「新しく入った人は色々目につくとこあるけど、あるべき姿に向かって一緒に作っていこうな」の本当に言いたかった大事なこと
昨日のつぶやきを多くの人に見えもらえたのですが、私の表現力のなさのせいで、本当に言いたかったことが伝えられなかったので、noteを書きます。
2018年11月コーポレート合宿で小泉さんの総評から抜粋
まずツイート元になった文章の抜粋です。
気になっていることとしてスタートアップを立ち上げている過程において、やらないことを決めるっていうというのがすごく難しい、というかセンスがいる話であって、メルカリっていうのはある意味ですね、やらないことを沢山決めながら進んできているので、新しいメンバーからすると出来てないとこが多々見えることがあると思うんです。5年間立ち上げてきたので出来てない負債が沢山あるので、それを楽しみながら新しく作り直せばいいし、たぶん例えば僕が過去に作った施策は、やっぱ小泉さんが作った施策だしこれうまくいっているからなんか残した方がいいよね、っていうのは止めてほしくて、僕が過去作った施策であったとしても進太郎さんが過去作った施策であっても考えであっても、きちっと皆が今の現状と照らし合わせて未来を考えたときに、これは違うよねってなればどんどん変えてほしいなと。
総評自体はこの5倍以上の長さがあります。再度読み返したのですが、「Go Boldの源泉」だったり、人が増えて無関心化することへの危機感とその対処法だったり、会社を変えていくのは我々だという励ましだったり、色んなことが詰まったとても良い発言集なので、いつか小泉本が出る時には使ってほしい文章です。
すべての判断基準はバリューに立ち返る
本当に言いたかったこと。「これは違うよねってなればどんどん変えてほしいな」と発言されていますが、この発言の真意には「すべての判断基準はバリューをもとにする」があります。
メルカリには、大切にする3つのバリューがあります。
・Go Bold・・・世の中にインパクトを与えるイノベーションを生み出すため、全員が大胆にチャレンジし、数多くの失敗から学び、実践します。
・All for One・・・一人では達成できない大きなミッションを、チームの力を合わせ、全員が最大のパフォーマンスを発揮することで実現します。
・Be a Pro・・・メンバー全員がその道のプロフェッショナルとしてオーナーシップを持ち、日々の学びを怠らず、成果や実績にコミットします。
小泉さんの発言メモを振り返って読んでみると、「経営陣だって判断間違うことがある。それに『経営陣が言ってるから』と言い訳すると、みんな考えることをやめてしまう。我々は非連続に成長していかなければならない」と言ってました。
「上司が言ってるから」「あの人がこうしろっていうから」・・・人間を思考停止にさせてしまう便利な言葉たちです。「誰かが言ってるから、ではなく会社が大事にするバリューを基に判断・変えていくことが大事」というのが、昨日のツイートでは伝えられなかったメッセージです。
これは自戒を込めてのnoteになりますが、私も常にバリューに立ち返える癖を忘れずにしたいです。
↑何気ない発言にもバリューを使うことで、言葉の意味を自然と浸透させるお手本。
おまけ)感謝は積極的に言葉にだす
発言は以下で締めくくられていました。
2日間お疲れ様でした。
(特にカルコミのメンバーは準備含めいつもありがとうございます、ということでみんなで最後拍手!)←まちるだ感動
この時の合宿の記事を見てると、なんと120名も参加していたようです。
合宿の準備って地味なんですが結構大変なのは、やったことある人ならわかるはず。「あーイチ参加者として合宿の参加してみたいわー」と何度思ったことか。。
「何度もリマインドしたのに誰か遅れてくる」「何故かゴミが散乱してる」「プレゼンが長引いて時間通りに進まず(;´∀`)(;´∀`)」みたいな経験すると、なんとなく(´・ω・`)な気持ちになりますが、小泉さんって最後みんなの前で感謝の気持ちを表明してくれるんですよね。この一言でどれだけ準備したメンバーの心が救われるか。。
(でも準備ちゃんとやっておかないと、バチコイ怒られますからね)
ということで、昨日のツイートの続きでした。私の社内メモには、もっとたくさん良質な提言が残っているので、いつか誰か本にしてください!w