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【2024年4月環境】最強アニメ解説【オリジナル編】

みなさんどうも、お久しぶりです。シロオカです。皆さんはGWいかがお過ごしでしょうか?僕は今年は運よくまとまった休みが取れたので、クソほどダラダラしながらアニメを見ています。
今回は色々とアニメを見た結果(4本しか見ていない)現環境【最強】のアニメに関して解説していきたいと思います。


そもそも【最強】とは?

まず初めにみなさん【最強】と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?
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田園さんいつも見てますありがとうございます


はい、そうですね、皆さんご存知かと思います、
【黒緑アビス】です。
潤沢な初動の枚数による安定した動き、墓地からも多くのクリーチャーを蘇生する幅の広いリソース源、カードゲームにおいて刺さらない相手がいない豊富なハンデスによるコントロール性能、最速3ターン目の大幅な展開による圧倒的なボードアドバンテージによる蹂躙、圧倒的なTier1デッキです。現にオリジナル環境では入賞数1位を維持しており、先日開催されたDMGP2023-1stにおいても優勝チームメンバーにしっかりと採用されておりました。

(サンプルリスト)
俺は配球の方が好き

DM環境においてはこのような圧倒的なパワーを持つアーキタイプが【最強】の名を欲しいままにしています。さて、アニメ界ではどうなっているのかと言いますと…
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ありました。
2024年4月環境における【最強】の名を欲しいままにしているアーキタイプ、【黒緑アビス】。その圧倒的なパワーに迫る勢いを持っているアニメ、
それこそが「夜のクラゲは泳げない」です。更にこのアニメは【黒緑アビス】の強みの部分に非常に類似している部分もあります。今回は何故「夜のクラゲは泳げない」が、【黒緑アビス】たりえるのか、その理由を基に今回【最強アニメ】を定義していきたいと思います。

※ここから先は「夜のクラゲは泳げない」2話までの
 若干のネタバレを含みます。
 3話以降の続きは是非とも君の目で確かめてください!
 そして1話から初見で見たい方はここでブラウザバックしてね!!





1.ストーリーの構成に関して


物語は現実のどこかに息苦しさを感じたり、輝きへの憧れが捨てられない女子高生たちが匿名アーティスト"JELEE"を結成し、インターネットの世界から羽ばたいていくことを目指すストーリーです。それは一話の冒頭の主人公まひるの独白からも現れています。

まひる「夜の渋谷を歩くのが好き。知っている人がいない町をクラゲみたいにふわふわ~って漂っていると、誰の目を気にしない私でいられるから。」(第一話夜のクラゲ より)
物語はこのような主人公のまひるの独白を皮切りにスタートを切ります。主人公のまひるは何者かになれるような気がして夜の渋谷の街を歩くまひる。これって何かに似てると思いませんか?

覇=ロード君15の夜

はい。アビスベル=覇=ロードそのものです。
何者かになれるような気がして夜の渋谷の街を歩くまひる。何者かになりたいけど、なり方が分からなくてバイクで爆走するアビスベル=覇=ロード。
(通常版だと分かりづらいのでBレアの画像を引っ張って来ました。)
これってまるで同じ構成だと思いませんか?ストーリーの根幹の時点から両2作品に類似性が発生しているのです。
更にまひるたちは同じ輝きたいクリエイターたちが集まりあって"JELEE"を結成し、アビスベル=覇=ロードたちは同じ種族のアビスたちが集まりあって"ボードコントロール"を形成する。この時点で既にこれらの2つのテーマが類似性を持っている事が証明できましたね。ここから更に深堀していきましょう。

2.安定した初動に関して

ここからは実際のストーリーに沿って、「夜のクラゲは泳げない」に関して解説していきたいと思います。
さてみなさん、デュエマで言う所の「初動」とはアニメではどこに該当するでしょうか?

これは僕の私見ですが、「1話」だと考えています。アニメはいいから黙って3話まで見ろ、みたいな格言があったりなかったりしますが、なんだかんだ視聴者を惹き付けるためには僕は「1話」が重要だと思っています。まあそんな話はさておき、この「夜のクラゲは泳げない」、1話の「初動」がめちゃくちゃ強い。

夜の渋谷の街の描写が淡い系統の色で鮮やかに表現されています。

ウッヒョォォ~~

まひるのサービスショットも。エロあるよ。

そして肝心のストーリーはというと、実際に見て欲しいのですごいザックリ要約すると、自分の絵を否定されてから描くことを辞めていたまひるが、自分の絵を好きだと言ってくれる山ノ内花音という女の子に出会います。花音の意志の強さや、透き通った綺麗な歌声に感化され、まひるが再びイラストレーターとしての活動を再開し、輝いている"誰か"になれる、"JELEE”としての活動が一歩ずつスタートしていく、というのが一話の大まかなストーリーになります。

