自己受容日記9日目

　今日は意識がかなり外側を向いていた。だから、元に戻すために、自分だけの静かな時間を大切にした。

嫌な未来ばかりを考えて、とにかく焦っていた。とにかく不安だった。だけど、そんな未来が来ることを望んでいるわけではない。そんなの嫌だ。

嫌な気分になるのは、本来の自分の生き方から外れているからだということを聞いたことがある。嫌な未来を考えたことも、自分の本来の生き方から外れていたのだと思う。所詮それは私の声ではなくて、そして真実でもなくて、エゴが好き勝手私を振り回しているだけなのだろう。

だから、「それじゃあ、どんな現実を望むの？」と自分に話しかけると、「健康で丈夫な歯を持つ私」「常に銀行口座と財布の中に100万円以上入っている私」という回答が返ってきた。

そうするとまた、エゴが「そんなのどうやって実現するんだ」「そんなの無理」と間髪入れずに言ってきた。

だけど、それはエゴの嘘だと冷静に判断できるまでに、私は私の内側へと戻ってきた。だから、健康で丈夫な歯を持つ私はどんな気分か、常に銀行口座と財布の中に100万円以上入っている私歯どんな気分かということを感じようと、自分の感情に意識を向けた。

すると、ほっとした。心が温かくなった。自分の目に映る現実はまだ何も変わっていないが、私は私の感情を信じようと思う。

久々に自分の内側にどっぷり浸かれて嬉しかった。ほっとした。ただいま。これからもまたよろしくね、私。ありがとう。