【Day40】バンコク8日目
毎日更新する!
と声高々に宣言したものの2日ほど書き損じました。
理由①
ネタが尽きた。
異国と言えど現在は毎日同じような生活をしているため、完全にネタ切れしてしまい、無理矢理思う事もないのに書いてもな〜と思い一旦やめました。
理由②
昨日は完全に酔っ払って死亡してました。
昨日いつもと同じようにゲストハウスの入り口でタバコを吸っていたら、おじさまに声をかけられた。
話していると日本が大好きで10回は行っていて多少日本語も話せるカナダ人の陽気なおじさまだ。
どうやらウォール街でバリバリ働き、仕事は引退し、野良猫を捕まえて疫病にならないように注射を打つボランティアをしているそうな。
話していると意気投合し「今日は何をするんだ?」と聞かれたので特に予定はないと答えると、「僕のマンションの34階にプールがあるから家族でおいでよ」とのことで行ってみる事に。
バンコクの中心地にそびえ立つ高層マンションに案内され、塩素バリバリの綺麗に手入れをされたプールでは都会の喧騒と酷暑からはかけ離れた優雅さがあり、これが勝ち組かと安易な言葉が思わず漏れてしまう程。
「僕は日本人にとても親切にされたから、日本人に親切にしたいんだ。お金はめちゃくちゃ持っているけど、自分の為ではなく寄付したりボランティア活動に使いたいんだ」と熱い気持ちを語ってくれた。
アツい。
なんともまぁ熱く素敵な人だ。
思わず涙する嫁御。
「今日は君が日本語の先生だ!」と何故か異様なまでに気に入られてしまった僕。
「日本食も大好きだから、出前をとるから一緒に食べよう!チキントンカツは好きか?」と。
鶏?豚??どっち???
としっかり心の中でツッコミながら、もちろん好きだと答え久々のチキンだかトンカツだかに心を躍らせ宴は続く。
ビールをチェイサーに日本酒(鬼ころし)を飲んではプールに落とされ、プールから上がってもまた日本酒を飲んではプールに落とされるという、水攻め。
とても熱烈で親切なコミュニケーションだ。
出前が来る頃には、おじさまと僕とで2リットルの鬼ころしが空になりしっかりガッツリ酔っ払ってしまった僕。
とてもじゃないけどチキントンカツを食べられる状況ではない。
おじさまも酔っ払って気分が上がり、食べないならプールに飛び込め!ということでまたもやプールに落とされ上がってはトイレに行きリバースを繰り返すぼく。
このままじゃダメだ!と思い、嫁御に僕の分のチキントンカツも食べてと懇願し、娘と僕のまさかの3人分のチキントンカツを食べる事になった嫁御。
嫁御がフードファイトしながら、僕はプールに落とされ続ける。
そこからはもう一切の記憶がないのだけれど、どうやら最後はおじさまが送ってくれて「飲ませ過ぎてごめんね」と言っていたらしい。
アツイ人だった。
ゲストハウスに戻ると、
僕は酔っ払い過ぎてリバース、
嫁御は食べ過ぎでリバース。
滅多に経験できるものでもなく、
自分の引きの強さを感じる1日でした。
余談ですが、
チキントンカツはチキンカツだったそうです。