忘れている記憶
最近読んだ本
『夫のHがイヤだった』
まるで、昔の自分が蘇るような感覚
読み終えて、涙が流れた
無理やり自分から捨てたようなロストヴァージン、愛されていることを確かめるためのSEX、体を開くことが愛されていることだと勘違いしていた自分、などなど、鮮明に思い出した
そういや、過食嘔吐もやってたね
痩せて綺麗になれば愛してもらえると思ってたね
でも、痩せすぎて気持ち悪くて愛してもらえなかったね
結局は、誰かの何かが欲しくて仕方なくて、不安で、怖くて、辛くて、だからSEXをして欲しかった
ああ、ヤダヤダ
振り返りたくない、掘り起こしたくない過去
そして、未だにその過去が燻る
癒して欲しいのは私自身
私自身が抱きしめてもらいたい
癒されたい
それがよくわかった夜だった
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