この時点で色々と期待度バック上げ。キャラデザは全員可愛いし、絵は綺麗だし歌は良いしでこれからの展開に期待感しか持てません。


【黒緑アビス】の10~12本程度は採用されている、安定した初動の中でも、「倒したいか?」をプレイできるレベルの順調な滑り出しと言えるでしょう。

3.墓地からのクリーチャーを蘇生するリソース源、最速3ターン目からの大幅な展開について

安定した初動から動きの幅を広げ、視聴者の心を鷲掴みにしてくる「夜のクラゲは泳げない」。2話以降でどのようにストーリーを展開していくのか。なんとここで奇しくも【黒緑アビス】と同じ展開を行うのです。



2話をザックリ要約すると、
"JELEE"での活動を始めることを決めたのはいいものの、作曲者がいない状態。困っているまひると花音のものに、高梨・キム・アヌーク・めいという音大附属高校に通う1人の女の子が現れます。彼女は花音の過去のアイドル時代のファン。花音のアイドル時代の芸名「橘ののか」の偶像を追いかけ続けており、「橘ののか」にはいくらでも協力するが、"JELEE"には協力できない、と花音の作曲をしてほしい誘いを断ります。そしてその後のピアノのテストの時、緊張しているめいの元に花音が駆けつけます。そして回想シーン。花音はアイドル時代にめいと約束した、「ピアノを聞きにいく」という約束を果たすのです。そして今の活動も認めためいが仲間に加わり、"JELEE"の活動がより本格化していきます___。

このような内容が2話の大まかなストーリーになります。
さて、みなさんもうお気づきの方も多いでしょう。明らかに黒緑アビスの動きに類似しています。

3-1.「橘ののか」にはいくらでも協力するが、"JELEE"には協力できない点

これって何か見覚えがありませんか?そうです。


フットレス=トーレスの呪文面「力が欲しいか?」でしょう。めいが力をいくらでも協力する、という描写、これは間違いなく「力が欲しいか?」と問いかけています。2話時点でこの展開力。ここでの「力が欲しいか?」を唱え、アビスメクレイド5に成功すれば大幅に物語が動き出し、一気に話が展開することでしょう。しかし、天下の【黒緑アビス】と言えども、メクレイドは100%ではありません。力を与えてくれなかったのでしょう。一度は失敗してしまいます。ここで話が躓くのかと思いきや、環境最強たる黒緑アビス。この程度では話は止まることを知りません。

3-2.回想シーン。花音はアイドル時代にめいと約束した、「ピアノを聞きにいく」という約束を果たす点

一度は「力が欲しいか?」に失敗したとしても、諦めることなく、めいのことを大切に思い、ピアノのテストに赴く花音。思い起こされる過去の記憶。めいは例え「橘ののか」でなくても、約束を守ってくれたことに感激し、"JELEE"の仲間になることを決意します。
思い出を回想し、力に変えるその動き、もう皆さんお気づきでしょう。


墓地の思い出から盤面に戻り、力に変える。
アビスラッシュそのものではないですか。

初動として使用した「倒したいか?」がアビスラッシュとして加勢し、不利状況を逆転する。【黒緑アビス】の墓地からのクリーチャー展開そのものの動きです。

ここにまた、【黒緑アビス】、「夜のクラゲは泳げない」の類似性を確認することができました。これは最早同一と言っていいまでの一致でしょう。

4.終わりに

いかがだったでしょうか。
やはりDM環境において【最強】の名を持つに相応しい【黒緑アビス】
に対し、ここまで気持ちがいいほどの同一性を持っている「夜のクラゲは泳げない」はやはり2024年4月アニメ環境において【最強アニメ】の名を語るに相応しいでしょう。

そんな「夜のクラゲは泳げない」。
3話ではアニメーターが新しく仲間に加わり、"JELEE"としての活動を本格的に開始します。ここからのストーリー展開は果たしてハンデスコントロールプランによるじっくりとしたストーリーの醸成なのか、はたまた勢いを乗りに乗せた過剰打点によるビートダウンプランなのか。今後の展開にも目が離せません。是非とも一緒に毎週の視聴を楽しみましょう!

オススメのアニメがあれば、コメント、DM、リプライ等で是非とも共有してください。DM環境とアニメ環境双方向の盛り上げを目指していきましょう。

では、またどこかで。

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