復権!烙印メイド!
初めに
【ドラゴンメイド】の妨害と相性が悪い、幻影霧剣、「D-HEROデストロイフェニックスガイ」が減り、受け流しやすい「無限泡影」や「エフェクトヴェーラー」「DDクロウ」等が増えました。
「抹殺の指名者」等の規制により、展開デッキは誘発が致命傷になる事が多くなり誘発を多く採用するメリットが生まれました。
その為環境トップ候補の【デスピア】が台頭し始めましたメタで流行る「屋敷わらし」や「エフェクトヴェーラー」を乗り越えて罠を構えれるのであれば強いのではと使うに至りました。
使って見た感触は今までの【ドラゴンメイド】も考える事がかなり難しいデッキでしたが【烙印融合】の採用で手札が全て役割を常に持つ事が多く更に難しくなってしまいました。
今回はベリオンさん(@okaberion0323 )にデッキ作成からnoto執筆まで尽力して頂きました。
ありがとうございます
ドラゴンメイドとは
場の下級と墓地手札の上級がバトルフェイズに入れ替わる効果でアドバンテージを取るテーマです。
「ドラゴンメイド」魔法罠をサーチする効果
上級全てに変身する効果を持っています。
しかし上級に直接関わるカードはありません。
下級や上級を対象を取らずにssして、同じ属性のメインモンスターを墓地に送れます。
お互いのスタンバイフェイズに手札墓地から表示形式を問わずに「ドラゴンメイド」を特殊召喚するリソース確保効果。
相手の発動したカードや効果を無効にしエクストラから「ドラゴンメイドハスキー」を特殊召喚出来る「ドラグーンオブレッドアイズ」の様な効果です。
お互いのスタンバイフェイズにフィールドの「ドラゴンメイド」モンスターを対象にしてレベルが一つ高いか低い「ドラゴンメイド」を特殊召喚する効果。
ターン制限無しで「ドラゴンメイド」モンスターが手札に戻った時
フィールドのモンスターを一体対象にして発動しそのモンスターを破壊する効果があります。
自分フィールドのドラゴン族モンスターと相手フィールド墓地のカードを対象取って発動
処理で手札に戻す効果
墓地から除外して手札墓地の【ドラゴンメイドモンスター】を特殊召喚する効果があります。
ドラゴンメイド自体の動きが更に知りたければ彼のnotoは細かく書いてあるのでかなり参考になるので是非一度目を通す事をオススメします。
従来のドラゴンメイドとの違い
今までの【ドラゴンメイド】は無効系などの妨害を下級に受け罠と誘発だけで耐え、ターン経過でバトルフェイズの入れ替わりで下級の効果などを発動しアドバンテージを稼ぐデッキでした。
【烙印】を採用した事で、バウンスの妨害がキツイデッキが【ドラゴンメイド】に打たざるを得ない誘発を受けてから【烙印】で妨害と盤面リソースを敷き誘発や罠でターンを経過させライフを削る事が可能となり、やや回転速度が増しました。
【烙印】デメリットとして挙げられるのが
今までのようにデッキのリソース全てで罠デッキや中速デッキと長時間かけて殴り合う事が難しく、早い段階での決着が望まれることです。
今まで【ドラゴンメイド】のターン経過でミスをしてしまうなどで勝ち切れなかった方からするとかなり扱い易くなったと思います。
基本的な動き
【ドラゴンメイド】や「デスピアの道化アルベル」を召喚して妨害を構えに行きます。
【烙印】魔法罠をサーチする効果と融合モンスターが離れた場合に墓地から特殊召喚し場のモンスター効果を無効に出来ます。
烙印融合を発動「チェイム」と「アルバスの烙印」を融合して「神炎竜ルベリオン」を出します。
「烙印融合」デッキから「神炎竜ルベリオン」等「アルバスの烙印」を含む融合モンスター
現状闇、光属性、レベル8、攻撃力2500以上のモンスターを落としながら融合モンスターを特殊召喚出来るカードです。
「アルバスの烙印」
手札コストを切り相手フィールドから先程上げた条件のモンスターと自身を墓地に送り融合召喚を行います。
手札コストを切りデッキに素材を戻す事で融合召喚を行えるモンスターです。
「神炎竜ルベリオン」で回復しやすいリソースの【ドラゴンメイド】カードコストにして、「氷剣竜ミラジェイド」を特殊召喚して、手札三枚からリソース2種類が用意しやすい2妨害を構える事がコンセプトです。
エクストラデッキから「アルバスの烙印」を素材指定する融合モンスターを墓地に送り処理でフィールドのモンスターを除外する効果と
相手によって離れた際に相手フィールドモンスターを全て破壊する効果を持ちます。
