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【2017年】お母さんの学びメモ「H29年度 第1回教師力アップセミナー」(1)

H29年度 第1回教師力アップセミナー
2017年5月20日(土) 大口中学校
こんな時どう言い返す? ~指導の優位性を保つための切り返しを考える~
講師: 池田 修 先生
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今年度の第1回目は、京都橘大学の池田修先生のご登壇。

池田先生は大学で教員養成をされている。ご自身の中学校教諭の経験から、現場で必要なスキルを学生が学べるように、様々な工夫をした取り組みをされている。

さらに、落語や料理などいろいろな遊びにも造詣が深く、「センスのよい大人」として憧れの先生だ。

そんな池田先生の「ユーモアで切り返す」のご講演。何度が拝聴しているのだが、今回も楽しみにして出かけた。

参加者のほとんどが初対面だっただろうと思うが、ユーモアあふれる池田先生のお話に何度も笑いが起こり、ペアトークでの実践を多く取り入れられたので、楽しく学び、実感もされたことだろう。


●声


私は、池田先生の「声」がとても好きだ。

今回は残念ながら風邪気味とのことで、本調子ではなかったそうだが、それでも品良くよく通る声は健在だった。

人それぞれ好みはあるだろうが、やはり人に受け入れられやすい「声」というのはあるのではないだろうか。

語りが仕事であるアナウンサーを見ても、だいたい似たような感じで、中にはちょっと変わった音域の人もいるけれど、たいがいは同じような音域だろう。

池田先生の「声」は参加者の皆さんにとっても、心地よく届く声だろうと思っている。

そんな声に惹きつけられて、もっと話が聞きたいな~と思うのかもしれない。(もちろん、講演内容もすばらしいです。念のため・笑)


●距離感


コミュニケーションの基本は、この「距離感」なくしては成り立たないだろう。

池田先生のお話の中でも、いかに「距離感」を見極めるか、「距離感」に応じて対応するか、「距離感」を縮めたり広げたりする駆け引きについてなど、「距離感が大切だよ」という点を強調されていた。

しかし意識していたとしても、自分が感じている「距離感」と、相手(子ども)が感じている「距離感」が違う場合もある。

さらには当人同士が感じている「距離感」と、それを他の人から見た「距離感」だって違うこともある。

そうした違いに気づくためにも、少し引いた目線、俯瞰する目線も必要だなと感じた。


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まったり屋ベティ
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