【College】カーソン・ディマーティーニ/チェイス・バーンズ全米17位大相手に7回13K【5週目】
こんにちは、あまなつ(@MattDavidson91)です。
現地時間2/16に開幕したアメリカ大学野球(NCAA1部)は、5週目が終了しました。
これからレギュラーシーズン終了まで、毎週水曜日-金曜日に、アメリカ大学野球の注目トピックを4-5つ紹介していきます。
1.カーソン・ディマーティーニ4試合7HR
カーソン・ディマーティーニ(バージニア工科大3年/3B/183cm84kg/43位)はディマーティーニは3年連続でOPS10割以上を記録している大学生トップクラスの3B。
22年はOPS1.111を記録し全米1年生ベストナインに選出され、昨季は肩の故障を抱えながらコンタクト面を改善させました。
そして、今季も開幕から好調を維持し、5週目は15打数9安打、7HR、11打点の大活躍で、全米の週間MVPを獲得。
17日には4打数3安打、3HR、3打点を記録しました。
●6号HR
●7号HR
●8号HR
●9号HR
●10号HR
●11号HR
●12号HR
ディマーティーニはパワー/スイングスピードの優れた選手で、やや三振は多いですが四球も選べるタイプ。
3Bの守備も堅実で、肩関節唇手術の回復次第では1巡目指名の可能性もあります。
2.チェイス・バーンズ全米17位デューク大相手に7回13K
チェイス・バーンズ(ウェイクフォレスト大3年/RHP/16位/191cm98kg)は同大のピッチングラボでさらなる進化を遂げた大学生No.1投手。
高校時代にMAX101mphを記録した剛腕で21年SD20巡目で指名も進学。
テネシー大では1年次からエースとして活躍しましたが、昨年は不振でシーズン途中にリリーフへ降格し、同大へ転校。
16日の全米17位バージニア大戦では7回 被安打2 与四球2 奪三振13 失点1の快投を披露し、ACCの週間最優秀投手賞を受賞しました。
バーンズの球種は94-98/102mphの速球・スライダー・チェンジアップ。
高めのリリースポイントから投げ込む速球・3000rpm超のスライダーは大学生トップクラスで、制球も破綻なし。
大学生投手の中ではスミスと共に一歩リードしている印象で、1巡目上位での指名が期待されています。
3.ヘイゲン・スミス6回10K無失点
ヘイゲン・スミス(アーカンソー大3年/LHP/191cm102kg/15位)は高校4年次に7度ノーヒットノーランを記録した、大学生No.1サウスポー。
1年次から先発ローテ入りし、昨年は大学代表に選出されました。
そして、今年も2年連続で開幕投手に指名。
15日のミズーリ大戦では、6回、被安打2、与四球1、奪三振10、失点0と好投し、3勝目を挙げました。
スミスの球種は94-98/MAX100mphの速球・スライダー・チェンジアップ。
低めのスリークォーターから投げ込む伸びのある速球・横変化の大きなスライダーは一級品。
制球さえ改善すればエース級の素材で、1巡目上位での指名が予想されています。
4.フロリダ州立大開幕18連勝
同大は10年代勝利数・勝率全米10位、20年まで42年連続40勝を記録していた全米屈指の名門校。
しかし、昨季は怪我人が続出し投打ともに崩れ、23勝32敗で大学史上初の負け越しを喫しました。
そして、今季は再建のためにコーチ陣を大きく入れ替え、転校生も多数獲得。
5週目は11勝5敗と好調なノートルダム大に3連勝で、圏外から一気に全米12位へ浮上しました。
フロリダ州立大の最大の武器はチーム打率全米1位.364の切れ目のない打線で、得点も10位。
投手陣もキャム・ライター/ジェイミー・アーノルドの2年生先発コンビが非常に強力で、4位防御率2.94を記録しています。
6週目は全米4位クレムソン大と3連戦があり、非常に楽しみです。
5.MLB公式2024年ドラフトプロスペクトランキング投手・野手成績
●投手
●野手
6.その他
●ギャビン・キレン(ルイビル大2年/SS/2B)サイクルヒット達成
●キャム・シュルケ(ミシシッピ州立大)スーパープレー
●ミシシッピ州立大全米2位LSU相手にシリーズ勝ち越し
●ジョージア工科大全米13位NC Stateをスイープ
●ウェスリー・ジョーダン(ベイラー大3年/OF)打球速度111mph/推定飛距離145mの特大3号HR
●ジェイス・ラヴィオレット(テキサスA&M大2年/OF)打球速度1109mph/推定飛距離143mの特大HR
●𝐃𝟏𝐁𝐚𝐬𝐞𝐛𝐚𝐥𝐥 𝐓𝐨𝐩 𝐏𝐥𝐚𝐲𝐬
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