「烙印融合」+「お片付け」
烙印融合で「チェイム」を落とし、「神炎竜ルベリオン」を融合召喚
「神炎竜ルベリオン」のコストで「ドラゴンメイド」にアクセスする事で、「神炎竜ルベリオン」に「屋敷わらし」、無効系を受け誘発を確認、処理後に「お片付け」で「チェイム」を墓地から特殊召喚し「お召し替え」をサーチする事で融合による再展開が可能となります。
無効系を受けずに、「氷剣竜ミラジェイド」が成立し「お片付け」で「チェイム」を出さずにすんだ場合、手札に【メイド】カードがない場合。
対戦相手のエンドフェイズに出して「ドラゴンメイドのお召し替え」→「ドラゴンメイドリラクゼーション」→「ドラゴンメイドのお片付け」→「ドラゴンメイドのお心づくし」の順番にサーチを行います。
「お片付け」の制約で手札に帰ってくる「チェイム」だけでは【メイド】カードに触れるのに「ドラゴンメイドリラクゼーション」を伏せるので2ターンかかります。
多くの出張などに採用されて居なかった「烙印竜アルビオン」二枚目、「白の烙印」は無効系誘発の貫通で【烙印】から触れる「融合カード」として多くの役割も持ちます。
手札、フィールド、からドラゴン族モンスターを含む融合を行います、「アルバスの烙印」を素材とする場合墓地からも素材を除外し肩代わりが可能です。
「アルバスの烙印」の効果で墓地に送られた場合にエンドフェイズにセットする効果があります。
相手ターンの「氷剣竜ミラジェイド」の妨害から「烙印竜アルビオン」の【烙印】サーチが成立すれば、
「烙印竜アルビオン」→「神炎竜ルベリオン」→「氷剣竜ミラジェイド」の動きをするか、途中で止めて「ドラゴンメイドのお召し替え」で「烙印竜アルビオン」を素材にする事で
「氷剣竜ミラジェイド」3000+「神炎竜ルベリオン」2500+「シュトラール」の3500の9000でライフを削れるようになりました。
【烙印カード】を素引きして「白の烙印」を引いていた場合場の「シュトラール」を素材に「ハスキー」を出し、「チェイム」からモンスター破壊を絡めてライフを削る事が可能です。
また、ワンキルが出来なくても「お片付け」で「神炎竜ルベリオン」を戻す事で白の烙印から「神炎竜ルベリオン」→「氷剣竜ミラジェイド」で妨害を再度用意する事が可能になります。
「烙印融合」を止める手段が二枚ある、返しに「烙印融合」からの展開が怖くない相手の場合、【メイド】のバウンスの妨害が厳しい為「エフェクトヴェーラー」を決めて打たれる可能性があります。
「烙印融合」で「アルバスの烙印」と「チェイム」を落とし「お片付け」を切った場合、「神炎竜ルベリオン」に妨害を貰い、「デスピアの道化アルベル」を召喚or「烙印開幕」を発動、「烙印開幕」をサーチ「チェイム」をssして効果を発動、二枚目の妨害を貰い「白の烙印」から「烙印竜アルビオン」と「アルバスの烙印」で「氷剣竜ミラジェイド」を融合しエンドフェイズにデッキからドローしたくない【烙印】魔法をサーチします。
手札を1枚送りデッキから【デスピア】モンスターを手札に加えるか特殊召喚します。
他に墓地にあるとき融合モンスターの破壊を肩代わりできる効果があります。
構築
発売日から2日ほど使用した構築です。
【ドラゴンメイド】の構築を作るにあたり初手5枚引いて相手のカードの干渉がない場合動き出せる初動が1枚以上ある様に考えました。
その為【ドラゴンメイド】6枚、【烙印】7枚の11枚と従来の【ドラゴンメイド】の9枚より多くなり安定性も上がりました。
「烙印開幕」が手札で被ってしまい動き出しが出来ずに負けてしまう事や、【デスピア】への理解度が上がり「烙印開幕」で妨害を貰えなくなったり分布が増えそうだった「ドライトロン」「ふわんだりぃず」がかなり数を減らした為サイドチェンジを含めて大幅に見直しました。
「烙印開幕」と「デスピアの道化師アルベル」が1枚づつになっている理由は、【烙印】をかさましする為であり、「開幕」の手札コストの要求が高く、山上1枚目で引かないように減らせる【烙印】の枚数を超えてしまう為散らす形になりました。
この初動11枚+「金満で謙虚な壺」が初手に最低1枚はくる確率が90パーセント以上、ニューロンの初手5枚機能で事故らない最低枚数として完成しました。
「抹殺の指名者」等を新たに入れて41枚にした場合でもあまり変わらないのですが42枚目を採用した場合新たに採用した2枚と引きたくない「アルバスの烙印」「ドラゴンメイド」上級カードが合わせて5枚になってしまうのでオススメはしません。
