書籍の情報
テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想
橘玲
文芸春秋
2024年3月20日 第1刷発行
書籍の目次
はじめに 世界を数学的に把握する者たち
PART0 4つの政治思想を30分で理解する
PART1 マスクとティール
PART2 クリプト・アナキズム
PART3 総監督府功利主義
PART4 ネクストジェネレーション
PARTX 世界の根本法則と人類の未来
あとがき 「自由」を恐れ、「合理性」を憎む日本人
感想
テクノロジーの光と闇について考えさせられました。
20世紀は石油によって人がより速く、より遠くに移動できる社会をつくってきました。
しかし、結果として温暖化などの気候変動が引き起こされています。
21世紀は情報をより速く、より大量に運ぶことができる社会をつくっているといえます。
本書では時代の寵児であるテクノ・リバタリアンの思想や、彼らの追い求める未来について語られています。
彼らの”善意”によって、どのような”災厄”がもたらされるのかについても、理解を深めることができる良書だと思います。
参考になった箇所の引用