【College】ニック・カーツ9週目5HR12打点/トレイ・イエスアヴェジ6回12Kノーノー【9週目】
こんにちは、あまなつ(@MattDavidson91)です。
現地時間2/16に開幕したアメリカ大学野球(NCAA1部)は、9週目が終了しました。
これからレギュラーシーズン終了まで、毎週水曜日-金曜日に、アメリカ大学野球の注目トピックを4-5つ紹介していきます。
1.ニック・カーツ9週目5HR12打点
ニック・カーツ(ウェイクフォレスト大3年/1B/2位)は、パワー/コンタクト/選球眼を兼ね備えた弱点のない大学生トップクラスの強打者。
高校時代は全国的には無名な選手でしたが、22年に1年生ベストナイン選出。
昨年も途中離脱がありながら、全米11位の24HRを記録しました。
しかし、今季は開幕から不調で3月15日の守備時に肩を故障。
当初3から4週間離脱すると報道されていましたが、なんと26日に復帰。
その後は驚異的なペースでHRを量産し、9週目は15-8 5HR 12打点を記録し、2週連続でACC週間MVPを受賞しました。
●12号HR
●13号HR
●14号HR
●15号HR
●16号HR
カーツは全方向にHRを打てる驚異的なパワーが武器で、過去9試合13HR。
196cm109kgと大柄ですが1Bの守備もGG級で、全体1位候補です。
2.トレイ・イエスアヴェジ6回12Kノーノー
トレイ・イエスアヴェジ(イーストカロライナ大3年/RHP/36位)は速球・変化球共に優れた1巡目有力候補。
昨年は先発で全米22位防御率2.61を記録し大学代表に選出され、日米大学野球でも4回1失点と好投。
今季は初の開幕投手を務め、12日のシャーロット大戦では6回、被安打0、与四球3、奪三振12、失点0と好投し、7勝目を挙げました。
イエスアヴェジの球種はMAX93-95/98mphの速球・スライダー・カーブ・スプリット。
高めのオーバースローから投げ込む速球・スライダーが武器で、今季はスプリットも成長。
速球派としては制球もまとまっており、先発3番手クラスの好投手です。
3.チャーリー・コンドン9週目4HR10打点
チャーリー・コンドン(ジョージア大2年/OF/3B/4位)は練習生から成り上がった、大学生トップクラスのスラッガー。
昨年はSEC1年生新記録の25HRと素晴らしい活躍で、日米大学野球では中日ドラフト1位の草加勝選手からHRを打ちました。
今季も開幕から絶好調で、9週目は17打数11安打、4HR、10打点の大活躍でSECの週間MVPを受賞しました。
●21号HR
●22号HR
●23号HR
●24号HR
コンドンはコンタクト/パワーを兼ね備えた強打者で、打球速度もトップクラスで24HRは2位と4本差。
大柄ながらコンパクトなスイングで、今季は全米2位打率.482を記録しています。
また、強肩で大柄な体格の割に動けるタイプで、両翼なら問題なく守ることができ今季は3Bにも挑戦しています。
4.ジャック・カグリオン9週目4HR
ジャック・カグリオン(フロリダ大3年/1B/LHP/5位)は投打に高いポテンシャルを秘める、大谷選手2世。
高校時代から有望な二刀流選手でしたが、4年次にTJ手術を受けたため評価が下がり、進学を選択。
1年次は打者に専念し、昨年はTJ手術明け1年目ながら1年間先発ローテーションを守り抜き、全米1位の33HRを記録。
大学の最優秀選手に贈られるゴールデンスパイク賞のファイナリスト3名に選出され、日米大学野球でも活躍しました。
そして、今季は開幕から投打に好調で、9週目は14打数6安打、4HR、7打点、投手としては粘りの投球で5回3失点を記録し4勝目を挙げました。
●17号HR
●18号HR
●19号HR
●20号HR
カグリアンの球種は94-98/MAX101mphの速球・スライダー・チェンジアップ。
昨年は先発で左投手1位の平均94.8mphとスピードはトップクラスですが、制球は不安定。
一方、打撃面はパワーは間違いなく大学生No.1で、今季は打撃内容が大きく改善し、20HRは現在全米2位です。
5.ジョシュ・クロダ・グラウアー全試合猛打賞
ジョシュ・クロダ・グラウアー(ラトガース大3年/SS/2B/OF)は攻守に洗練されたスーパーユーティリティープレイヤー。
1年次からレギュラーとして活躍し、昨年は米大学代表候補に選出されました。
そして9週目は18打数12安打、4打点、2盗塁、4試合全て猛打賞と大活躍し、全米1位67安打、5位.444となりました。
グラウアーはコンタクト力が高く、積極的な打撃で二塁打を量産するスタイルで、昨年ケープコッドリーグのプレーオフのMVPを受賞。
身体能力が高くSS/2Bの守備は平均以上で、今季19盗塁とスピードもあります。
ちなみに、父はクロダ・スミさんという名前で、日本と深いルーツがあるかもしれません。
6.MLB公式2024年ドラフトプロスペクトランキング投手・野手成績
●投手
●野手
7.その他
●全米25位アラバマ大1位アーカンソー大に勝ち越し
●ノースカロライナ州立大全米2位クレムソン大に勝ち越し
●どう見てもボーク…
●𝐃𝟏𝐁𝐚𝐬𝐞𝐛𝐚𝐥𝐥 𝐓𝐨𝐩 𝐏𝐥𝐚𝐲𝐬
●NCAA Baseball全米大学ランキング
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