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石の島「北木島」カメラ片手に歩く

岡山県西南、笠岡諸島のひとつ「北木島(きたぎしま)
瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島のうち、7つの有人島のなかで、
一番面積も大きく人口も多い島です。
石の島とも呼ばれおり、良質な石が採れることで知られています。


そんな北木島へ、11月最後の日に。
カメラ片手にユウキと一緒に行ってきました。


 

北木島へのアクセス


今回の目的は、北木島の観光スポットと
呼ばれる場所をめぐりながらのしまねこちゃん
撮影です。

石切りの渓谷(たに)展望台」は、
北木島の北に位置する金風呂港から徒歩5分。
伏越港(ふしごえこう)からフェリーで向かいます。

※住吉港から出る旅客船は、北木島東側にある大浦港に到着するため
丁場跡などの観光スポットから徒歩1時間ほど離れているため注意。

10時20分発の豊浦港の「大福丸」フェリーに乗り、およそ1時間。


フェリーからの眺めも良き(斜めっとるが…)


まずは展望台へ向かう


「石切りの渓谷展望台」は、平日12時から13時、土日祝日は11時から13時のみ営業。
営業時間が決まっているため、まずは最初に向かいます。

見学代の1000円を受付で支払い、説明および案内をしてもらいます。

https://kitagi.jp/kanko/


受付近くの看板には、某北木出身お笑い芸人さんのお父さんが!



最盛期だった昭和32年には、127カ所の丁場が稼働していたとのこと。
2024年現在では、この展望台の管理も務めている鶴田石材さんの1ヶ所のみ。

20mほどゆるやかな山道を登ると、展望台入口へ到着。


風強めですが、天気は良かった



展望台からの眺望をダイナミックに撮影したけど、ドローンがないと難しそう…

壮大な景観が広がります!


展望台は少し揺れるので、高所恐怖症のひとは注意


上側にある錆石とよばれる石を削り、下にある良質な石を採掘しているそう。
高さは上から水面まではおよそ60mほど。水深は約30mほどあるそう。

石を運ぶため港からは近い



下にある水は、雨水がたまったもの。

昔は「石切り唄」と呼ばれるうたを歌いながら採掘していて、
その貴重な歌も聴かせていただきました。

お昼ご飯は豊浦港近くのケーズラボ

とりあえずお腹が空いたので(このとき12時過ぎ)
カフェも併設する複合施設「K's LABO(ケーズラボ)」へ。


豊浦港の近くにあります


徒歩20分ほどの距離をてくてく歩きます。


到着!!

入口を入るとすぐ左手に食券機。
以前はラーメンを食べたので、今回はカレーを注文しました。


チキン島カレー 900円 ※なくなり次第終了

アツアツのカレー。
バターチキンカレーは、ほどよい辛さと旨み。
食べやすくておいしい。風が冷たく冷えた体が温まりました。

向かいに座るユウキは、お茶漬けのCMみたいにひたすらラーメンをすすっていました(笑)
かなりおいしかったみたい。

施設のスタッフのかたに観光目的とお話すると
「2階からの眺めもいいですよ」と教えていただきました。

ケーズラボ2階のテラスから撮影。鳥さんがたくさん


大福丸も見える

しまねこちゃんを探して


北木石で作られた「メビウスの輪」


そしてお次は、しまねこちゃんを探して海岸線沿いを歩いて金風呂港まで向かうのですが。
前回、前々回と海のそばで何匹か見かけたねこちゃんたちが全然見つからない…。
強風のため、隠れてしまっちゃたのだろうか…。


鳥さんはたくさん見かけたのだが

きっと金風呂港周辺にはいるはず、と言ってもくもくと歩くと…。


船のあるところに、猫はいる(たぶん)

いました、いました。ねこちゃんたち。

やはり風が強かったため、ちょっと風よけできる堤防内をウロウロと。
人に慣れているのか、逃げることなく。


ユウキと猫

猫好きなユウキが近づくと、危険な人間ではないことを察したねこちゃんは
なんとおなかをみせて足元でゴロゴロしちゃいました。
このとき望遠レンズをはめていたので、少し離れて撮影したかったのに
離れても近づいてきちゃうほど。
ゴロゴロ鳴いていたそう。


出会って30秒でこの警戒心のなさ。打ち解けた模様


寒いので石の上でじっとしている
こっちみてる
にゃあ!!
CAT(狙って撮った)

しばらくねこちゃんたちとたわむれて、また観光スポットめぐりへ。

丁場跡は神秘的なスポットばかり



湖上ステージ
丁場跡地の湖上にステージが設置されており、湖上ライブなどで活用されているスポットへ。


ここで歌えたら気持ちよさそう…。
先日は島のカラオケ大会で使われたそう。
お笑いライブとかもよさそうですよね、うんうん。

石の席からステージへ声援をおくる、わたし。

次はここから徒歩5分ほどの場所にある、「北木の桂林」へ。

石切り場の跡地(丁場湖)。
切り立った連なる岩山に、採掘後に溜まった雨水でできた湖が中国の桂林を彷彿させる。湖面には岩山が反射し、風によって湖面がなびくと、景色が多様に変化する独特な雰囲気をもっている。最近ではインスタグラムのスポットとしても人気を集めている。

鶴田石材/北木島観光のご案内より


ちなみにこのとき14時過ぎ。太陽の位置が低く、すこし曇ってしまっため、この水の透明さがカメラにおさめることができませんでした…!
秋冬は早めにこの場所へ行くことをオススメします。


おわりに


もう少し見て周りたかったけど、強風で肌寒く薄着のひともいるので
15時17分豊浦港発の大福丸フェリーで帰りました。

今回、再度思ったことは、島のひとたちはとてもやさしい。
声をかけてくれるし、スポットなども丁寧に教えていただきました。


あたたかくなったら、レンタサイクルで島を走るのも
気持ちよさそう。
またフォトウォークを企画したいなと思います。


帰りのフェリーは夕暮れをみながら

▼同行者の悠貴もnoteを書いてるよ


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まつこ@岡山ライター
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