみたい。
2試合目
明らかに重量級。
青の選手がぷちょマッチョで、赤の選手がぷよぷよお腹。赤の選手のムエタイパンツからキューティなパンツがはみ出とった。
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試合は1試合目とは一変、イカれた試合。
赤がガードをしないでわざとパンチ受け、
「いたくないよぉ」
みたいな顔。
漫画ならめっちゃ強いキャラ間違いなし。
でも4連続パンチされたらさすがに痛そうやった。
第2Rからは青の選手もわざとパンチを受けては煽って。会場は大盛り上がり。
2R目の途中で、赤の選手が目から出血。
青は定石通り、出血している目を狙う展開。
うん、痛そう。
2R目が終わり、赤のコーナーでは出血した部分に油みたいなものを塗っていた。
(漫画とかテレビでみるやつや!)
内心、大はしゃぎだった。
第3Rも引き続き煽り合い。
ただ最終Rなだけあって、血気盛んだった。
ゴングがなってが、判定で青。
赤の選手は強キャラじゃなかった。
煽って負けるワンコタイプだった。
現実はこんなもんよ。
3試合目
軽中量級かな?
これまででいっちゃん試合っぽい。
間合い測って、ステップ踏んで。
緊張感が観客にまで伝わってくる。
かと思ったら、1R目終わりに選手同士が笑顔になって軽くハグ。ちょっとムエタイが好きになった。
最終Rまでもつれ込み、判定で赤。2試合目とは明らかに異なる歓声の色で盛り上がった。
4試合目の前に。
ピンクパンツの太っちょが踊ってた。
なぜか会場全体が合いの手。
チップもいっぱい。
よくわからん。
わけわからんことにお金は詰まないと誓ったの。ごめん太っちょ。
4試合目
オープニングでめっちゃ歓声を受けてた人が赤コーナーへ。入場の熱気が明らかに違う。
多分だが、パンガン島出身の人なので、そりゃ応援もでかくなるし、期待も高まる。
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結果。
1RKO。
青の勝ち。
全パンガン島民が泣いた。
5試合目
本日メインの試合。
青の人が入場して、赤が呼ばれる。
が、来ない。
時間稼ぎに洋楽の爆音ロックが流れだす。
5分ほどしてようやく登場。
ミゲルという選手らしい。
遅刻のミゲル。
なんか余裕というか、風格がある。
余裕で遅刻やけど。

試合内容はというと。中重量級くらいなので、パンチやキックの威力もあれば、スピードも速い。
最後の試合ということもあり、会場内の盛り上がりも最高潮に。
最終Rまで戦い抜き、判定。
青の選手の勝利。
やはり遅刻のミゲルには荷が重過ぎたようだ。
試合が終わると同時に観客も席を立つ。
僕も流されるように席を立って、会場をでる。
宿に戻り、興奮冷めやらぬまま明日の支度。
ちな、この日はじめて、夜のレストランをみた。
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そりゃこんなとこで酒飲めば楽しいわな。
顔出せばよかったとちょい後悔。
でも最初の2日は体調不良で、昨日はフルムーンパーティーやったし。しゃあないね。
宿に関しては、枕が高いドライヤーがない、温水のシャワーがでないことを除けば悪くなかった。
冷たいシャワーを浴びて、そのまま就寝。
こんな感じで。
フルムーンパーティーとムエタイ観戦をしただけのパンガン島でした。ほぼなんもしとらん。
それでは。
また次の記事で。
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