椎名林檎と小林賢太郎の対談を観て。

 9時起床。

 あはははは。
 ひっさしぶりに、空気が暖かくなる時間まで寝ることができて嬉しい。

 12時からアルバイトなので、時間がなくて、何にもできないんだけど、しょうがないね。朝、ゆっくり寝る方が、今の俺におっては重要なことですよ。
 なので、今朝は、コーヒーを飲んで、日記を書いて、このnoteを書いて、リュウソウジャーを観て、ご飯を食べて、終わり。

 昨日の椎名林檎と小林賢太郎の対談、すごくよかったなあ。
 「自意識のフィルターがないときに生まれた作品は、どれもよかった」
 って話がいちばん印象に残った。

 「印象に残った」に変わる「印象に残った」の表現方法ってないのかな。
 なんか、小学生の感想文っぽい。

 たぶん、もっとしっかりと、心に残った印象を観察して、自分の持てる言葉を尽くして、できるかぎり忠実に書くしかないんだろうな。

 ぼくも文章を書いて(なんて誇れるほどのものではないですが)、あとで読み返したときに、自分の文章だけど「これいいなあ!」って思うものもあるし、反対に「もう、恥ずかしくてヤダ」、「自意識過剰!」って思うものもたくさんある。
 結構、千差万別というか、書いてる途中から気持ちが乗る、乗らないもあるし、昨日はいいものが書けた、今日はダメだったとか、手に取るようにわかる。
 とくに、ここ毎日、noteに書くようになってから、今日で14回目だけど、一日一日細かい別々の文章を書いて、比べられるようになって、特にその事が顕著にわかるようになった。

 長い小説とかだと、その時々自分がどんなことを考えていたかとかは、推敲しているうちに忘れたり、文章のなかに埋没してしまったりして、わからなくなる。
 でも、noteは自分で設定した提出〆切もあるし(午前中)、短い文章に執着して、推敲を重ねようとも思わないから、横一列に並べたときに、それぞれの違いがはっきり見える。

 ついこの前、自意識過剰な文章を書いて、いちばん面白いものにしたかったはずが、いちばんつまらないものになっちゃった経験があって良かったなあ。
 小林賢太郎の言ってることを聞いてて「ああ、そうそう! まさに、ついこの前、ぼく、それになりましたっ!」って思ったもん。

 大江健三郎が「自分の精神状態にジャストミートする本に出会う」って言ってたらしいけど、本に限らず、なんでもそうであるような気がする。

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