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【Day363】トルコにて1年を目前に雑記
魅惑の地イランを経て更新が滞っていましたが我が家は至って元気です。
現在は嫁御の携帯を取り戻す為に3回目となるトルコの地へ。
※無事に入手できました。
数日の滞在予定だったにも関わらず「今回は君たちはゲストだから」というホストの寛大な心に甘えまくり、ただただ安寧な日々を過ごしています。
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ここアンカラは首都というだけあり、やはりコンクリートジャングル。2度目という事も相まってほぼ引きこもっています。
隙あらば海へと行っていた鎌倉が恋しいです。
見かねたホストのフラットが彼の通っていた大学や観光に連れ出してくれたのは刺激的で、大学行ってないのに何故か青春時代がフラッシュバックするという謎の現象も。
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確かにオプティマスプライムいそう。
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好みの具材を渡したらオムレツを作ってくれる。
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そんな僕らも日本を出てやがて1年を迎えます。
日にちを意識するとホームシックになりそうなので、気にしないようにしていたけれど、節目の日を意識外に置く事はなかなかに難しく。
1年かけての変化というのは特にありませんが、きっとこれは僕にとっては大きな1年。
僕は基本的には人見知りな為に環境の変化を好まない方ですが、そういう自分があまり好みではなく。
若かりし頃の僕は、人見知りだなんて言ってられない状況を作ろうと、人と話さざるを得ない状況を作る為に、過去に誰も知り合いがいない沖縄に移住してみたり、ラジオパーソナリティーをしたり、90人近くもいる大型シェアアウスに住んでみたり、と長年かけて自分なりの小さな変化を試み、それらが功を奏したかはわからないけれど今の自分を形成したと思っています。
言わばこの旅もそんな自分の人生においての一つのチャレンジであるわけで。
言葉も通じないし、誰かもわからない家に住む。
そして1番大きいのが、どこに行くにも何をするにも家族と24時間一緒にいて、それを1年続けるというのはきっとこの先を見据えても人生に於いてきっと無い事だと思う。
故に大きな1年。
「有一が怒っている所を見た事ない。僕は1組だけ喧嘩しない夫婦を知っている、それは君たちだ。」と今のホストのフラットは言ってくれた。
嬉しいけれど、でも実際は違う。もちろん衝突することも多々ある。
嫁御とも娘とも。
でも例えそれが尾を引くような衝突だとしても、到底納得がいかない事だとしても、自分を主張するのは本当に大事だとこの旅でより痛感した。
他人の性格は変えられない、変われるのは自分だけ。
その先に相手を理解する、同じ轍を踏まないようにケアをする。
然すればそれがより思いやりへと変わるのかなと思っています。
話はややそれるが、workawayをしている中で深い話をしていくと割と高頻度で聞かれるのが、第二次世界大戦について。
特に印象的だったのは経済制裁を受けているイランでは、友人のおじいちゃんを含め3世代を交えて話をしました。
詳しくは割愛しますが、アメリカについてどう思うのか?と聞かれる事もしばしば。
これは完全なる僕の意見ではありますが、第二次世界大戦以降、僕らの先祖達は多くの人々が亡くなってしまった戦争を、二度と起こすまいと守ってきてくれたからこそ今の僕がいるわけで、、、等と話しています。
含めて、anger makes angerと答えているのですが、僕はこれは普通の人間関係にも置き換えられるんじゃないかと思っています。
何かを多く得られているわけではないけれど、色々な会話をする事によって改めて考える事ができる、きっとそれがこの1年の大きな収穫なのかもしれない。
世代問わず、僕と同じ小学校のサッカー少年団に通っていた人ならば誰もが知っている、練習終わりに呪文のように言わされていた言葉。
「正しい勇気、素直な心、思いやりの心」
きっとこの先も大事だと思うので、大切にしていきます。
1年を目前に思う事もあり、散文になってきたのでこの辺で。
追記。
この日記の下書きを読んだ嫁御から「楽しくなさそう」と言われましたが、そんな事はなく楽しんでいます。
最近ピザを作ったんですが、スケールが無いにも関わらず生地が凄まじくよく出来て上機嫌な僕は「料理をする時お酒を飲むのが好きなんだ」なんて話しから、ホストのフラットもテンション爆上がりし、僕がピザを作る横でレゲエ聞いて愉快に踊ってました。
彼曰く、ピザにレゲエを聞かせると美味しくなる。
真偽はさておき、そんな細やかな日常がとても楽しい。
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爆音で踊るフラットと迷惑そうな娘。
さておき。
2度目となるトルコはアンカラでのworkawayも今日が最後。
明日からは同じくトルコにて2度目となる農園でのworkawayとなります。
追記ながっ。