「スーパーロボット大戦OG」のレビューや感想【GBA】

2024年12月5日 01:18

筆者が実際にゲームで遊んでみて、レビューや感想をさっくりまとめて記載します。今回はゲームボーイアドバンスソフトの「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」（スパロボOG）について記載します。

実際に遊んでみての感想

ロボット部隊を操作しながら、マス目の戦場を進軍して敵の部隊を倒していくシミュレーションRPG「スパロボシリーズ」の作品ですが、従来のスパロボの様にガンダムとかゲッターロボとかではなく、バンプレストのオリジナルだけで構成されたタイトルです。

GBAのスパロボとしては3作目となり、マップや戦闘シーンの演出に少し進化は感じられますが、AやRと比べても少し機体が動くかな？程度で、大きく変わっているわけではないです。

その他システム面で特徴的なのは、従来のスパロボの様に作品による縛りがないため、ほとんどのパイロットがほとんどの機体に乗り換えが可能な点。乗せ換えても色んな演出やセリフが用意されており、OGならではのこだわりも感じられます。

また、武器も決められたコスト内で好きに付け替えることができます。武器を一個だけ改造して、強制出撃の機体に付けて孤立しても戦えるようにするなど、工夫することで上手く戦えるのも面白い点です。

本作の主人公は「リュウセイ」と「キョウスケ」の２人。本筋としては同じ戦いの物語が描かれているものの、立場の違いから全く違った目線でのストーリーになっています。

共通ルートが少しあるくらいで、基本的に話が違うので周回プレイなどにも向いていると思います。筆者が一通りやってみた感じ、どちらの主人公も難易度に大きな違いは無いので好きに選んで大丈夫です。

ストーリーで気になるのは、会話中に専門用語が多く飛び交い、初見プレイでは何言ってるか分からないことが多い点です。歴代スパロボの主人公関連のストーリーが頭に入っている方は大丈夫かもしれませんが、初見の方はまずじっくり話を読んで、人物の関係性やどんな流れなのかを把握しましょう。

最近のスパロボには実装されている、会話を見直すとか用語辞典とかの機能がないので、見逃したらやり直すことになってしまいます。

登場機体に関してはかなりカッコいいものが多く、パイロットもとても魅力的なキャラが多いです。どの機体でもしっかり改造すればそれなりに強くなるし、パイロットに関してはPPによる強化ができるので、やろうと思えばとんでもない強さに育成することも可能です。

気に入った機体やパイロットを好きに乗せ換えて、自分だけの組み合わせの部隊を作って遊ぶのもOGならではの遊びと言えます。

上述した通り初見ではストーリーの把握は難しいかもしれませんが、基本的にサクサクと遊びやすく、ガンダムとかマジンガーZとか過去のスパロボ作品とかの予備知識が無くても楽しめます。

初心者の方でも遊びやすくなっている一方で、熟練度システムによって難易度が変化する要素があるため、上級者でも歯ごたえのある難易度で遊ぶことも出来ます。熟練度は隠し要素にも影響があるので周回プレイを楽しみたい方もじっくり楽しめると思います。

単純にオリジナルストーリーのゲームとしても楽しめるので、スパロボが好きな方だけでなく戦略シミュレーションが好きな方にはお勧めできる作品です。

ストーリーの把握が厳しいと書いてきましたが、どの勢力とどの勢力が戦っているのかくらいの理解でも十分に楽しめると思います。あんまり難しく考えず、分かる範囲で全然大丈夫です。

機体の改造に関しては、リュウセイ編ならR-1、R-2、R-3を、キョウスケ編ならアルトアイゼンとヴァイスリッターを優先して改造していくと戦いやすいと思います。

パイロットはSP回復を最優先で習得し、次にアタッカーがあれば基本はOK。あとは回避か防御、格闘か射撃を伸ばせばどんどん強くなっていきます。その他の特殊技能はお好みで。

ちなみに上の記事で紹介しているイケオジ軍団（教導隊の方々）はマジで強いので、加入したら育てておいて損はないです！

どんなゲームなのか・良い点・悪い点をまとめたレビュー記事を公開中です。気になった方はご覧ください。

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