【2017年】お母さんの学びメモ「第3回クラス会議宿泊セミナー in 瀬戸」(2)
第3回 クラス会議宿泊セミナー in 瀬戸
2017年7月17日(日)パルティ瀬戸
講師: 赤坂 真二先生
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●問題解決能力のこと
「みんな違って、みんないい」ということを認めるのは、大人になると難しい。
いろんな人がいて、いろんな考えがあるよね~ということは理解できる。
だけど、私はあの人の考えには絶対納得できない…なんて心の中では思ったりする。
それで、自分と同じ考え方とばかり付き合って、違いを排除したりしてしまう。
しかし、現実的には、とにかく前に進むために、いくらいろいろな考え方があったとしても、その中で何かしらの方向性を決めなければならないことがある。
大人の世界は複雑で、どう見たってこれが正しいでしょ!ということが採用されないことだって、よくあることだ。
でも、それは許せん!と意地を張ったところで何も変わらないから、「折り合いをつける」ことが必要だろう。
みんながちょっとずつ譲り合ったり、意見をすり合わせたりしながら、このあたりのところならやれそうだよね、というところで折り合いをつける。
この「折り合いをつける」こと、みんなが「ゆるやかに合意する」ことが、「問題解決能力」なのだろうなと改めて思った。
●チーム学校のこと
やっぱり、先生どうしでも、けっこう温度差があるのね…ということを、今回も感じた。
セミナーで出会う先生方は熱心な人が多いので、職員室の空気のことや温度差のことで不満を持っているというのは、よく聞く話だ。
それは保護者だって同じことで、どうしたって温度差は生じてしまうものだろう。
だけど、高温帯の人と低温帯の人は、敵どうしではない。
「子どもを育てる」という同じ目的を持った仲間のはずだ。
だからお互いを尊重し合えるといいなと思う。
赤坂先生がおっしゃった「やりたいことを、したたかにやればよい」という言葉が、心に残っている。
それは自分のやり方をゴリ押しすることではなくて、相手のことも尊重しながら、いかに自分のやりたいように全体の方向性を向けていくかという戦略を持て、ということだと思う。
学校内でも、学校と保護者や地域の人との間でも、「チーム学校」にきっとなれる。
大人こそ「クラス会議」をもっと活用すればいいよね、と心から思う。
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