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マンガは映画

日本のマンガは、「紙面で見る映画」と言われています。

故手塚治虫氏の「新宝島」(1947)で、映画の手法が取り入れられ、日本のマンガは「映画フィルムの一コマを切り取った絵で展開させる芸術作品」となりました。

マンガの発明により、日本は「個人」で映画(のような作品)を製作することができるようになったのです。

マンガ家とは、映画の監督・脚本・美術など、全ての役割をやる人。
(もちろんその後、マンガが商業的成功を納めるとともに、アシスタントによる分業も出来ましたが)

戦後、まだ日本にあんまりお金が無かった時期、たった一人でも一本の映像作品を作り、他人に見せることができるようになったマンガ。
これが日本の芸術文化を盛り上げたといっても過言ではありません。

また、最近ではそれが「YouTube動画」として進化しています。

今や、たった一人でも、映像作品の監督・脚本・美術など全ての役割をまかなえるようになったのではないでしょうか。
しかも動画だったら、マンガでは唯一なし得なかった「BGM」という機能すら使えるのです。

とは言え、どんなにヒットした人気アニメや映画でさえ「やっぱり原作マンガが読みたい」と思う人も多い。
マンガの火が消えることはないでしょう。

こんな素晴らしい芸術文化のある国・時代に恵まれことを感謝しつつ、これからも面白い作品を楽しんでいきたいと思います♪

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