誘発の採用は、メインデッキに「烙印竜アルビオン」を融合するのに必要な光属性モンスターは幅広く見れる「エフェクトヴェーラー」を採用しました。
「DDクロウ」など「赫の烙印」に間に合い墓地除外等を止めれてかつ汎用性の高い「屋敷わらし」を採用、「無限泡影」はサイドチェンジの枠として使いやすい為2枚までの採用となりました。
サイド等は立ち回りの際に改めて解説致します。
深淵の獣入りの構築
深淵の獣とは自分相手の墓地にある光闇モンスターを対象にし発動し手札から特殊召喚されるカード群です。
メインのカードは、ほぼ固定だと思います。
「クシャトリラフェンリル」、「三戦の才」「アルバスの落胤」「墓穴の指名者」「抹殺の指名者」「烙印開幕」「烙印の獣」の枚数が環境や出る環境に合わせて変わると思われます。
構築のコンセプトイメージとしては「烙印融合」によって広がるアドバンテージを早めに確保もしくはライフを削る為に割く為に【ドラゴンメイド】ギミックで誘発を受けたり、小回りが効くように調整しました。
「烙印開幕」+「デスピアの導化アルベル」
1度破壊から守る効果が強力であったり、ssで手数を増やせる手段が足りない等の理由から採用しました。
「ドラゴンメイドパルラ」を採用した長期戦に特化した構築もありますが、実は「深淵の獣」側がかなり持続力があり、今までと同じレベルで手札、召喚権が無くても動けるのでわざわざメイドの枚数や上級を採用するまでも無いと思い不採用に至りました。
また、サイドデッキに「サンダーボルト」が多く採用されているので「烙印開幕」は今かなり相性がいいと思われます。
サイドに、「深淵の獣サロニール」を2枚から3枚まで入れて『ティアラメンツ』を厚く見るのも必要だと思いました。
「墓穴の指名者」+「抹殺の指名者」+「三戦の才」
誘発の種類が減り「墓穴の指名者」の次ターン無効化される制約が重いですが、烙印融合+aで妨害を構えてライフが残れば後は早い段階で決着がつ付きやすいため採用しました。
また、誘発を受けた際に更なる妨害か、ミッドレンジでデッキによるピーピングハンデスによる状況把握がかなり強いので採用しました。
EXデッキ
烙印6枚、メイド二種、天球1、ストライカー1までは確定で考えました。
サイドを考える際に【イシズティアラメンツ】以外のデッキやミラーを考えて「月女神の鏃」を採用した関係で「旧神ヌトス」や「イビルツイトラブルサニー」を採用しました。
【エクソシスター】や【アダマシア】がメタ外から流行る可能性をかん考えてリカバリーが効くようにか「天球の聖刻印」を採用しました。
不採用になったが入れたかったカードは
「捕食植物ドラゴスタペリア」
「メレオロジック・アグリゲーター」
「死祖の隷竜ウォロー」
の3枚です。
「烙印融合」の終着点としてレベル変動+効果無効の方が効果的な相手に出したり、2ターン目に追加するカードとして優秀な「捕食植物ドラゴスタペリア」
「月女神の鏃」を【エクソシスター】に打つ場合必要な「メレオロジック・アグリゲーター」。
【エクソシスター】が予想よりかなり増えているので採用圏内です。
「死祖の隷竜ウォロー」は6×6で出せて【イシズティアラメンツ】へのライフカットを簡単にしてくれるカードの為おすすめです。
「烙印の獣」
1枚にされている方も多いですが、「烙印融合」ギミックがない場合にある永続的な妨害で、サイド後も前に立つ「天球の聖刻印」や「シュトラール」をどうにかする、手札から出る「深淵の獣」対策をしなければならずメタが回らない事がかなり多い非常に優秀なカードです。
一枚落ちてしまい回収が出来なくなるだけでかなり試合に直結するカードでした。
このカードでエンドフェイズに一枚拾う事が出来るなど一枚完結したカードです。
試合が長引いた場合に非常に有効打であり、今サイドの後手カードが多くしなければならない環境でサイドチェンジが非常にしやすくなるカードです。
環境が変わったりして「烙印融合」を抜いて「ドラゴンメイドパルラ」を追加で採用し、誘発を多く入れて試合を濁しリソースで勝つ場合は絶対2…3枚の採用をオススメします。
各対面への立ち回り
VSデスピア
ギリギリリソース戦に持ち込めますが、「超融合」が致命傷になるのであまり行いません。
「シュトラール」の1番好ましい除去のさせ方は
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