【College】ジェームズ・ティブス17週目3HR10打点/佐々木麟太郎選手米国デビュー戦初HR【17週目】
こんにちは、あまなつ(@MattDavidson91)です。
現地時間2/16に開幕したアメリカ大学野球(NCAA1部)は17週目が終了し、CWS進出校8校が決定しました。
CWSは6/14-24で準決勝まではダブルイリミネーション形式のトーナメントで、優勝決定戦は2戦先取です。
●ノースカロライナ大CWS進出決定シーン(6年ぶり12度目)
●バージニア大CWS進出決定シーン(2年連続7度目)
●テネシー大CWS進出決定シーン(2年連続7度目)
●フロリダ州立大CWS進出決定シーン(5年ぶり24度目)
●ケンタッキー大CWS進出決定シーン(初出場)
●ノースカロライナ州立大CWS進出決定シーン(3年ぶり4度目)
●テキサスA&M大CWS進出決定シーン(2年ぶり8度目)
●フロリダ大CWS進出決定シーン(2年連続14度目)
●スケジュール
6/14-
●ノースカロライナ大(ACC/全米第4シード)vsバージニア大(全米第12シード)
●フロリダ州立大(全米第8シード)vsテネシー大(SEC/全米第1シード)
6/15-
●ケンタッキー大(SEC/全米第2シード)vsノースカロライナ州立大(ACC/全米第10シード)
●テキサスA&M大(SEC/全米第3シード)vsフロリダ大(SEC)
1.ジェームズ・ティブス1試合3HR
ジェームズ・ティブス(フロリダ州立大3年/OF/1B/16位)はパワー/コンタクト/選球眼を兼ね備えた完成度の高い強打者。
1年次からレギュラーとして活躍し、昨季は持ち前のパワーが向上しACC8位の17HRを記録。
17週目は11打数7安打、3HR 10打点の大活躍で、HRは全米6位28本となりました。
●26号HR
●27号HR
●28号HR
ティブスは速球が得意な打者で今季は変化球の見極めが大きく向上。
ケープコッドリーグでも活躍しており木製バットの対応力が高く、打率.290、25HR級のポテンシャルを持っています。
ただ、スピードは平均以下でLFが適任かもしれません。
2.佐々木麟太郎選手MLBドラフトリーグデビュー戦2安打1HR3打点
佐々木麟太郎選手(スタンフォード大/1B/26年ドラフト対象)は歴代1位高校通算140HRの23年高校生No.1スラッガー。
NPBドラフトでは競合が予想されていましたが、国体後に米大学野球挑戦を表明。
最終候補のスタンフォード大/バンダービルト大/UCLA/カリフォルニア大から同大を選択しました。
そして、MLBドラフトリーグ初戦の6月11日に4番/1Bで先発し、5打数2安打、1HR、3打点の衝撃デビュー。
翌日も4打数1安打、2打点を記録しました。
●1号HR
●タイムリーヒット
佐々木選手のパワーはアメリカでも大学生トップクラスで、コンタクト/選球眼も高評価。
プロフィール上では高校時代から9キロ減量し184cm104kgとなり、守備面でも好プレーを見せました。
ちなみに、スタンフォード大はCWS出場19度/優勝3度の名門校。
今季は22勝33敗と不調でしたが、投打共に有望株が多く、伸びしろは大きいです。
3.ジェイコブ・コザート17週目3HR
ジェイコブ・コザート(ノースカロライナ州立大3年/C/42位)は攻守に優れた大学生トップクラスのC。
捕手王国の同大で1年次からレギュラーを務め、昨年は大学代表選考でも大活躍。
17週目は16打数6安打、3HR、4打点を記録し、同大のCWS進出に大きく貢献しました。
●17号HR
●19号HR
コザートは今季ACC14位19HRのパワーが武器で、選球眼も高評価。
木製バットの対応力は高いですが、対左投手打率.185と左投手が苦手です。
一方で、昨年捕手3位DRS12.7を記録するなど守備面の評価は高く、今季盗塁阻止率.325を記録しています。
4.クリスチャン・ムーア17週目3HR
クリスチャン・ムーア(テネシー大3年/2B/25位)は3年連続OPS10割以上を記録している強打の2B。
高校時代NYトップクラスの有望株で1年次は118打数で10HRを記録し、昨季チーム2位17HRで大学代表選出。
17週目は10打数3安打、3HR、4打点の大活躍で33HRは全米4位となりました。
●30号HR
●31号HR
ムーアはアプローチが粗くやや空振りが多いですが、スイングスピードが速く筋肉質な体格でパワーは25HR級。
SEC内ではコンドンを上回る打率.429 20HRと、ハイレベルな相手に対してもしっかり結果を残しています。
ただ、スピード面はまずまずですが肩は平凡で2B向きの選手です。
5.クリス・コルテスリリーフで5.2回10K無失点
クリス・コルテス(テキサスA&M大3年/RHP/100位)は高速シンカー/スライダーを軸に空振りを量産する剛腕。
1年次から先発兼リリーフでプレーしていますが、昨年は防御率7.34と絶不調。
一時期はLSUに移籍した投手コーチの後を追い転校を検討していましたが、新投手コーチのマックス・ウェイナー氏の指導により才能が開花。
8日の登板では5.2回、被安打2、与四球3、奪三振10、失点0の好リリーフで、9勝目を挙げました。
コルテスの球種は96-98/MAX101mphの速球・スライダー・チェンジアップ。
速球・スライダーはどちらも平均以上で、ゴロ率も高く将来のクローザー候補です。
また、制球面は平均以下ですが昨年よりやや改善されています。
6.MLB公式2024年ドラフトプロスペクトランキング投手・野手成績
●投手
●野手
7.その他
●キャム・キャナレラ(クレムソン大2年/OF)今季大学最高のファインプレー
●フロリダ州立大スーパーリージョナル歴代1位1試合24得点
●歴代7位通算1504勝の名将ポール・マリエリ氏がサウスカロライナ大ヘッドコーチ就任
●バンス・ハニーカット(ノースカロライナ大3年/OF/20位)の25号サヨナラHR
●チャーリー・コンドン(ジョージア大2年/OF/3B/2位)37号HR
●キャム・キャナレラ(クレムソン大2年/OF/25年)の起死回生の同点HR
●ルーク・スティーブンソン(ノースカロライナ大1年/C/25年)の起死回生の同点HR
●𝐃𝟏𝐁𝐚𝐬𝐞𝐛𝐚𝐥𝐥 𝐓𝐨𝐩 𝐏𝐥𝐚𝐲𝐬
●スーパーリージョナルラウンドトッププレー集
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